始皇帝烈伝 ファーストエンペラー全33話

紀元前251年、秦国では53歳の安国君[あんこくくん]が即位した。王后の華陽[かよう]夫人には男子がなく、代わりに太子として選ばれたのは、趙国で人質にされていた王子・異人[いじん]。異人は趙国で大商人の呂不韋[りょふい]に助けられ、彼の口添えで華陽夫人の養子になっていたのだ。さらに異人は呂不韋の愛人である趙姫[ちょうき]を譲り受け、男児・趙政[ちょうせい]をもうけていた。だが、これこそが、呂不韋の人生を賭けた壮大なる野望の第一歩だったのである。間もなく安国君が崩御し、異人が即位すると、呂不韋は趙国から趙姫母子を帰国させる。一方華陽夫人は、異人の寵を受ける姪の楚姫[そき]が産んだ王子・成キョウ[せいきょう]を太子にせんがため、趙姫と趙政の命を狙う。秦の権力を賭けた華陽夫人と呂不韋の戦いが幕を開けた。
  • 中国
  • 監督:閻建鋼
  • 贏政(始皇帝)―張豊毅、「レッドクリフ:曹操役」「始皇帝暗殺」、趙姫―宋佳、呂不韋―高明、華陽夫人―宋春麗、趙高―趙亮、黎姜―何琳、阿若―範冰冰、他
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異人[いじん]は、呂不韋[りょふい]から趙姫[ちょうき]母子に刺客を放ったのは華陽[かよう]夫人だと聞かされ逆上し華陽宮へ駆けつける。ところが華陽夫人はビ霊[びれい]と口裏を合わせ呂不韋に責任を押し付けてしまう。異人は華陽夫人に対し趙姫母子の入宮を何度も懇願するが許されなかった。趙政[ちょうせい]は自力でその局面を打開しようと宮殿に乗り込み、居並ぶ文武百官の前で跪き、先王の名を呼び孝道を尽くさせて欲しいと叫び続けた。その姿に感動した大臣たちと、機に乗じようとする呂不韋の強い進言に華陽夫人は折れた。ついに王族に迎えられた趙政は名を贏政[えいせい]と改め、母とともに入宮を果たす。呂不韋は政の師となり帝王学の教育を開始する。異人は華陽夫人の指示に逆らえず楚姫[そき]を王后に立てる。
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呂不韋[りょふい]は巧みな策略で次第に勢力を増していた。それを疎ましく感じた華陽[かよう]夫人は、呂不韋を亡き者にしようとビ霊と結託する。そして六国連合軍の秦侵攻に乗じ、軍事に不案内な呂不韋を指揮官として出征させる。ところが呂不韋は連合軍を破った上、東周を滅ぼすと天子の象徴である九鼎を持ち帰ったのだ。その功績により呂不韋は文信候[ぶんしんこう]に封ぜられる。ほどなく呂不韋は李斯[りし]を政の師に迎え入れる。異人[いじん]が政[せい]を太子とする詔を起草していると華陽夫人が現われ、政は呂不韋と趙姫[ちょうき]の子であると告げる。病で息も絶え絶えの異人は成キョウ[せいきょう]を太子に立てることを決めるが、そこに兵を率いた呂不韋が乗り込み華陽夫人を追い出すと、政を太子に立てよと異人に迫る。
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異人[いじん]が死去し、政[せい]は13歳の若さで秦の王となった。秦の政治は、趙姫[ちょうき]と呂不韋[りょふい]の合議で進められていた。政は自分が成人になっているのに元服が済んでおらず、政治の決定権がないことが不満だった。韓から使者が来て、秦の関中の干ばつを解決する方法を持ってくる。それは7年間の長期工事をして、田畑に用水路をひくという大掛かりな計画だった。政は韓国の鄭国[ていこく]に工事を任そうとするが、家臣たちから熟慮を求められる。その話を聞いた呂不韋は、政がようやく王の気質を身につけたことを喜び、工事に賛成する。しかし、政は呂不韋の意見を入れず、家臣たちの意見を入れ、工事に反対すると意見を変えた。だが翌日、鄭国が帰国準備をしている話を聞くと、政はまた前日の意見を撤回し、すぐに鄭国を引き止めて、工事に着手するよう命令する。
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政[せい]は趙姫[ちょうき]と呂不韋[りょふい]の関係を知ってしまう。心中穏やかでない政だったが、その事実が外部にもれないようにと、趙姫の宦官や侍女を全員処刑してしまう。趙姫は呂不韋が冷たいことをなじるが、呂不韋はこれ以上関係を続ける事はできないと拒否する。邯鄲時代の趙姫を知るロウアイが呂不韋の食客になる。ロウアイはお礼にと、宦官になって趙姫のお世話をすると言い出した。すると呂不韋は、趙姫の夜の相手をさせるために、ロウアイを偽の宦官として入宮させる。華陽[かよう]夫人は成人になった政の妃選びを提案する。趙姫も同意して、楚や韓など六国に向けて、妃となる姫を差し出すよう国書を送る。呂不韋はこれが華陽夫人の権力拡大の工作だと考え、対策を考え始めるが、すでに華陽夫人の祖国である楚から、阿若[あるお]姫が到着する。
