谷に響く阿鼻叫喚の声!「骨肉の争い~父の絶叫」まで「太祖王建」第166~170話のあらすじと関連動画

2012年09月20日21時00分ドラマ
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後百済の後継問題で、キョンフォンがピンチに立たされる!今回は戦場で数年ぶりにワンゴンの誇らしげな顔が見られる!いよいよワンゴンが三国統一に一歩近づく第166話~170話までのあらすじと見どころを紹介、作品公式サイトには予告動画と主役のチェ・スジョンのコメント動画が、番組公式サイトには相関図と各話のあらすじが公開されている。

テレビで放送している話数とは異なるので、それぞれサブタイトルを参考に!今回はテレビ放送の150~154話までの紹介となります。

■第166話「骨肉の争い」
完山州(ワンサンジュ)に戻ったシンゴムやクムガンらだが、キョンフォンはクムガンを公然と褒め、シンゴムに対しては手厳しく冷遇する。これを知った皇后のパク氏は心を痛め不満を露わにし、クムガンの生母であるコビは徐々に欲を抱き始める。多くの臣下は、長子であるシンゴムがそのまま王位後継者の太子の座に座ることを望んでいるが、キョンフォンとしては心血を注いで作った国を維持するためには、後継者として能力の高い方を選びたく、現在のところキョンフォンはクムガンの勇気と武将としての素質を高く評価していた。とはいえ、キョンフォンは、聞韶郡(ムンソグン)を攻めさせ、それなりの結果を残せば、シンゴムも太子の座に就けることを再考しようとしていた。そこでシンゴムを聞韶郡へと派遣する。ワンゴンもすぐさま出兵しようとするがチェ・ウンは、傍観することを勧める。そんな中、シンゴムに太子の座を与えるよう再び進言した実弟ヌンエに対し、キョンフォンは激怒する。

太祖王建■第167話「真の味方」
太子問題の再燃により、キョンフォンはヌンファンへの不信を募らせる。一方、シンゴムの向かった聞韶郡では、一帯の城主らが相次いで後百済に投降してゆくが、チェ・ウンは、新羅への忠誠心が強い古昌(コチャン)の豪族たちこそ、高麗の真の味方であると見抜く。そして古昌こそは、高麗と百済の国境にあり、どちらにとっても戦略的に重要な地点となり、国の勝敗をきめる大事な地点だった。つまり、この地を制した方が三国統一に一歩近づくことになる。そんな中、聞韶城や順州城(スンジュソン)を制圧した後百済は、キョンフォンはクムガンを伴って自ら古昌に出陣することを決める。キョンフォン63歳、929年、後百済の兵力は3万を超える大軍。
一方高麗でもやっと結論を出した。チェ・ウンは、キョンフォンが新羅の首都ソラボルで、景哀王を殺害し、王妃をも自害させ、略奪を繰り返したことでずいぶんと評判を落としている。チェ・ウンは、たとえ戦況は厳しくとも、これまで高麗は新羅を助けてきただけに、筋を通すコチャンの将軍は、むしろ高麗に好意を持っているはず。そこで後百済が攻めてきたら、すぐさま高麗が援軍を出すように使者を出すようにと提案し、ワンゴンもこれに賛成する。運気は高麗に向いてきたというチェ・ジモン。とはいえ、ワンゴンの軍はせいぜい1万5千。

太祖王建■第168話「反撃」
チェ・ウンの考えた通り、古昌の城主キム・ソンピョンらは、後百済の使者から帰服を促されるが、新羅の首都ソラボルでの蛮行を非難し、新羅のために犠牲を惜しまず力を貸してくれた高麗の信義をほめ、高麗へ帰服することを宣言し、高麗から大軍を派遣するという事実も伝えるように言う。ここにきてワンゴンの人徳、これまでの功績が物を言った。古昌に到着したワンゴンを城外まで出迎え、共に後百済軍を迎え撃つ戦略を練り始める。一方、シンゴムは、遅れて到着するキョンフォンの軍勢と挟撃しようとするが、厳しい警戒のため古昌城内の様子が分からない上、進撃路にユ・グムピルが陣取っていると知って、身動きがとれなくなる。危険を押して前進するシンゴム軍だが、ユ・グムピルとパク・スリの奇襲を受ける。そしてパク・スリとエスルが一騎打ちで戦う。

太祖王建■第169話「古昌の戦い」
パク・スリとエスルの一騎打ちが繰り広げられるが、なかなか勝負が付かないことに業を煮やしたシンゴムが援軍を送ってしまう。武将同士の一騎打ちに2人の援軍を出してしまったシンゴム。これを怒ったユ・グンピルが飛び出しすぐさま2人の武将を殺す。ユ・グンピルの強さは圧倒しており、一気に高麗軍の反撃を受けた後百済軍は兵の数では3倍以上ながら退却を余儀なくされる。進退窮まったシンゴムは、キョンフォンの本軍と合流できなければ、キョンフォンや邪魔なクムガンが危機に陥ることに気づき、わざと本軍との合流を放棄する。そうとは知らず洛東江に進撃してきたキョンフォンは、先を急ぐ。そんなキョンフォンの動きを谷の上からワンゴンは見ており、チャンス到来と、高麗軍は一斉に谷の上から火矢や岩石で奇襲する。さらに、シンゴムが退却したので、ユ・グンピルがこれに加勢し、キョンフォン軍は…。

太祖王建■第170話「父の絶叫」
シンゴムの軍が合流しなかったことで、キョンフォンは高麗軍の奇襲を受けて窮地に陥り、兵を立て直すこともできないキョンフォンは洛東江の渓谷を逃亡するしかない。渓谷を煤だらけで逃亡するキョンフォンは、なぜシンゴムが来なかったのか考えていた。チェ・スンウには察しがついただろうが、それをごまかすが、キョンフォンは自分とクムガンを見殺しにするつもりだったと考える。
一方、数年ぶりの完璧な勝利に沸くワンゴンは、今回の勝利の立役者であるユ・グムピルや古昌の豪族らを自らの師匠という名を贈り大きく称える。その頃、シンゴムは、キョンフォンやクムガンらが生きていると知って、愕然とする。シンゴムの陣営に到着したキョンフォンは、来られなかったのではなくわざと来なかったのだと、シンゴムをなじる。
今回の大勝で、百済や新羅の豪族たちも高麗に寝返り、ワンゴンはいよいよ三国統一に向けて一歩前進することになる。

これまでにも戦いの場面の凄まじさは筆舌に尽くしがたいほどだったが、その中でも第170話の奇襲はものすごかった。すすきの原野に火が放たれ、谷の下は一面火の海。キョンフォン軍の兵たちが阿鼻叫喚逃げ回る様は、撮影で準備万端とはいえ、演じた俳優たちの火傷や怪我が心配になったほど。これは映像で見るしかない。キョンフォンの白い馬から落馬するシーンもお見逃しなく!
最終話まで、あと30話です!最後までどうぞよろしくお付き合いくださいm(__)m。

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ドラマ「太祖王建」は、BS朝日-韓流モーニング枠で月曜日~金曜日の毎朝9から放送。
※全200話のオリジナル版で紹介しているため、テレビの話数と異なります。サブタイトルを参考にしてください。

BS朝日「太祖王建」番組サイト(相関図など)
「太祖王建」DVD公式サイト(予告動画)

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