ダンタリアンの書架全10話
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ヒューイは公園でダラリオとクリスタベルに壊れたヴァイオリンを直してもらった。そして彼女の美しい演奏に聞き惚れるダリアンとヒューイ。その後、古書店でクリスタベルのパンフレットを見つけた2人は、彼女が難解で神がかり的な力を持つ“幻曲”ともいうべきヴァイオリンソナタを弾くリサイタルを開くことを知り…。
(C)2011 三雲岳斗・Gユウスケ・角川書店/ダンタリアンの書架製作委員会
破翼蟲(バジム)という怪物に対して効果のあるという毒草、ヤカツを密かに採取している呪術師見習いのアイラと出会ったダリアンとヒューイ。だが、ダリアンはヤカツが効かないと断言し、本を探して立ち去ってしまう。その翌日、アイラは想いを寄せる見習い商人のティートに会うため、ヤカツを手に町へ向かうが…。
(C)2011 三雲岳斗・Gユウスケ・角川書店/ダンタリアンの書架製作委員会
「等価の書」ヒューイの家を訪ねてきたカミラは、ダリアンが古いオークションのカタログに見入っていることに気づいた。ダリアンの欲しがるものを察知したカミラは…。「連理の書」またアルマンが助けを求めてきた。アルマンは持っていると運命の相手に巡り会える幻書のおかげで恋人ができたらしいのだが…?
(C)2011 三雲岳斗・Gユウスケ・角川書店/ダンタリアンの書架製作委員会
大人気の揚げパンを求め、カフェの行列に並ぶヒューイとダリアン。やっとのことで揚げパンを受け取った矢先に、カフェ内に逃げ込んできた女性に巻き込まれ、無残にも揚げパンは地面へ…。嘆くダリアンだったが、その逃亡者の家出人こそが、香水で有名なフェメニアス社の社長令嬢であり、主席研究員のフィオナだと知り…。
(C)2011 三雲岳斗・Gユウスケ・角川書店/ダンタリアンの書架製作委員会
ある湖畔の町に、人捜しにやってきたという2人組が現れた。ベルトと鎖で全身の動きを制約する、白の拘束衣に身を包む少女フラン。そして、フランと大きな杖をサイドカーに載せ旅をする“焚書官”ハル。警察官のメイベルの自宅に招かれたハルは、この付近で発生しているという大量の失踪者について尋ねるのだが…?
(C)2011 三雲岳斗・Gユウスケ・角川書店/ダンタリアンの書架製作委員会
ヒューイを元上司と慕う財閥の御曹司であるアルマンが幻書を譲って欲しいと駆け込んできた。高級娼婦のヴィオラに求婚したところ、ある幻書を求められたというのだ。早速、ダリアンとヒューイはヴィオラに会いに行くことに。実はヴィオラは、アルマン以外の4人の求婚者にも別々の幻書を持ってくるよう、要求していて…。
(C)2011 三雲岳斗・Gユウスケ・角川書店/ダンタリアンの書架製作委員会
ダリアンが夢中で読んでいる本の作者が、最終巻を書く前に暴漢に襲われて亡くなったという。ヒューイの亡き祖父宛に届いた、その作者本人から手紙が助けを求める内容にだったため、現地へと向かう2人。その屋敷で出迎えたのは作者であるレンツの妻だという女性。ところがレンツの妻も既に亡くなっているはずだった…。
(C)2011 三雲岳斗・Gユウスケ・角川書店/ダンタリアンの書架製作委員会
「叡智の書」ヒューイの幼馴染であるカミラの別荘に赴いたヒューイとダリアン。カミラが言うには、近くの私塾で生徒たちの知能を上げる幻書があるらしく…。「月下美人」ヒューイの屋敷に押し込み強盗が入り、縛りつけられるヒューイとダリアン。強盗たちが望むのは「夜の女王」という価値のある本だというが…。
(C)2011 三雲岳斗・Gユウスケ・角川書店/ダンタリアンの書架製作委員会
ヒューイは亡き祖父宛に送られた蔵書の鑑定を依頼する手紙を受け取り、その差出人であるエステラの家へと向かう。時計塔のある豪奢な屋敷に1人住むエステラを不審に思うヒューイとダリアン。2人は、屋敷を訪れてきたエステラの従兄から、彼女にまつわる奇妙な呪いを聞く。それは『呪われた本』が原因だというが…?!
(C)2011 三雲岳斗・Gユウスケ・角川書店/ダンタリアンの書架製作委員会
前世紀初頭。古今東西の珍しい書籍をあさる蒐集家の祖父を持つヒューイは、その祖父の死により、古ぼけた屋敷とそこに納められた蔵書の全てを引き継いだ。「書架を引き継げ」という祖父からの遺言を確かめるべく屋敷を訪れたヒューイは、うず高く本の積まれた地下室で、漆黒のドレスに身を包んだ美しい少女と出会う…。
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