BECK全26話
コユキ(本名、田中幸雄)は何の取り得も目標もない中学2年生。その日も、憧れの存在だった石黒泉に水着盗撮犯と誤解された上、町ではヤンキーに絡まれボコられる散々な一日だった。ヘコんだコユキの前にツギハギだらけの奇妙な犬、BECKとその飼い主、ぶっきら棒に英語を話すロン毛の少年、竜介が現れて…。
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(C)ハロルド作石・講談社/2004 BECK製作委員会
アメリカの人気バンド「ダイイング・ブリード」のエディとバンドを組んでいたことがあるという竜介。コユキと泉は、彼のバンドが出演するというライブハウスを訪れた。だが、そこでは竜介ともう1人のギタリスト、栄二がバンドのことを巡って口論の真っ最中。そんな中、ステージで歌う竜介の妹、真帆の姿があった…。
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栄二と別れた竜介は、新たなメンバー探しを始める。彼の代理で真帆と食事をするハメになったコユキは、一緒に竜介の住処へ行くことに。満月を見上げてダイブリの歌を歌うコユキに、真帆は大きく心を動かされる。そんなある日の放課後、コユキは無類のロック好きで元五輪代表水泳強化選手、斎藤という男に出会い…。
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コユキは、竜介から貰ったギターのネックを一瞬の不注意で折ってしまった。思い出のギターを粗末に扱われ、竜介から絶交宣言されたコユキだったが、壊れたギターを見た斎藤に修理が可能だと教えられ、一縷の望みを得るのだった。一方、バンド結成を目指す竜介は、ベーシストの平をスカウトしようとするが…。
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地元の夏祭りで開催される歌謡コンテストでライブ初出演も決まった。一方、バンドに名前が必要だと気付いた竜介だが、彼の考えるバンド名はどれも微妙。結局、千葉の適当な思いつきで「BECK(仮)」に決定する。そして歌謡コンテストの日。心配された雨も上がり、真帆と共に会場へ乗り込むコユキだが…。
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合唱コンクールの陣頭指揮を任されたコユキは、熱意が裏目に出てクラスを仕切る兵藤の反感を買うことに。その上、軽音楽部の部室を訪ねたコユキは、置いてあったギターのジャガーを勝手に触って兵藤グループともみ合いになり、ボディに傷をつけてしまう。実はそれは、学校のケンカ王・北沢力也の私物だったのだ…。
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ジャガーの件で兵藤にパシリ扱いされるコユキ。学校が終わるとギターと水泳の練習、そしてギターの修理代を稼ぐため斎藤の仕事を手伝う毎日が続いていた。一方、BECKもメンバーが揃い、初ライブを迎える。そして修理代も貯まり、直ったギターを楽器店で受け取ったコユキだが、帰路に兵藤と力也に出くわしてしまい…。
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やっと竜介とわだかまりが解けたコユキ。兵藤に頭が上がらないが、真帆とはいい感じだったり、桃子先生に一目ぼれした斎藤の世話を焼いたり、卒業した泉と再会したり、目まぐるしく変わっていく毎日を過ごしていた。ある日、相変わらずクラスでは孤立していたコユキは、ダイブリのMDを手に放送室の前を通りかかって…。
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サクという音楽仲間もできたコユキの学生生活。兵藤たちの嫌がらせで水泳大会の殆どの種目にエントリーさせられるが、斎藤や真帆の応援もあり見事に連中の鼻を明かす。一方、伸びない観客動員と金欠の狭間で停滞気味のBECKでは、ドラムの東郷が脱退した。そんな中、サクがBECKの練習に参加することになり…。
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コユキとサクをサポートメンバーに加えた新生BECKの初ライブは、盛り上がりのないまま終わった。うなだれるコユキだが、竜介の新曲に閃きを感じ、自分に歌わせてくれと申し出る。そして「FACE」と仮に名づけられたその曲を歌う声は、メンバーにコユキが秘めた限りないポテンシャルを確信させるものだった…。
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