学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD全11話
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大気圏上層で核弾頭が爆発。電磁パルスにより集積回路がダウン、電子機器が不能となった。高城邸に雪崩れ込む<奴ら>。応戦する孝たちだが、この状態での消耗戦は不利と判断する。ハンヴィーを駆って高城邸脱出を決意する孝、麗、冴子、沙耶、コータ、静香、そしてありす。この先、彼らには何が待ち受けているのか…。
(c)佐藤大輔・佐藤ショウジ/富士見書房/H.O.T.D.製作委員会
現実から目を背け、状況を受け止めきれない大人たちと、数々の修羅場をくぐり抜けてきた孝たちの間には埋めることのできない決定的な溝ができていた。リーダーとしての自覚に目覚めていく孝。一方、<奴ら>のパンデミックは世界同時多発的に広がっていた。コントロールを失った世界の大国から核ミサイルの閃光が走る!
(c)佐藤大輔・佐藤ショウジ/富士見書房/H.O.T.D.製作委員会
沙耶の家に到着した一行。高城家のまわりでも更に増え続ける<奴ら>。絶望的な状況、そして大人たちの集団の中で、そこに飲み込まれるか否かが必要だと説く沙耶。屋敷の大人たちから詰問を受けたコータは沙耶の父、壮一郎の前で力強く「沙耶を守りぬく!」と誓う。
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別ルートから沙耶の家を目指すことになった孝と冴子。日没により神社での一泊を余儀なくされた二人だが、そこで孝は冴子の心の闇を知る。迫りくる<奴ら>。まるで狂気の表情すら浮かべ次々と討ち取っていく冴子。孝は冴子の全てを受け入れると叫ぶ…。
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警察の配備が薄い御別川上流に着岸した孝たちは武装を整え沙耶の自宅を目指すことに。堅牢なハンヴィーを駆って進むが、住宅街においても圧倒的多数の<奴ら>に押し込まれてしまう。仲間のピンチに沙耶までが武器を持ち<奴ら>へ立ち向かう。消耗戦となり、やがて弾丸も尽き、覚悟を決めたその時…。
(c)佐藤大輔・佐藤ショウジ/富士見書房/H.O.T.D.製作委員会
静香の友人リカのメゾネットでのつかの間の休息。孝たちは<奴ら>で溢れかえったこの街では「全ての命あるものを救う力などない」と悟る。<奴ら>だけでなく極限下での理性を無くした人間同士の醜い争い…今しも少女が<奴ら>の手に落ちようとしたその時、コータの銃が火を噴く!
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静香の友人の家で束の間の休息をとる孝たち。入浴中の麗、冴子、沙耶、静香たちをよそに友人宅から武器を入手した孝とコータ。銃器に深い知識を持つコータへ頼もしさと畏敬の念すら覚える孝。一方、市街地では橋の警備に当たる警察も混乱を極めていた。指揮系統がダウンした警察は“治安維持”のためにある判断を下す…。
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渋滞で遅々としてすすまないバスの中で、現在の状況を的確に分析する沙耶。一方、沙耶たちとの合流を急ぐ孝たちだが同じ生存者からの襲撃、当局による交通規制など、市街地のモラルも機能も麻痺をしていた。そんな中、鬱屈としたムードのバス内では教師の紫藤を中心に不穏な勢力が出来上がりつつあった…。
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マイクロバスで脱出した静香たちは幹線道路の渋滞で身動きが取れなくなってしまう。沙耶は途中、別れてしまった孝たちの身を案じていた。一方、孝と麗はバイクで警察署を目指すが無人と化した街には無残な日常の残骸。大破しているパトカーから武器を入手した後、二人は給油のためガソリンスタンドへ立ち寄るのだが…。
(c)佐藤大輔・佐藤ショウジ/富士見書房/H.O.T.D.製作委員会
たった数時間で世界が変わってしまったことに驚きを隠せない孝たち。生き残りの者の中には古武術の心得もある毒島冴子の姿も。冴子はチームを組むことが大切だと説く。孝たちは校医の鞠川静香が運転するマイクロバスで学園からの脱出を試みようとする。しかし校門の前には、いつの間にか増え続けていた<奴ら>の姿が…。
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