ニコニコ韓流、「ラスト・スキャンダル」で輝いたチェ・ジンシル&チョン・ジュノ紹介!20分冒頭予告動画

2011年07月10日14時39分ドラマ
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ニコニコ韓流アワーで、12日深夜24時からスタートする「ラスト・スキャンダル」、前回の「2倍楽しむ」のコーナーではドラマの紹介をしたが、今回はキャストの魅力を紹介!ドラマスタートまでは、MBC Global Media「ラストスキャンダル」で第1話冒頭20分が無料視聴できるので、こちらでドラマの雰囲気をご覧いただきたい。MBC Global Media「ラストスキャンダル」では、第1話冒頭20分が無料視聴できる。

今回紹介するのはヒロインを務めたチェ・ジンシルと、チョン・ジュノ。チェ・ジンシルは、かつて韓国で“結婚したい女優№1”の称号を手にしたトップ女優。1988年にMBC特別採用タレントとして芸能界デビューし、同年、MBCドラマ「朝鮮王朝500年-閑中録」で女優活動を本格的にスタートした。幅広い世代から愛された彼女は、1991年には大鐘賞新人賞、春史賞新人賞、百想芸術大賞人気賞などを受賞し、“結婚したい女優№1”の国民的女優となった。
一方チョン・ジュノは、ドラマ「IRIS-アイリス」で、イ・ビョンホンの親友でありライバルでもあるサウ役を演じたイケメン俳優。彼を「IRIS」から知った方には、そのコミカルな演技ぶりに驚かれるかもしれないが、元々チョン・ジュノは笑いを誘うコミカルな役柄を演じることが多い。もちろん純粋なラブストーリーや悪役も演じられる演技派だ。まさに本作の大ヒットは、この二人のみごとにハマるキャスティングに負うところが大きい。

この絶妙なキャスティングはチェ・ジンシルによって実現された。先にヒロイン役が決定していたチェ・ジンシルは、台本を読んときこの相手役にはチョン・ジュノがぴったりと考え、彼女自身が彼に直接電話をかけて出演交渉を行った。制作発表会でチョン・ジュノは「チェ・ジンシルさんからの電話に出て、台本を見る前に出演を決心した」と語っている。チェ・ジンシルも「チョン・ジュノさんが出演を承諾してくれて幸せだった」と話し、共演者として相思相愛のキャスティングだった。当時、チェ・ジンシルが40歳で、チョン・ジュノ38歳。こうしてほぼ等身大の人物を演じることになった二人は、チリチリパーマに黒ぶちのビン底メガネの39歳のダザおばさんと、年齢を7つも若くサバをよむ超人気イケメン俳優に変身した。
こうして始まった二人は、20年ぶりに再会し、次第に惹かれあっていく大人のための、童話のような可愛くちょっぴり切ない最高・最強のラブコメディとして、韓国の視聴者をとりこにした。ドラマは、全16話で初回放送時には視聴率は10.2%だったものの、第4話には16.6%と視聴率はうなぎのぼりで、最終話は21.1%を記録するに至った。ドラマの大ヒットを受けて、続編の企画がすぐに上がり、その準備が始まろうとしていた。

本作でチョン・ジュノは「MBC演技大賞」最優秀主演男優賞を受賞し、チェ・ジンシルとともに「ベストカップル賞」も受賞した。しかし、授賞式にチェ・ジンシルの姿はなかった。「ラスト・スキャンダル」で輝くアラフォーになった彼女は、2008年10月2日自らの手でその命にピリオドを打ってしまった。自らの手で最悪のラスト・スキャンダルを作り出してしまったのだ。そして本作は、彼女の遺作ドラマとなった。そんな彼女の死を悲しんだファンたちにより、MBC演技大賞で「国民が選んだチェ・ジンシルが主演した最高のドラマ」に選ばれ、同時にデビュー当時から長きに渡り数々のMBCドラマに出演し、MBCドラマに貢献したことが認められ、彼女にMBC特別功労賞が送られた。この賞はチョン・ジュノが代理で涙の受賞をした。

