モンキーターン全25話
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いよいよSG全日本選手権の優勝戦。洞口スペシャルの強さばかりが目立つ今節だが、しかし手ごわいのは洞口だけじゃない。榎木、犬飼、それに鮎川、江上が優勝戦の顔ぶれだ。しかし臆することなく、渾身のスタートで1マークをマクリに行く憲二。果たして憲二はダービーを制して日本一のレーサーになることができるのか?
(C)河合克敏・小学館/モンキーターンプロジェクト
全日本選手権、予選最終日のレースを1着で終えた憲二は準優にコマを進めた。レース後に控え室でレース直前にもかかわらず犬飼が寝ている姿を見た憲二。そして第6レース、犬飼は1着で準優出をものにする。その夜、宿舎のサウナで居合わせた犬飼から「明日はお前に絶対負けん!」と言われて当惑する憲二だったが…。
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憲二にとって2度目のダービーが始まった。しかし、洞口スペシャルに勝つため急激な減量をしたために体調不良になり、まともなレースができなかった。そんな憲二に浜岡が和久井に指導してもらえと忠告する。徐々に集中力が戻ってくる憲二だが、前半の成績がたたって、準優に進むには残る予選で1着を獲るしかなくなり…。
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同期の河野が夏以降、調子を落としているということを小林瑞木から聞いた青島。それは河野が洞口スペシャルを見た時期からだ。青島から、何かアドバイスをとお願いされた洞口は、河野のもとへと向かう。そして、洞口スペシャルは今の河野にはコピーできないと伝えるのだった。その話の内容を知った青島はガク然として…。
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たまには休みも必要だ、と古池のペラ小屋から追い返されてしまった憲二。しかし帰ってきても澄はありさと出かけて留守。仕方なくブラブラしていた憲二は目の前に道を聞いている女の子を発見。ナンパ顔の憲二が声をかけると、それは青島優子だった。ひとまず憲二の実家に行くが、興味津々の家族に呆れて外に行くことに…。
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憲二が出場するSGグランドチャンピオン競走の裏で開催されている一般戦に洞口と青島は出場していた。洞口スペシャル(ペラ)を見せてもらった青島は、その特異な形に驚く。河野の家に寄ってから帰郷する洞口と青島。電車の中で競艇に対する考え方について青島に諭された洞口は、彼女に対する自分の気持ちを告白して…。
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父、洞口武雄と手を組むことにした雄大。そして、武雄が連れて行ったのは流体力学の教授のもとだった。武雄は、この教授からプロペラのアイディアをもらっていたのだ。そして新ペラの実戦テストに選んだG1、徳山モーターボート大賞。憲二は絶好調で1着ラッシュ、対する雄大は不調のゴンロク続きの予選だったが…。
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憲二の初出場ダービーは、優出したものの結局6着で終わった。一方、洞口は次のレースに備えビデオを見ていたが、ダービーでの憲二のタッチスタートがフラッシュバックして脳裏を離れない。そこに父の武雄が訪ねてきて、今のままでは波多野には勝てない、勝つためにはオレと組めと言う。しかし雄大は、それを断り…。
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準優戦を前にペラ小屋に行った憲二は艇王、榎木と出会う。驚いて思わず敬礼してしまう憲二。そのことがまわりに笑いを起こした。そんなきっかけもあり、憲二はダメもとで榎木にペラを見せてもらえないかと頼んだ。すると榎木は「今日の準優に勝ち残って優出したら見せてやろう。無理かな?」と返してきて…。
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古池の準優出の可能性がなくなり、落胆していた憲二だが、「お前だって勝負駆けだろ!」と浜岡に気合いを入れられる。そう次のレースで1着を取れば準優勝戦に出られる可能性が憲二にはあったのだ。レースが始まり、トップスタートを切った憲二が1マークに飛び込んでゆく。そこにインコースから洞口武雄が伸びてきた…。
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