チャン・ヒョク「推奴 チュノ」第1話、見どころは“板チョコ腹筋”が繰り出すアクション!【ネタバレ・見どころ・豆知識】

2011年02月14日01時47分ドラマ

「推奴 チュノ」」のあらすじも評判も知らず、ただ韓ドラでチャン・ヒョク、または、オ・ジホ、はたまたイ・ダヘ見たさにレンタルショップで借りてきた方は、思わずビデオのパッケージを見直すかもしれない。「これが韓ドラ?」オープニングの砂塵の中から登場してきたのは、まるで「夕日のガンマン」のようないでたちで、「荒野の七人」には人数が足りない3人だった…。
本作は、2026年10月1日からBSテレ東で全30話リピート放送される。以下、2011年2月14日からBSテレ東(旧称:BSジャパン)で放送時に紹介した記事をリライトしています。但し、全24話版。



チャン・ヒョク主演のアクション韓国ドラマ「推奴 チュノ」は、朝鮮時代中期が舞台の、自由と正しい生活を渇望する奴婢とその奴婢を追う奴婢ハンターの話を描く、201年KBSで放送されたアクション時代劇。

なんとも韓ドラらしくないオープニングで始まる第1話は、メインキャストの紹介を中心に物語が展開する。当時、全24話と歴史ドラマにしては短編の作品は、いかに登場人物のプロフィールをうまく、手際よく紹介するかで、視聴者の第2回目への視聴意欲につながる。本作はそれがとてもうまくできている。特に、主人公のテギル、テハ、オンニョンの3人については、回想シーンをうまく使って、第1話だけでおぼろげながらそれぞれの過去が見えてくる。

荒野の三人は、テギル、チェ将軍、ワンソンという名の推奴師。3人は役人から依頼を受けて逃げた奴婢を捕まえるのを生業としている。奴婢たちは鴨緑江を渡って国外に逃亡しようとしているらしい。逃亡の世話人と取引している現場にテギルたちが登場。早速もの凄いアクションが始まった。「板チョコ腹筋」が飛んだり跳ねたり蹴ったりする様は、まるでブルースリーとジャッキーチェンが一緒に大暴れしているようなだ。それもそのはず、チャン・ヒョクは、ブルースリーが創り上げた「ジークンドー」を10年以上も習っている。

鴨緑江(アムノックカン)鴨緑江(アムノックカン)板チョコ腹筋とは、本作が韓国で放送開始したとき、チャン・ヒョク、オ・ジホをはじめ男性俳優人の6つまたは8つに割れた小麦色の腹筋のこと。特にジークンドーで鍛えぬいたチャン・ヒョクの腹筋は本当に割れているのでは?と疑いたくなるほどくっきり線が入る。どうぞお見逃しなく。
「ジークンドー」といえば、日本では岡田准一が映画「SP」のプロモーションでインストラクター免状を取得したといっていた噂のアレだ。(詳しくは、こちらで紹介している)
ところで歴史ドラマで必ずといっていいほどこの「鴨緑江(アムノックカン)」が出てくるが、これは朝鮮半島と中国との国境を流れる川。地図の平安道の上にブルーでマークしたあたりを流れる。

ドラマに戻って…(第1話ネタバレ)
朝鮮王朝時代。逃亡した奴婢(ぬひ)を追い、捕らえることで報酬を得る「推奴師(チュノシ)」として名を馳せるイ・テギル(チャン・ヒョク)。チェ将軍やワンソンを仲間に、逃亡奴婢を容赦なく追い詰めるその姿は、まるで獣のようだと恐れられていた。

しかし、テギルが命がけで推奴師を続けるのには、誰にも明かしていない目的があった。それは、かつて愛し合った女性オンニョン(イ・ダヘ)を捜し出すことだった。かつてのテギルは、裕福な両班の家に生まれた若様だった。そして、家の使用人だったオンニョンと身分を越えて愛し合っていた。しかし、その関係を知ったテギルの父は激怒し、オンニョンを捕らえて拷問する。オンニョンを救うため、兄クンノムはテギルの家に火を放ち、テギルの両親を殺害。家財を奪ったうえでオンニョンを連れて逃亡する。こうしてテギルは家族も財産も、両班としての身分も一夜にして失ってしまった。

