どろろ全26話
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多宝丸の指揮する軍の奇襲を受け、助六の両親は殺され、村は焼かれた。助六もどろろも仲間たちと共に連行され、ばんもんに磔にされてしまう。どろろは危ういところを百鬼丸に助けられた。多宝丸は敵方を救う百鬼丸を見て斬り捨てようとするが、逆に百鬼丸の剣によって斬り捨てられてしまう…。
(C)手塚プロ/虫プロ
百鬼丸に去られ、またしても天涯孤独の身になってしまったとどろろ。そんなどろろの前に1人の女性が現れる。どろろの母にそっくりなその女性に優しく慰めれ、どろろは女性について行く。どろろは懐かしい母の面影を見て、女性になつき甘えるが、この女性、実は山中の滝に巣くう妖怪、白面不動の手下なのだった…。
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白面不動は手下の女性に、どろろの顔を要求した。どろろを滝壺に落とせ、と。だが自分を母のように慕っているどろろが可愛くなり、女性は不動の命令に従えない。どろろと白面不動から逃げる女性だが、不動に操られた山犬の群に襲われ、その牙により身体を切り裂かれてしまう。そして、どろろにも野犬の群が襲いかかる…。
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どろろは、山門の仁王像に踏みつけられて動きを封じられていた天の邪鬼を自由にしてしまう。天の邪鬼は大喜びで村へと飛び込んで行き、悪戯のしほうだいで村中を大騒ぎに巻き込んでしまう。止めようとしたどろろは逆に天の邪鬼の仲間だと思われ、村人に追われてしまうが…。
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どろろと百鬼丸は暴れ牛を軽々と頭上に持ち上げて制止する怪力の侍、俵五呂兵衛と知り合い、3人で旅することになる。五呂兵衛は妖怪も死霊も信じないと豪語する男だったが、百鬼丸と共にいる限り、死霊が向こうからよってくることになり…。
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愛馬みどろの優秀な働きで侍大将に手が届きそうな時野景行は、すべての武功が愛馬のおかげとは思わず、慢心していた。そしてみどろの動きが鈍いのは子馬が付いて回るせいだと言って、みどろから子馬を奪い、売り飛ばしてしまう。その子馬を買ったのがどろろと百鬼丸だった…。
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食い意地の張った村長に妖怪どんぶりばらが取り憑いた。村長に腹が膨れて破裂するほど穀物を食べさせては、へそから体内に入って養分を吸い取ってしまう。それがどんぶりばらだった。だから食べても食べてもお腹がいっぱいにならない村長は、村中の穀物を平らげようとする。そんな村にどろろと百鬼丸が通りかかる…。
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漁村にさしかかったどろろと百鬼丸。どろろは岩に突き刺さった銛を面白半分に抜いてしまう。しかし、その銛はビラビラと呼ばれる白骨化したエイの妖怪を封じていたものだった! 地中から海へと逃れたビラビラを追って、百鬼丸は海へと飛び込む。しかし格闘の末、百鬼丸の姿が消えてしまう…。
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子犬を道連れにして峠へとさしかかったどろろと百鬼丸に突如、妖犬が襲いかかる。妖犬は雷を操り、落雷に吹っ飛ばされてどろろは失神、百鬼丸は谷底へ落ちてしまう。川下の村で救われた百鬼丸は、その村が闘犬の盛んな村だと知る。その残酷なまでの犬の調教を見て、百鬼丸は峠の妖犬の正体を見抜くのだった…。
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その地蔵は子守を求めていた。自分のお守りをしてくれなければ村を荒らすと、村人たちを脅していた。しかも子守を差し向けると、その子守は食い殺されてしまう。村人は仕方なく何も知らない旅人を好条件で子守に雇っていた。そうとは知らないどろろは子守募集の立て札を見て、喜んで子守を買って出る…。
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