野球狂の詩全25話

老投手・岩田鉄五郎に見い出された女性投手・水原勇気は、女性はプロ野球選手になれないという野球規約を無視した東京メッツにドラフト一位で指名された。オープン戦に登場する勇気。観客の見守る中、勇気の左アンダースローと根性が感動を呼ぶ。心打たれたコミッショナーも規約に追加条項を加え、女性選手が誕生した。
  • 日本
    1977年
  • 原作者:水島新司/脚本:山崎巌/田村多津夫/馬嶋満/脚本:中西隆三/雪室俊一/構成:岡部英二/音楽:渡辺宙明/中村泰士/キャラクターデザイン:近藤英輔/プロデューサー:渡辺忠美/加藤良雄/監督:小華和ためお/岡部英二/黒川文男/監督:福富博/近藤英輔/吉田しげつぐ/
  • 水原勇気:木之内みどり/信沢三恵子/岩田鉄五郎:西村晃/北山年夫/納谷悟郎/五利一平:雨森雅司/武藤兵吉:今西正男/火浦健:曽我部和行/国立玉一郎:富山敬/日の本盛:山田康雄/
  • 1000k/500k
  • 無料

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勇気の二軍生活が始まった。捕手・武藤は、ドリームボール実現で共に一軍で活躍する日を夢見て勇気をしごく。だが、武藤はカープにトレード。武藤を失った勇気は、果たしてドリームボールを完成できるのか?
  • 日本
    1977年
  • 上記スタッフと同じ
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リリーフとして公式戦に登板した勇気。だが、ピッチャー返し攻撃に遭った彼女は、女性としての恐怖心でボールから逃げてしまう。このままでは勇気の野球生命が断たれる。勇気もメッツも正念場。次の試合でメッツは、勇気を先発で起用するが・・・。
  • 日本
    1977年
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勇気と鉄五郎が二軍落ちしてから、どうしたことかメッツは10連敗。ファームの勇気もすっかりフォームを崩し、苦しんでいた。五利監督は勇気に会いにファームに行く。だが、そこでは鉄五郎が勇気に、投手には御法度のボーリングをさせていた。そして勇気はメッツオーナーからのプロボーラーへの誘いを許諾する。
  • 日本
    1977年
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プロボーラーへの転身を噂されていた勇気は、連日ボーリングの練習に打ち込んでいた。そして最後にはパーフェクトを達成。後はプロテストを受けるだけとなった。一方、15日間の死のロードに出たメッツは散々たる成績で、責任を感じた五利は辞表を手に国分寺球場に行く。だが、そこで五利が見たものは・・・?
  • 日本
    1977年
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閑古鳥が鳴く国分寺球場。そこへドリームボールを完成させた勇気が鉄五郎と共に帰って来た。勇気の登板は無かったが、メッツナインは奮起し、快勝。続いて大洋、ヤクルト相手に6連勝。このメッツに立ち向かう広島の古葉監督は、未だ二軍の武藤を起用する。
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    1977年
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対広島第二戦、3対2と1点リードで迎えた九回表、二死満塁の場面で、またもや武藤が代打で登場。だが、カウント・ツースリーから一球だけのリリーフで勇気が登板。低く来た球がホップし、武藤がジャストミートと思った矢先、球は鉄五郎のミットの中に。
  • 日本
    1977年
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一球のリリーフで各球団を翻弄する勇気・鉄五郎バッテリー。だが、阪神の王島に打たれてしまう。完投を不意にされた先発・ヒノモトは荒れ、マスコミはドリームボールが実在しないと伝える。翌日、メッツナインの不満は爆発。試合後の国分寺球場で勇気はナインの見守る中、国立相手にドリームボールを投げることになる。
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    1977年
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翌日の試合、ブルペンで投げる勇気に観客からヤジが飛ぶ。休養中の五利に代わって、二軍監督の小仏が冴えた采配を振るいメッツは快勝。勇気の出番はなかった。そして迎えた対広島戦。広島は、ひどいアッパースイングで二軍でも使い物にならない武藤を起用。それに対し、小仏は勇気をリリーフに送り出した。
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鉄五郎と五利が一軍に復帰し、勇気の一球だけのリリーフ作戦が再開された。セ・リーグの主力打者は勇気の決め玉のフォークに軒並み三振をくらう。一方、自由契約にされた武藤は各球団に対し、勇気を打ち崩せるのは自分だけだと売り込むが、武藤を相手にする球団はなかった。
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    1977年
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