ニコニコユーザーが取材陣に喝!ニコファーレ完成披露記者会見レポと東方神起、AKB48などイベント発表!

2011年07月12日18時05分芸能

本日12日(火)、次世代ライブハウス「ニコファーレ」の完成披露記者会見が、六本木ヴェルファーレ跡地で開催!会見はニコニコ動画で生放送された。見逃した方は現在も「タイムシフト視聴する」で見ることができるのでチェックしてみよう。ナビコンでも取材したので生放送とは違う会場の様子を紹介しよう。(赤字は、思わずつぶやいてしまった記者の声)

祝いの花←これはリアル花束祝いの花←これはリアル花束ナビコンの記者が現地に到着したのは11時30分。既に100人を超える記者たちが詰め掛けていた。入口にはニコニコ生電話で人気のGACKT様や、宮崎駿監督をはじめ、受付までぎっしりの祝いの花が届いていた。ドリンクコーナーでしばし待機の後、いよいよ会場となるホールへ!記者はリリース資料を手元に持っているので大体の予想をしていたが、一歩足を踏み入れて驚いてしまった。会場は、四方の壁面、天井全てに設置されたLEDモニターが、幾本ものブルーのラインを表示し、まるでアメリカのSFファンタジー映画「トロン」の世界。猛暑の中を歩いてきた記者の汗は、この異空間に一気に引いてしまった。160席ほどの座席がほぼ満席状態なので、会場にはそれだけのカメラマンや記者が詰め掛けているのだろう。しかし、他の記者たちも会場の空気に圧倒されたのか、静かだ。

natsuno_ogata懐かしいヴェルファーレの話に花が咲く♪時間ちょうどになって、バブルがはじけて元気のなかった日本に音楽で一大ムーヴメントを起こした、ヴェルファーレの社長だった緒方仁子さんが登壇、ドワンゴ取締役の夏野剛氏が続き、ひとしきり二人で懐かしいヴェルファーレの思い出話に花を咲かせた。続いて夏野取締役からニコファーレ誕生までのいきさつを紹介。(どうやらこの事業は、たった一人の思いつきから始まり、莫大な費用がかかったようだ)。

ニコファーレ続いてニコファーレの基本概要の説明。LED機能を使用したデモンストレーションが行われたが、ここでも記者たちはその想定外のデモンストレーションにただただ驚くばかり。360度一面桜吹雪の映像は息をのむような美しさ。ライブでは何もないのに、ネット上では、ARというバーチャル技術でバーチャルとリアルの垣根を取っ払った映像演出などが次々と登場。何とドラゴンと夏野氏がまるでスターウォーズのように戦って見せる。もちろんライトセーバーなんて持っていないが、ネットではちゃんとライトセーバーが見える。(夜店で買ったチカチカ光るものなんかじゃない。本物の光の剣だ。それにしても息も絶え絶えながら、夏野氏のなんとうれしそうな顔♪)  しかし、記者団は静かだ。この様子は生放送で流れているだけに、この静かな記者会見に違和感を感じたのか、「記者冷めてんなあ~」などのユーザーの“喝”がネット映像を自在に飛び回っている。(別に選ばれたわけではないが、記者を代表して敢えて言わせてもらおう。私たちはけっして冷めていたわけではない。驚いて声が出なかったのだ。ペンとノートを持っているせいで、拍手の音が出せなかったのだ)

8888パチパチパチ!さて、みごとな映像技術というハードウェアーにも感動したが、提供する姿勢というソフト面でも、ニコファーレはこれまでの常識を覆しそうだ。まず、記者がニコファーレに到着して最初に目につたたくさんの祝いの花。ニコファーレでは“デジタル祝い花”を推奨していくそうだ。これは、デジタルの花が贈れるという仕組み。これなら狭い会場内でも祝賀の気持ちがいくらでも受け取れる。日比谷花壇の協力で専用電話番号も用意してある。(凄いなとは思うが、正直ここまでデジタル化?と思ったら次の一手で納得) これまでライブなどのチケットがネットでも購入できるようになって便利だという声があるが、一方では個人情報の問題や、意外と煩わしいネット購入の手順に、いまだにチケットぴあやセブンイレブンで手軽な紙のチケットを購入する人も多い。ニコファーレでは、ネットで視聴するためのネットチケットを、チケットぴあなどで購入できるようにした。(紙のチケットが手元に残るのってうれしい。現在、ニコニコユーザー層の70%は20代で、50代以上は1割にも満たないという。これなら、今後続々と開催されるニコファーレの魅力的なライブのチケットを買うのも簡単だ。ひょっとすると、50代以上のユーザー獲得に有効かもしれない。デジタル化ばっかりじゃなく、リアルなものが便利となればそれを活用するという姿勢は、まさにバーチャルとリアルのコラボレーション!)
最後は、今後ニコファーレで開催される次世代のライブの体験ツアー。ダンスアクト、生演奏、朝まで生討論の田原総一朗とテレビでおなじみの政治家たちによる、討論会のデモンストレーション、そしてAR技術を駆使してバーチャルキャラクターとギター奏者とのコラボレーションのバンドアクト等が迫力のライブが披露された。(ARといえば、ニンテンドーが「3DS」に“ARカード”というのをつけていたっけ。詳しくはこちらで紹介)

mikuこの舞台に飛び出す♪こんな凄いライブ会場でのこけら落としとなる7月18日(月・祝)の「nicofarreオープニングイベント -THE FIRST NIGHT-」は、東方神起やAKB48が登場する。当日は、東方神起、AKB48、及びニコニコ動画「歌ってみた」「踊ってみた」カテゴリの人気ユーザー総勢約30名が、ライブステージを披露し、公演の模様は「ニコニコ生放送」で無料放送される。このオープニングイベントには、ニコニコ動画プレミアム会員100組200名様が無料ご招待される。詳しくはこちらの特設ページで。申し込みは14日までなので急いでチェックしよう!
ニコファーレでは、こけら落とし公演以降も、7月には『「コクリコ坂から」公開記念 手嶌葵 360°ライヴ in nicofarre』、『a-nation Charge & Go! ウイダーinゼリー THE PREMIUM NIGHT in nicofarre』、『歌会360°LIVE』といった音楽イベントを開催。8月には、音楽イベントに限らず、『千原ジュニアの企画ジュニア』、『ニコニコ寄席』といったお笑いイベントや、『夏だ!お盆だ!ニコファーレだ!360°ホラー映画祭り 3本立て』といった映画イベント等、バラエティに富んだラインナップで展開していく。このライブ情報は、今後ナビコンの【ライブ中継】のコーナーで紹介していくのでお見逃しなく。

うれしそうな夏野さん(^。^)うれしそうな夏野さん(^。^)約2時間にわたって開催された「nicofarre完成披露記者発表会」を取材して、今後、ニコファーレがネットとリアルの垣根を取っ払い、ライブとネットと1度で2度楽しめる次世代のライブの楽しみ方を作っていうのだろうと感じた。
それにしても司会進行を担当した夏野氏の楽しそうだったこと。どうやらニコファーレは提供する側も受け取る側も、世代に関係なく楽しめる次世代の音と映像のおもちゃ箱になるかもしれない。

この記者会見の模様は、「ニコニコ生放送」のタイムシフト視聴で今からでも視聴できる。

ニコファーレ完成披露記者会見」視聴ページ
ニコファーレ公式サイト

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