■チェ・ジンシル(1968年12月24日生、身長163cm、体重46kg)
芸能界デビューはスカウトされてモデルとして。1988年のサムスン電子のテレビコマーシャルで注目を集める。ドラマデビューは「朝鮮王朝 500年」。「宮廷女官チャングムの誓い」「イ・サン」「トンイ」のイ・ビョンフン監督の作品だ。この作品からは、「海神-ヘシン」のチェ・スジョンとチェ・シラ、「チャン・ヒビン」「製パン王キム・タック」のチョン・イナといった、韓国芸能界を代表する名俳優たちが輩出されている。
映画デビューは「最後のソウル」。彼女は、役にとらわれずにいろいろなキャラクターに挑戦し、1992年のドラマ「嫉妬」で、“チェ・ジンシルシンドローム”といわれるブームを巻き起こし、そのギャラもトップクラスで、映画「マヨネーズ」では韓国芸能界史上最高額の1億8千万円を貰ったことが話題となった。こうして名実ともにトップ女優となる。
人気絶頂気の2000年に当時日本の読売ジャイアンツに所属していた趙成珉投手と結婚。出産・育児のため一時芸能活動を休止していたが、2002年より再開する。諸事情により2004年に離婚をし、2005年「バラ色の人生」で本格的に女優復帰を果たす。この作品は何と視聴率40%を超える大ヒット作となり、さすがの貫禄を見せつけ、古くからの彼女のファンを喜ばせた。そして、2008年に「ラスト・スキャンダル」が放送され、同年の10月に逝去している。

■チョン・ジュノ(1970年10月1日生、身長183cm、体重76kg)
チョン・ジュノの芸能界入りもチェ・ジンシルと同じくモデルとしてのスカウトがきっかけ。1995年MBCドラマ「同期間」で芸能界デビュー。その後、映画界へと進出し、ハリウッドがラブコールを送った「大変な結婚」、日本でTOKIOの長瀬智也でリメイクした「マイ・ボス マイ・ヒーロー」のオリジナル版で主演したのが彼だ。ラブストーリーの貴公子役からシリアスな悪役、そしてユーモアたっぷりのコメディーまで様々な役柄をこなす韓国屈指の実力派俳優である。イ・ビョンホン主演の最新作「IRIS」でもその演技力に定評があった。しかし、その性格はとてもひょうきんで、共演者たちは彼の爆弾宣言に毎回戦々恐々。「IRIS」のイベントレポにそのあたりの人間像が見て取れるので参考にされたい。
その楽しい性格で司会者としても韓国最大の映画祭である青龍映画賞の司会進行を7年連続で務め、イベントや親しい俳優の結婚式の司会等も担当することが多い。「愛のケータリング」という炊き出しのボランティア活動も行っており、ボランティアやチャリティー・福祉活動にも熱心で、障害者のために2億ウォンを寄付している。俳優業の他にハワイのオアフ島にあるハワイアナホテルを過去に経営している(2009年末ごろまで)。芸能プロダクション代表も務めるる彼は、2011年3月25日にソウルのWソウル・シェラトン・ウォーカーヒルホテルにてMBCアナウンサーのイ・ハジョンと結婚した。

本作には、主演の二人以外にも演技派俳優陣が脇を固めている。他の出演者については、別の機会で紹介するのでお楽しみに。

「ラスト・スキャンダル」は、7月12日深夜24時から「ニコニコ韓流アワー」で生配信される。冒頭20分の無料視聴は、MBC Global Mediaで!

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nikodo君
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■作品紹介
・話数: 全16話
・放送: MBC
・著作: Copyright©MBC, iMBC All Rights Reserved.
・放送年: 2008
・監督/演出: イ・テゴン
・脚本: ムン・ヒジョン
・出演者:チェ・ジンシル、チョン・ジュノ、チョン・ウンイン、ビョン・ジョンス、
      キム・ビョンセ、キム・チョン、ハン・ボベ、イ・インソン

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