風のスティグマ全24話
“炎術師”の一族、神凪家宗主の娘である神凪綾乃は、女子高生としての生活を送りながらも、神剣・炎雷覇を振るい、妖魔を退治する仕事を生業としていた。そんな綾乃のもとに、弟分の神凪煉から、かつて炎雷覇の後継者を巡る戦いで綾乃に敗れ、神凪一族から追放された八神和麻の帰国の知らせがもたらされる。
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綾乃と和麻の4年ぶりの再会は戦いから始まり、和麻の撤退によって幕引きとなった。神凪一族からの刺客をことごとく退け、姿をくらました和麻の捕獲のため、一族最強の術者で和麻の父親、彼を一族から追放した神凪厳馬が動き始める。
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厳馬との死闘、輪切りにされた超高層ホテルの倒壊、謎の風術師による煉の誘拐と、息つく暇もないほどハードな夜は明けて…。和麻は煉を連れ去った犯人の見当をつけるため、宗主の重悟に会いに神凪宗家を訪れた。重悟の口から、襲撃犯の正体は一族に仕える風牙衆であり、煉を古の妖魔復活の「生贄」とする事が語られる。
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煉救出に向かう和麻と綾乃の前に、妖魔の力を宿した風巻流也が立ち塞がる。和麻は綾乃に流也の相手をさせている間に煉を救出するが、古の妖魔は流也を依り代に復活を果たしてしまう。神凪一族の本拠地を目指して暴走する妖魔を止めるため、和麻、綾乃、煉の三人は連携して攻撃を仕掛ける。
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先日の事件解決を祝う神凪家の宴に和麻が招かれる。重悟、綾乃、煉など一族が集まる宴の席に、和麻の接待役として現れたのは大神家の娘である操だった。だが、大神操は宴の最中、袂に隠し持っていた短刀で突如和麻に襲い掛かる。操は、先日の事件で死んだ兄、武哉の仇として和麻の命を狙っていたのだ。
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妖魔スライムによる連続殺人事件が多発。重悟から指示を受けた綾乃は、事件の調査を依頼するため和麻のもとを訪れる。やがて、和麻はスライムを操る術者が操である事を突き止める。操は和麻を倒すため、自らを『天使』と称するミハイル・ハーレイの力を借り、大量の人間の精気を取り込んでいたのだ。
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和麻の不可解な行動に心揺れる綾乃は、操のもとに向かう彼を止める決意をする。世界最強の風術師との対決…。綾乃は勝ち目のない相手に全力で戦いを挑む。一方その頃、狂気にとらわれた操は刺客として現れた大神家の一族を一掃。操の黒い炎の暴発を感じた和麻たちも現場へと駆けつける。
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綾乃の通う聖陵学園に、人魂のような光が飛び交う現象が毎夜発生しているという。学園から人魂退治の依頼を受けて事件解決に乗り出す綾乃。だが、護衛役として和麻が同行する事になり、綾乃はおおいに戸惑うのだった。さらには、どこからか事件を嗅ぎ付けた友人の篠宮由香里と久遠七瀬までが、無理やり参加を表明し…。
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学校からの帰宅途中、煉は微かに聞こえてきた歌声に足を止めた。歌声のする方向を見ると、そこには公園のジャングルジムに佇み、白銀の月光を浴びながら無心に歌う美少女あゆみの姿があった。その美しさに一目で心奪われた煉は、彼女からせがまれるままに一緒に遊ぶ事に。
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「最後に自分の目で綺麗なものが見たい」…その願いを叶えるため、煉はあゆみと海に向かう。道中、煉はあゆみから彼女が石蕗の<大祭>の祭主であり、使命を果たすために石蕗家に戻る事を告げられる。大祭とは、富士山の噴火の気が具現化した魔獣を封印する儀式であり、式の祭主は生贄として命を奉げる必要があるのだ。
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