JAF、幼児2人乗せ運転、適合自転車と一般の自転車の違いを比較し動画で紹介

2012年07月18日17時06分暮らしと文化

日本自動車連盟(JAF)は、幼児を2人乗せて運転する際の適合自転車と一般の自転車の安全性を比較するテストを実施し、その結果を「JAFチャンネル」などで公開した。
自転車の荷台などに幼児を2人乗せることはかつては法規違反となっていたが、平成21年7月の法改正により、フレームやブレーキを強化した「幼児2人同乗基準適合車」なら幼児を2人乗せることが可能になった。
しかしながら、そのような規則があることを知らなかったり、適合自転車がまだ高価なため、依然として一般的な自転車に幼児を2人乗せて走行している人が多く見受けられるのが現状だ。
そこで、JAFでは、幼児を2人乗せて運転する際の適合自転車と一般の自転車の安全性を比較するテストを行ったもの。テストは、それぞれの自転車に3歳児(15kg)と6歳児(20kg)を想定したダミー人形を乗せ、女性モニターに走行してもらうことで安全性を検証した。
検証内容は、「ブレーキ時の制動距離」、「走行時のふらつき」、「スタンド駐車時の安定性」の3つ。
ブレーキ時の制動距離では、時速20kmからの制動距離を計測。モニター3人の平均値が、一般の自転車は9.0m、2人乗せ適合車は5.3m、2人乗せ適合車(電動アシスト付き)は4.4mになった。
走行時のふらつきは、スラロームテストで行い、すべてのモニターが「適合自転車の方が安定感がある」と回答した。
スタンド駐車時の安定性は、スタンド駐車した自転車の台を傾斜し、倒れる角度を測定した。一般の自転車は4.5°、2人乗せ適合車は6.5°、2人乗せ適合車(電動アシスト付き)は7.5°になった。
こうした結果から、2人乗せ適合車のほうが一般の自転車よりもはるかに優れているのが分かるとともに、電動アシスト付きならなお望ましいということが分かった。
JAFチャンネルでは、この比較テストを「自転車に子どもを2人乗せたら?」と題して公開しており、映像で見るとその違いがより分かるようになっている。

JAFチャンネル「自転車に子どもを2人乗せたら?」

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