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妃選びを控え、宮中では楚の阿若[あるお]姫を推す華陽[かよう]夫人と趙の敏代[みんだい]姫を推す呂不韋[りょふい]の策略が錯綜していた。華陽夫人は事前に阿若と政[せい]を会わせようと企むが、その日、政は外出してしまう。外出先で政は水遊びに興じる娘たちを見かけ近づいていく。驚いた娘たちは逃げ出すが一人残った娘が大胆にも政に名を尋ねた。臣下に呼ばれた政が戻ろうとした時、娘が「趙政(ちょうせい)」と叫んだ。幼なじみの黎姜[れいきょう]だった。黎姜は敏代姫の侍女として秦に来ていたのだ。お妃選びの席で政は黎姜を妃にすると主張する。当然、趙姫[ちょうき]と呂不韋の猛反対に遭い、全てが意のままにならない苛立ちに怒り、政は宮殿を後にする。その後、呂不韋は黎姜を呼び出し「王に諦めさせろ」と迫る。
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黎姜[れいきょう]を娶ると言い張る政[せい]に対し、黎姜はもう昔とは立場が違うからと敏代[みんだい]姫を王妃にするよう説得する。政は怒り黎姜を追い出す。呂不韋[りょふい]は政に敏代姫を娶り趙の民心を掴むことこそが天下統一への第一歩だと説く。呂不韋と李斯[りし]の再三の進言が功を奏し政はついに国のために敏代姫を娶ることを決める。黎姜は敏代の制止をふりきり一人趙に戻った。新婚初夜、政の気持ちを悟り敏代は黎姜を連れ戻すよう勧める。思いやりのある敏代に政は好感を持ち始めた。王妃が決まった後も華陽[かよう]夫人は阿若[あるお]を傍においていた。ある日狩りに出た政は偶然阿若と会い、その美貌に惹かれる。自分にはそっけない阿若が成キョウ[せいきょう]と親しげに振舞う様子を見て政は嫉妬心を抱く。
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政[せい]は華陽宮に阿若[あるお]姫を訪ねるが、姫に冷たくあしらわれる。呂不韋[りょふい]と太后の二人は、華陽[かよう]夫人は阿若姫を使って、政に取り入ろうとしているので、不用意な行動を慎むよう戒めるが、政は聞こうとしない。魏と韓が三川郡を奪うために出兵してくる。手柄を立てたい成キョウ[せいきょう]は指揮官を志願するが、この程度の戦に、王子が出て行く事はないと武将たちからとりなされ、結局蒙ゴウ[もうごう]と蒙恬[もうてん]が出陣することになる。この決断に成キョウは不満を持ち、「私が手柄を立てるのが怖いのだろう」と政を非難する。呂不韋は政に、趙を味方につけることが魏と韓へに勝利する道だと説く。そしてそのためには、趙国から来た敏代[みんだい]王妃を利用することだと進言する。政が敏代王妃に会いに行くと、王妃は黎姜[れいきょう]を連れ戻すよう進言する。王妃の誠意に感激した政は、王妃に趙の出兵を頼むことをやめる。
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華陽[かよう]夫人とビレイは成キョウ[せいきょう]王子を元帥として出陣させ、兵権を奪うことを画策するが、心配なのは呂不韋[りょふい]がどう出るかだった。一方、呂不韋は成キョウの出兵に反対だったが、李斯[りし]の意見を聞いて考えを変える。そして朝議の場で成キョウの出陣を決定し、政[せい]の怒りを買う。成キョウが出兵する時、政は凱旋帰国したら、阿若と結婚させると約束する。成キョウはそれを信じ、大いに喜ぶ。成キョウは初陣で勝利し、意気盛んになり、樊於期[はんおき]将軍の意見を無視して、敵軍を追撃する。しかし、敵軍が待ち伏せしていたため、多くの兵が死に、大きな打撃を受ける。しばらくは進軍せず、食糧が届くのを待つことにしたが、すべて見抜いていた呂不韋は、食糧輸送を襲撃し、食糧を略奪した。
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ビ霊[びれい]は成キョウ[せいきょう]に、政[せい]は贏[えい]氏ではなく呂不韋[りょふい]の子で、本来ならお前が王位を継ぐべきだと告げ、咸陽攻めをけしかける。成キョウは驚愕するが王位を奪還すべく樊於期[はんおき]を咸陽に送る。樊於期は大臣らに協力を求め、更には趙王にも成キョウ援護を要請する。成キョウの謀反を察知した呂不韋は政に元服を促し、政権の返上を約束する。ほどなく敏代[みんだい]の妊娠が発覚し政は大喜びする。ついに成キョウは政征伐の檄文を発し咸陽に兵を向ける。檄文に記された政の出生に国中が浮き足立った。かつて呂不韋と母の密通を目撃した政は激怒し、母に父親は誰だと詰め寄る。政の剣幕に圧倒され趙姫[ちょうき]は涙ながらに「父親は先王だ」と告げる。すると政は天を仰ぎ我こそが秦王だと高らかに宣言した。
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