辛旽（予告編・動画）

※韓国ドラマをもっと楽しみたい方は
　　［韓ドラここが知りたい！］のページへ >>
即位前の10年間を元で人質として捕らわれの身の暮らしをした恭愍王は王に即位すると高麗を自主的な国に築けあげよ うとする。 恭愍王の後には滅亡していく大帝国の皇族であった魯国公主と賎しい身分の奴隷の息子として生まれたが国 家権力の中心に立ち王の攝政もしていた僧侶の辛旽がいた。彼は僧侶であったが乱世を制圧できるのは慈悲であなく力 であると信じていた。既成の物に対する憎しみと憧れの気持ちを同時に備え民衆を愛した改革的な思想家であった。逆 謀を企んだ妖僧であったという評価と歴史的な大転換期に権力の中心で傾いていく高麗を再建させようとした改革家で あるという極端的な評価を受けている辛旽の生涯と恭愍王、魯国公主の欲望と愛、挑戦、背信などが波乱万丈に拡げられ る。＜辛旽＞に対する歴史的解釈は極端に異なっている。只の妙僧だとも、傾いていく高麗を再建させた巨人だとも言え る。それ故＜辛旽＞に対する解釈は多様であり彼の一生は神話に近い。権力への強い執着と権謀術数、民衆を利用して権力 構造を底からひっくり返そうとした革命的な思想、波乱万丈であるしかなかった王朝の敗亡を担いで左右八方したエネ ルギー、宗教が理想でもありその宗教を利用し権力と民衆を同時に掌握した辛旽の生涯を興味深く描いていく。