青空少女隊全7話

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航空自衛隊・第801練習飛行隊は、世界で初めての女性パイロットによるアクロバット・チーム。しかしその実態は、問題児ばかりを集めた自衛隊のお飾りであった。新たに801に赴任した整備隊員・石動三曹は、なんとか彼女たちを一人前のチームにしようと奮闘する。だが、団司令の剣ヶ峰は部隊解散をもくろんでいた。

制作国:日本

制作年:1994年
スタッフ:
原作：清水としみつ（徳間書店刊）／キャラクターデザイン・チーフディレクター：もりやまゆうじ／音楽：長岡成貢／山中紀昌／音響監督：岩浪美和／制作：スタジオファンタジア／カオスプロジェクト／製作：日本ビクター／協力：航空自衛隊／
キャスト:
石動拓也（三曹）：三木眞一郎／羽田みゆき（二曹）：久川　綾／三鷹ありさ（二曹）：折笠　愛／鷺ノ宮さくら（一曹）：井上喜久子／下連雀ようこ（二曹）：野上ゆかな／小西　充（一尉）：若本規夫／剣ヶ峰浩二（一尉）：梅津秀行／

誕生日を明日にひかえて、心ウキウキの石動。その様子を見た三鷹は、石動を食事に誘ってやろうと決心する。ところが、ひとあし先に羽田が石動を誘ったことを知り、言い出せないで戻ってしまう。そんなこととは知らない羽田は、訓練中にデートのプランを相談したりしてのろける始末。思わずかっとした三鷹は…。

部隊存続を賭けた飛行テストを明後日に控え、猛訓練にはげむ801TTS。しかし羽田と三鷹の反目は決定的になり、部隊のチームワークはバラバラ、とてもアクロバット飛行をこなせる状態ではない。そんな時、ある事件のせいで三鷹を欠いたまま飛行テストにのぞむことになり、801TTSは完全に追い詰められてしまう。

正規部隊の発足祝いと日頃の慰労を兼ねて、温泉旅行へと繰り出した801TTS。ところが幹事の鷺ノ宮が予算を競馬につぎこんでしまい、たどりついた旅館はボロボロ。石動だけは、敷地内に展示されている零戦を見て大はしゃぎ。いっぽう、すっかり意気消沈した一行は、気をとりなおして名物の露天風呂に向かうが…！

801TTSが、アメリカ空軍のアクロバットチーム、サンダーバーズと競演することに。ところがサンダーバーズの紅一点・イェーガー中尉と三鷹がさっそくひと悶着。二人の確執がもとで訓練中にトラブルが発生、イェーガーは負傷してしまう。ショー中止の大ピンチに、801TTSの考えた秘策とは…？

入間基地の近くのラーメン屋で、大食い大会が開かれることに。それを知った小西隊長は、部隊全員での参加を決定して、石動を相手に特訓を始めた。呆れていた羽田や三鷹も、石動へのために優勝を心に誓う。いっぽう、鷺ノ宮は全部隊を巻き込んでのトトカルチョを画策。大会はいつしか一大イベントへと発展してしまう。

訓練に励む鷺ノ宮は、女性初の戦闘機操縦課程の試験を受けることに。いっぽう、現801TTS隊長・小西と親友の元加治もファントムのパイロットを夢見て訓練に励んでいた。ふとしたことから仲よくなった三人。いつしか元加治は鷺ノ宮に惹かれていく。だが小西も、以前から鷺ノ宮に密かな想いを抱いていた。

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