「かかし」イ・ヒジュンの狂気が暴走、視聴率も7.9%に…隠蔽された少女殺害と“生き埋め”の衝撃展開へ【第9・10話】

11時20分ドラマ
画像:STUDIOGENIE「허수아비」ハイライト映像EP.10より

ENA月火ドラマ「かかし」が、終盤に向けて衝撃の展開を連発している。第9話では、チャ・シヨン(イ・ヒジュン)と刑事たちが少女殺害事件を隠蔽していた事実が明らかになり、第10話では、その罪を隠し続けるためにカン・テジュ(パク・ヘス)を“生き埋め”にするという衝撃的なラストが描かれた。U-NEXTでも配信中のこの回のあらすじと見どころを紹介する。

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今週も、連続殺人事件の真犯人を追う刑事と検事たちの歪んだ正義が暴かれ、視聴者に強烈な緊張感を与えており、ニールセン・コリアによると第9話の視聴率は全国・首都圏共に7.2%。第10話は全国7.9%、首都圏7.8%でともに自己最高、同時間帯首位を守った。⇒9話視聴率10話視聴率

「かかし」はイ・チュンジェ連続殺人事件をモチーフに、康盛(カンソン)連続殺人事件の真犯人を追う刑事と、自身が嫌う検事との意外な共闘を描いた犯罪捜査スリラー。【「かかし」を2倍楽しむ】では、キャスト・キャラクター徹底紹介、制作発表会レポート、全話あらすじと見どころを紹介している。

■キャスト
キャスト・キャラクターを人物相関図・画像付きで徹底紹介
カン・テジュ役:パク・ヘス
チャ・シヨン役:イ・ヒジュン
ソ・ジウォン役:クァク・ソニョン
カン・スニョン役:ソ・ジヘ
イ・ギボム/キボム役:ソン・ゴニ
イ・ギファン役:チョン・ムンソン
キム・マンチュン役:ペク・ヒョンジン
チャ・ムジン役:ユ・スンモク
 ほか

■第9話「犠牲」あらすじ(ネタバレ)
かかし画像:STUDIOGENIE「허수아비」ハイライト映像EP.9より検事チャ・シヨン(イ・ヒジュン)と刑事たちが容疑者イム・ソクマン(ペク・スンファン)の逮捕によって「解決した」とされ、功績として表彰される。

しかしその直後、テジュは「事件はまだ終わっていない」と強く主張し、捜査の継続を訴える。実際、ムウォンで新たに発見された遺体からは既存事件と共通する痕跡が見つかり、連続殺人が継続している可能性が浮上する。さらに解剖医パン・ギョンムンの証言により、ソクマンの無罪立証の余地すら見え始め、事件の構図は一気に揺らぎ始めた。テジュはシヨンに対し起訴内容の見直しを要求し、イム・ソクマンは「真犯人ではなく第7の事件の模倣犯に過ぎない」との見解を示す。

同時にテジュは、巡査イ・スッキ(イ・ジヘ)から報告された児童失踪事件にも注目する。正式な捜査もされず単なる家出として処理されていたこの事件は、失踪した8歳の少女ユン・ヘジンの最後の目撃者がテジュの妹スニョン(ソ・ジヘ)であったことから、連続殺人との関連が疑われるようになる。テジュはヘジンも被害者である可能性を視野に入れ、捜索への協力を要請し、関係者の支援を得て現場調査を進めていく。一方で両親は娘の生存を信じつつも真実を知りたいと願い、捜索の継続を懇願する。

しかしそれはシヨンにとって大きな不安要素だった。彼はソクマン裁判への証人出廷と捜索日程が重なることを利用し、テジュを裁判に引き出す。法廷では、解剖医の証言を引用しながら、テジュの関与や捜査の不備を巧みに示唆し、世論と司法を誘導しようとする。しかしその間にも現場では重大な進展が起きていた。

捜索現場で遺体が発見されるが、それはヘジンではなかった。しかし死因はこれまでの連続殺人と一致していたことで、事件は再び新たな段階へ突入。さらに終盤では衝撃の真実が明かされる。実はシヨンと、チャン・ミョンド(チョン・ジェホン)、ト・ヒョング(キム・ウヌ)、パク・デホ(リュ・ヘジュン)の刑事たちは、すでにヘジンの遺体を発見していたのだった。彼らは表彰式前夜という重要な時期にそれを「本当の犯人を捕まえるまで隠すべきだ」と判断し、遺体を隠匿していたことが判明する。正義の名のもとに行われた隠蔽が、事件の根幹を歪めていたのである。そしてその場にはイ・ギファン(チョン・ムンソン)もいた。

2019年…ギファンは当時の状況を回想し、警察が子どもの遺体を持ち去る様子を目撃したと証言する。そしてテジュに対し「その子をどうしたのか」と問いかける。

■第9話 見どころ
これまで冷静沈着な検事として描かれてきた彼が、実は少女殺害事件を隠蔽していたという展開は衝撃的だった。特に、「カン・テジュ、お前のために俺がどれだけのことをしたと思ってるんだ」という独白は、彼の歪んだ執着と狂気を象徴する名シーンとなった。

