キャプテン全26話
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事実上の日本一が決まる大試合にナインは平常心を失い、前半から６点を奪われてしまった！なんとか落ち着きを取り戻したが、青葉の守備は堅い。そんな中谷口が始めた投球練習に青葉は動揺、ペースが乱れ始めた！３点を返し勢いに乗ったその時、谷口が右手指を負傷してしまう！
(C)ちばあきお・エイケン
谷口は爪を剥がしただけでなく骨折もしていた！気迫でプレーを続ける谷口に感化された墨谷ナインは９回表の攻撃で見事逆転に成功する！満身創痍の墨谷に対し青葉は、投手イガラシを連続ファールで疲労させる作戦に出た。イガラシは力尽き潰され、負傷した谷口がマウンドに!!
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試合後、医師より谷口に告げられた診断結果、それは負傷した指で二度と野球が出来ないという残酷なものであった。しかし落胆する彼には次期キャプテンを誰にするかという最後の大仕事が残っていた。壮行試合では有力候補イガラシがチームの反感を買い、丸井のフォローが続く…
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新キャプテンとなった丸井は谷口卒業後も彼を崇拝し、主体性がない。だがイガラシの提案で新入部員から即戦力となるレギュラー候補をテストする事に。近藤は投手としての実力は高く期待がかかるが守備練習は嫌がる問題児、近藤を巡って意見が割れるイガラシと丸井だが…。
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春の選抜に出場した墨谷二中。丸井は近藤を試合慣れさせる為にライト守備に布陣する。墨谷は初回から2点を先制したが港南はそれ以降の得点を許さなかった！その後近藤のエラーで同点、８回から投手となった近藤だったが、やはり守備でミスを連発してしまう…
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一回戦敗退の責任を近藤に押し付けた丸井は部員から非難を浴びキャプテンから降ろされてしまう。しかし丸井は一人反省し、36校を相手に練習試合の交渉をしていたのだった。その行動で再びキャプテンとなった丸井は、夏の大会で日本一となる目標に向けて合宿の準備を進める！
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連続36試合の強行スケジュールが始まった！墨谷は春の選抜で準優勝した川下中相手に、途中ピンチを迎えたものの見事撃破！その後も合宿の成果を十分に発揮し一日３校との試合という過酷な日程にも関わらず強豪校達を相手に次々と勝利を収め、ついに36校全勝を達成する。
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全国大会に向け地区予選が始まった!イガラシは初戦の江東中に対して手の内を見せない野球で試合をすることを提案する。そんなプレーにも関わらず墨谷は大差でコールドでの勝利を飾る。青葉学院の監督は墨谷の底力を認識し、墨谷か青葉が今大会で優勝するだろうと確信する。
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いよいよ青葉との決勝当日。丸井はナインの緊張をほぐすように心がける。近藤のおかげでリラックスして試合に臨むが初回2点を奪われる。だがその裏で墨谷も４点を奪い返す！お互いに一進一退を繰り返す激しい攻防が続くが、遂に９回、近藤が逆転ホームランを打たれてしまう！
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9回裏、近藤の肩はすでに限界を超えていた。代わったイガラシも風前の灯！青葉学院エース佐野も倒れ試合はなんと延長18回へと突入！墨谷ナインは疲弊しきって、立っているのもやっとの状態。だが丸井が執念で出塁、続く満身創痍のイガラシも渾身の力でホームランを放つ！
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