ビルトフォーザキル全6話

歯や爪を血で真っ赤に染めた野生動物の姿は、人間から見れば恐ろしいもの。しかし驚くほど精巧にできている彼らの武器を検証していくと、恐ろしさを越えて感心を覚えてしまう。決して繊細な武器とは言えない爪は、何でも一瞬でひったくり、突き刺し、押しつぶすパワーを秘めている。体重454キロのハイイログマの怪力、ネコ科の猛獣の忍び足、猛禽類の曲芸飛行が加わったとき、爪は獲物から命をむしり取り、死をもたらす武器へと変わる。殺戮兵器である爪を持つのは大型の捕食動物だけではない。エルクの子供を引き裂くハイイログマ、獲物を付け狙い、襲い、内臓を食べ尽くすライオン、毒ヘビを水中からつかみ取るワシ・・・、これらの捕食動物たちがなぜ獲物の命を奪うのに爪を使うのか、その理由を探っていくと同時に、この番組では動物世界の小さな生き物、カニやサソリや昆虫たちが爪を使って戦う様子も紹介していく。
  • 日本
  • 再生時間 : 46分
    Windows Media Player
    3000k
  • 210円
    7日間
  • 2009年11月12日 ~

(C)NGCI

捕食動物の餌となる動物は、数多くで群れを作るのが安全だと思っているのだろうか―。しかし狡猾な捕食動物はというと、「集団(数)ごと殺す」という巧みな術を持っている。このエピソードでは、集団で狩りをする動物たちが、ただひたすら集団で獲物を襲って食べる様子や、緻密な戦略の基に大型で強力な獲物を倒す様子などを次々と紹介していく。獰猛なピラニアの群れはシラサギのひなが巣から落ちるのを待ち伏せし、ほんの数分で骨だけに―、イルカやシャチなどは群れで魚やペンギンやアザラシを囲んで襲撃―、モンスズメバチの大群は組織力を使って何万匹ものミツバチをいとも簡単に殺す―。またライオンが集団でゾウを殺す―、というこれまでの常識を覆す行動も目の当たりに・・・。
  • 日本
  • 再生時間 : 46分
    Windows Media Player
    3000k
  • 210円
    7日間
  • 2009年11月12日 ~

(C)NGCI

弱肉強食が日々の掟である野生では、スピードが非常に有益な武器となる。それは例えば、早撃ちであったり、機敏な動きであったり、他に並ぶもののない駿足だったりするのだが、とにかく「速さ」は生存競争を戦え抜く最強の武器だといえる。この番組では、スピードを武器に選んだ凶暴な捕食者たちを紹介していく。また、スピードを逃亡の手段に選んだ動物たちにも焦点を当てる。アフリカのサバンナでは、陸上生物最速のチータが時速約113キロでどこまでも獲物を追いかける―、海中ではクジラやイルカそれにマカジキが少しでも多くの獲物を口に入れようと日々レースに挑戦―、カメレオンやクモ、ヘビなどの小動物でさえすばやい反射運動を使って獲物に不意打ちを食らわし夕食にありつく―。そして最後に、地球上最速の動物であるハヤブサを紹介する。時速約322キロの速さで夕食の狩りをするシーンは圧巻だ。
  • 日本
  • 再生時間 : 47分
    Windows Media Player
    3000k
  • 210円
    7日間
  • 2009年11月12日 ~

(C)NGCI

獲物に巻きつき、襲い掛かり、毒を与え、麻痺させる…、冷静沈着で計算高い殺し屋のヘビ。なんとヘビは、地球上で最も多様性に富んだ生物とされており、地球上のほぼあらゆる場所には2500種ものヘビ科の動物が生息しているとかー。並外れたハンティング能力や策略をもって生餌を捕らえる危険なヘビたちに接近してみよう。
  • 日本
  • 再生時間 : 47分
    Windows Media Player
    3000k
  • 210円
    7日間
  • 2009年11月12日 ~

(C)NGCI

あごはとてもシンプルな道具で、生物の体にある“ちょうつがい”として使われている。しかしこれが、動物の進化の方向を変えてしまった。この番組を見れば、「ジョーズ(あご)」という言葉が「死」を意味するようになったのも頷けるだろう。捕食動物の中でも悪名高い動物たちが、口内に納められたこの脅威の武器を検証する。憐れな魚から命を吸い取るヤツメウナギの原始的なあごや、ハイエナやジャガーの骨を砕く強力なあごを見てみよう。さらに、鳥や昆虫がその変形したあごをどう使うかも併せて紹介。そしてもちろん、あごがテーマの番組の締めにふさわしいホホジロザメの巨大なあごも、詳細に観察していく。
  • 日本
  • 再生時間 : 47分
    Windows Media Player
    3000k
  • 210円
    7日間
  • 2009年11月12日 ~

(C)NGCI

海の最も恐るべき肉食魚であるシャークの、大きなアゴの餌食になってしまう攻撃パターンを探っていく。サメはその鋭敏な聴覚で数キロメートル先の音を探知することができ、サメから必死で逃げようとする魚たちの、短時間の不規則な低周波数も敏感に捉えることが可能。さらに何がきっかけでサメが狂乱索餌を始めるのかも明らかにしてみよう。そして嗅覚、聴覚、視覚、ずらりと並んだ歯と力強いアゴの特徴について詳しく紹介する。
  • 日本
  • 再生時間 : 47分
    Windows Media Player
    3000k
  • 210円
    7日間
  • 2009年11月12日 ~

(C)NGCI