その後、テギルは姿を消したオンニョンを捜し続けるため、逃亡奴婢を追う推奴師となったのだった。

一方、馬医として奴婢の作業場で働くソン・テハ(オ・ジホ)は、かつて朝鮮最強と謳われた武将だった。しかし、朝廷の権力争いに巻き込まれ、信頼していた友人の裏切りによって奴婢へと身を落とすことに。過酷な労働を強いられ、理不尽な仕打ちを受けながらも、テハは黙って耐えていた。

そんなある日、テハのもとに一通の手紙が届く。そこには、かつて仕えた昭顕世子(ソヒョンセジャ)の幼い息子、石堅(ソッキョン)が生きているという衝撃の知らせが記されていた。「新しい朝鮮を作る」という、かつての主君との約束を思い出したテハは、再び立ち上がることを決意。奴婢の身分から抜け出し、石堅を守るために作業場から脱走する。

そして、朝廷の実力者である左議政から、逃亡したテハを捕らえるよう命じられたのが、推奴師のテギルだった。

こうして、失った初恋の女性を捜し続けるテギルと、守るべき存在のために逃亡したテハ。まったく異なる目的を抱える2人の運命が交差し、壮絶な追跡劇が幕を開ける。

見どころポイント
3人は無事奴婢を捕まえ役人に引渡し、賞金を手にする。どうやら3人の中でリーダー格はテギルのようで、役人との交渉もお金の受け渡しも彼が担当している。しかし、もらった金額と仲間に報告する金額とが違っているようだ。ドラマでチェックしておこう。
寡黙なチェ将軍は、彼らが滞在する店の女将たちから想われていて、他の2人より料理や待遇に大きなおまけがつく。もう一人のワンソンは、時間があれば町に繰り出し女遊びに興じている。なにやら胡散臭くはあるが、3人の中は微妙なバランスでうまくいっているようだ。

リーダー格のテギルは、推奴師のノウハウをチョン・ジホから習った。テギルは今は独立しているが、ジホはそれが気に入らないようで彼が戻ってくるように迫っている。このジホという人物、歯は汚れて黒く、足には水虫らしいものができていてドラマの中からも異臭が漂ってきそう。

ところで冷酷と見えたテギルは、裏では捕まえた奴婢の母娘を逃がしてやったりもしている。お金を渡して霊峰山のチャッキを訪ねるようにと至れり尽くせり。どうやらこの面倒見の良さは昔からのよう。

そしてやはり、第1話の見どころは、なんといっても板チョコ腹筋が繰り出すアクションと、チャンヒョクの演技力!両班のボンボンから推奴師に落ちぶれた過酷な10年間を、目の演技ひとつで表現している。
しかし、推奴師としての鋭い目が「オンニョン」と言う言葉を聞くと目の色が変わるのもお見逃しなく。この10年間テギルは彼女を探していた。兄貴分のジホは、捕まえて仕返しするためにオンニョンを探しているというが、果たしてそうだろうか?

次回は、いよいよ3人の運命の糸が絡みだす。期待を裏切らない展開だ!

【「推奴 チュノ」を2倍楽しむ】では、歴史背景と実在人物、全話ネタバレ(あり/なし)あらすじと見どころ、ロケ地、豆知識などドラマの深掘りをしている。

■キャスト⇒登場人物と魅力的なキャストを相関図と紹介
イ・テギル役:チャン・ヒョク
ソン・テハ役:オ・ジホ
キム・へウォン役:イ・ダヘ
チェ将軍役:ハン・ジョンス
ワン・ソン役:キム・ジソク
ファン・チョルン役:イ・ジョンヒョク
オッポク役:コン・ヒョンジン
チョン・ジホ役:ソン・ドンイル
 ほか

◇BSテレ東「推奴 チュノ」
 2026年10月1日スタート 月~金8:15~ BSテレ東 再放送
 2011年2月14日-5月21日 月・火18:50~ (BSジャパン)初回放送

◇「チュノ~推奴~」日本公式予告動画
◇KBS Dowmload Mall「推奴(チュノ)」

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