演出家・蜷川幸雄、「しっかりやれよ!」と小栗旬、藤原竜也らに檄!

2009年01月09日23時44分芸能

3月に封切予定となる井上ひさし作、蜷川幸雄演出という二大演劇人が創作する話題の舞台「ムサシ」の製作発表記者会見が開かれ、主演の小栗旬、藤原竜也らが出席し、舞台に臨む意気込みを語ってくれた。

今回の舞台にて、巌流島で運命の激突をすることになる宮本武蔵を演じるのは藤原竜也、佐々木小次郎を演じるのは小栗旬だ。かつて、ふたりは同じく蜷川演出の舞台「ハムレット」で共演した経験がある。それから6年と言う月日が経ち、藤原竜也は野田秀樹の舞台でも腕を磨き、また小栗旬も舞台「カリギュラ」で破滅的な皇帝を演じきるなど、それぞれ鍛錬を重ねてきた。厳しい稽古をタフにこなし続け、役者として大きな成長を遂げた二人がいかにして舞台で火花を散らすことになるのか、と関心を抱く演劇ファンは多い。

この製作発表で蜷川は、”舞台が仕上がっていく過程が楽しみだ”と語り、小栗と藤原の頭を軽くはたいて、「しっかりやれよ!」とはにかみながら檄を飛ばした。厳しい稽古指導で知られる彼のこと、実際の稽古ではこんなに甘くもなく、小栗と藤原は、思わず照れ笑いした(苦笑い?)。
また武蔵役の藤原は「井上ひさし、蜷川幸雄という大きな壁に挑んでいく怖さもあるが、小栗旬と共演できる楽しみがある」と語り、また小次郎役の小栗は「6年前のハムレットで、藤原竜也という役者は、何て凄いんだと思い、それから尊敬しています。共演が楽しみです」とそれぞれこの共演を楽しみにしていた胸のうちを明かした。

舞台「ムサシ」は、吉川英治のベストセラー「宮本武蔵」を下敷きにして井上ひさしが脚本を担当する事になっている。剣を極め、剣に自らの人生のすべてを注いだふたりの男を、新たな視点で描き出されることになる。蜷川がそれをいかに演出するか楽しみでならない。「カリギュラ」のときも、ネオンと鏡を使用した大胆な演出で、観客の度肝を抜かしてくれたのだから。

まだ稽古前とは言え、役者陣の連帯感あふれる雰囲気が伺えるこの製作発表の模様は、Yahoo!動画芸能ニュースが無料配信している。舞台「ムサシ」は3月4日に埼玉・彩の国さいたま芸術劇場で封切られ、4月25日からは大阪・梅田芸術劇場での関西公演もスケジュールされる。2010年の春には演劇の本場、英国でも公演を行う予定だ。

Yahoo!動画芸能ニュース : 舞台「ムサシ」製作発表