遊びのチカラ

厳しい環境で生きる多くの動物たちが、かなりの時間を“遊び”に費やしているのはなぜか?“遊び”は“生き残り”とどう関係があるのか?この番組『遊びのチカラ』では、“遊び”という楽しくかつ重要な行動の真髄に迫る。哺乳類に幅広く見られる遊びは、単なるお楽しみにとどまらない真剣な行動である。オオカミやイヌはじゃれ合いながら、狩猟や戦いのスキルを身に付けていく。ヘラジカやシカは追いかけっこをしながら、肉食動物から逃げる術を学ぶ。人間の子供たちは遊びを通じて協力や信頼を学んでいくのだ。ある動物園では1頭のメスのホッキョクグマが他のクマとの交流を拒み、繁殖能力が懸念された。そこで別のクマが根気強く仕掛けた遊びによって頑なだったメスの心がほぐれていく。またある水族館では外見をカモフラージュした飼育員が親のいないラッコと遊びながら、生きていくうえで不可欠なスキルを覚えさせる。この番組では、どのようにして遊びが発達したのか、なぜ一部の動物は成長してもふざけ合うのか、遊びがないとどうなるのか、などの疑問に答えていく。
  • 吹き替え
  • 再生時間 : 46分
    Windows Media Player
    3000k
  • 210円
    7日間
  • 2010年01月12日 ~

(C)NGCI