また、パク・ヘス演じるカン・テジュの執念深い捜査も圧巻。誰も信じない中で真相へ迫っていく姿が、視聴者の没入感を高めた。終盤に向けて“本当の犠牲者は誰なのか”というテーマが浮かび上がり、連続殺人事件は、単なる犯人追跡劇ではなく、警察内部の隠蔽と権力構造の闇へと踏み込む新たな局面へと突入していく。
かかし画像:STUDIOGENIE「허수아비」ハイライト映像EP.9より
そしてこの回、唯一テジュに協力、情報共有したイ・スッキ巡査(イ・ジヘ)。彼女こそ2019年、イ・ヨンウの自白を引き出すためにプロファイラーとなっていたテジュを訪ねたイ警部補。この回でテジュとイ巡査の絆が深まり、ついにはカンソン連続殺人事件の真犯人がイ・ヨンウであることを突き止める。



■第10話「真実と嘘」あらすじ
かかし画像:STUDIOGENIE「허수아비」ハイライト映像EP.10よりテジュは、信頼していた末っ子刑事パク・デホが少女ユン・ヘジンの遺体隠匿に関与していた事実を知り激しく動揺する。「どうして人間がそんなことをするんだ」と怒りをぶつけるテジュに対し、パク・デホは罪を償うため捜索前日に遺体を元の場所へ戻したが、すでに何者かに持ち去られていたと告白する。テジュはその背後にシヨン側の関与があると疑いを強めていく。

一方、シヨンの周囲でも政治的秘密が露呈する。婚約者キム・ヒジン(ホン・ビラ)から、父チャ・ムジン(ユ・スンモク)に婚外子がいることが暴かれ、その相手がテジュの妹スニョンであると判明。テジュは衝撃を受け、家族を巻き込む新たな火種に直面する。チャ・ムジンはスニョンに自分の娘として生きるよう迫り、スキャンダルの隠蔽を図るが事態は複雑化していく。

テジュはシヨンを問い詰め、「なぜ止めなかったのか」と激しく追及するが、シヨンは謝罪しつつ関係修復を望む姿勢を見せる。しかしテジュは決意を固め、ヘジンの遺体返還を要求する。その裏でデホの証言が操作されていた可能性にも気づき、テジュはシヨンへの疑念を強める。

さらにテジュは放射性同位体検査結果を証拠として提示し揺さぶりをかけるが、それは事件と無関係な人物のデータであり決定打にはならない。それでもヘジンの行方を探るため取引を持ちかけるが、シヨンは「次の殺人が起きるタイミングで動く」と告げ、主導権を握り続ける。

その直後、10人目の被害者の遺体が発見され、連続殺人は継続していることが確定する。テジュはシヨンの手下パク・サンボム(キル・ウンソン)に誘導され山中で襲撃され、穴へ突き落とされる。目を覚ますとシヨンが現れ、怒りをあらわにしながらテジュをそのまま生き埋めにするという衝撃の結末を迎える。

のソクマンの最終公判では、無罪の可能性が示される証言も出たが、第7事件の模倣犯として疑いは残り、最終的に無期懲役が宣告された。記者ソ・ジウォン(クァク・ソニョン)は独自調査で彼の無実を裏付ける事実にたどり着くが、判決は覆らなかった。

終盤ではイ・ギファンの告白が衝撃を与える。彼は30年前の第7事件も自分の犯行だと明かし、長年隠されてきた過去の罪が再び浮上する。テジュはこの告白に動揺し、事件はさらなる真相と新たな闇へと突入していく。


■第10話 見どころ
第10話は、イ・ヒジュンの“怪演”が圧倒的だった。

特に「過去は自分で作るものだ」と言い放つ場面では、罪悪感すら感じさせない冷酷さが際立ち、チャ・シヨンというキャラクターの恐ろしさを決定づけた。

また、“生き埋め”という衝撃的ラストは、韓国サスペンスらしい強烈なインパクトを残した。第9話で明かされた隠蔽が、第10話ではついに暴力と殺意へ変貌した形だ。

一方で、パク・ヘス演じるカン・テジュは、真実を追う執念と苦悩を繊細に表現。無実のイム・ソンマン、消えたヘジン、そして隠蔽された真実――複数の謎が交錯し、最終回に向けて緊張感は最高潮に達している。

かかし画像:ENA「허수아비」EP.11予告より
また11話予告でイ・ミンギが2019年パートでクァク・ソニョン扮するソ・ジウォンの後輩役で特別出演も明かされた。2人は痛快アクションコメディ「クラッシュ 交通犯罪捜査チーム」で交通犯罪捜査チームの同僚役で共演している。

残り4話、テジュはシヨンたちに法の裁きを受けさせ、ギファンの罪の全てを白日の下にさらすことができるのか?


ENA「かかし」第11話は5月25日に、最終回の第12話は26日放送、U-NEXTで独占配信される予定だ(第1話無料)。

なお、制作発表会やキャスト・キャラクター徹底紹介と全話あらすじは、【「かかし」を2倍楽しむ】でまとめている。

YouTube|스튜디오지니「허수아비」EP.08_1~3

U-NEXT公式X「かかし」日本語字幕付き予告
ENA「허수아비」HP

kandoratop【作品詳細】【「かかし」を2倍楽しむ】