「トンイ」第33話あらすじと見どころ:明かされた疫病の正体!見えないトンイの過去…

2011年11月19日16時35分ドラマ

宮廷に広がる疫病の原因は、オクチョン(禧嬪)の母がトンイを懲らしめるために企んだ罠だった!そうとは気づいていないトンイは、連行された女官たちを救うため、宮廷に広がる疫病の原因を自ら突き止めたいとオクチョンに申し出る…果たしてトンイは無事原因を突き止めるとこができるのか?第33話では、シム・ウンテクも登場し、いよいよドラマに本格的に関わってくる。「トンイ」番組サイトでは、前2回のダイジェスト映像と33話の予告動画が公開されている。
(以下、NHKBSプレミアムにて2011年04月~2012年06月放送時に紹介したものです)

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トンイ(c) 2010 MBCトンイは許可を得て調査を始めるが、実はそれには条件が付いていた。トンイは、世子の命を脅かした事件を収拾するために、自分の命をかけたのだった。3日の猶予をもらってトンイは、監察府のイムジョンたちと共に疫病の原因を探り、トンイたちは、ついに宮女たちが使うあるものに原因があるとつきとめた。果たしてそのあるものとは?
しかし、オクチョンもすぐに疫病が自然発生したものではなく、自分の母が関与していると気づき、粛宗の信頼を奪うために、原因追及の手柄を自分のものにしようと、トンイを助けたかのようにみせかける。
一方で、なんとかトンイの弱点を掴もうとするオ・ユンは、彼女の過去の記録を捜すが、詳しい記録が一切見つからないことを不審に思う。

その頃、ヒジェの手から謄録類抄の原本を守ってくれたシム・ウンテクを助けるために、ソ・ヨンギとチョンスが義州に向かっていた。ヒジェの部下がシムを消そうとしていたところ、危機一髪でチョンスが助ける。しかし、清国の使臣団が都を向かっていた。清国の使節団は、ヒジェから偽の謄録類抄を掴まされたはず。それなのに、世子の誥命を運んできたとすれば、謄録類抄でヒジェたちの悪行を暴くことができなくなってしまう。それどころか、彼らに確固たる権力を与えることになるのだった。

ところで、謄録類抄の件で、トンイと大活躍したシム・ウンテクだが、どうもこの人物は、実在の人物キム・チュンテクがモデルになっているようにもみえる。キム・チュンテクとは、たびたび紹介しているドラマ「張禧嬪(チャン・ヒビン)」の後半の主役と言えるほど活躍した策略家。トンイとともにインヒョン王妃を、廃妃から復位させた立役者で、オクチョンの産んだ子(後の景宗)を元子にするのを阻止しようとした人物。景宗を巡る南人派との戦いでは敗れたが、後に復官する。しかし、西人派が今度は小論と老論に分かれると、再び流刑される。党派の争いにつていはこちらの表を参考にされたい。

「トンイ」第33話は、明日日曜日夜9時からNHKBSプレミアムにて放送、番組サイトでは、全2回のダイジェスト映像と33話の予告動画が公開されている。

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