大女優、岩下志麻も虜にしたイ・ビョンホン「王になった男」舞台挨拶と大ヒット祈願調印式を丸ごとレポート!イベント動画

2013年01月30日13時10分ドラマ
映画「王になった男」ジャパンプレミア&大ヒット祈願調印式
写真:navicon

韓国俳優イ・ビョンホンが主演する映画「王になった男」(チュ・チャンミン監督、2月16日公開) ジャパンプレミアと大ヒット祈願調印式が、29日都内で開催された!先だって行われた記者会見に引き続き取材したのでレポート、公式FACEBOOKでも今回のイベントの動画が公開されている。記者会見と、28日の羽田空港に到着時のレポートはこちら
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では、レポートをどうぞ。以下、いつものように(赤文字)はその場の雰囲気や記者の感想など。カタカナは本人がしゃべった日本語。(司会と通訳は記者会見と同じ、八木田幸恵と根本理恵)

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王になった男大歓声でお出迎え!ジャパンプレミア舞台挨拶
新宿バルト9で行われた「王になった男」ジャパンプレミアには、ぎっしりのファンで埋め尽くされ、上映後のイ・ビョンホン登壇の舞台挨拶には、マスコミも会場に入場しアツい熱気のなか開催された。イ・ビョンホンが登場すると、映画の興奮冷めやらぬファンたちは「チョナ~♪(殿下)」の黄色い声で、大声援!

司会:映画はいかがでしたか?(ファンたちの大拍手が映画の満足を表している。この後映画の紹介。詳しくは記者会見レポでどうぞそれでは温かい拍手でお迎えください。光海(ファンヘ)とハソン、一人二役を演じたイ・ビョンホンさんです。(耳をつんざくとはまさにこのこと!大歓声)
司会:映画では封印されていたキラースマイルで登場してくださいました。ご挨拶の前に、いち早く映画鑑賞の感想を拍手でお願いします。(拍手)
イ:あれっ?面白くなかったんでしょうか?(大歓声)とてもうれしいです。ミナサンコンニチハ、イ・ビョンホンデス。オイシカッタデスカ!(いきなりのナイスなジョークに会場大うけ)…オモシロカッタデスカ?私モコノ映画ハ面白カッタデス。久しぶりに皆さんにお目にかかれるとあって、昨夜は寝る前も興奮してしまいました。今回は怖くなく血も出ない、誰もが楽しく観られる作品ですね。ですから自信を持ってこの舞台挨拶に来ることが出来ました。(映画「悪魔を見た」は怖かった!)

王になった男キラースマイルでファンを秒殺!司会:公式の来日は何時ぶりですか?
イ:年が変わりましたので一昨年の12月のファンミーティング以来です。映画のプロモーションとしては2年ほどたっています。最後は「悪魔を見た」でしたから。
司会:久しぶりに日本のファンに会った感想は?
イ:多くの方がそうでしょうが、私にとってファンの皆さんは友だちのような存在です。ですから、親しい友達に久しぶりに会う胸のときめきだと思っていただければと思っております。(友達のお墨付きをもらったファンから大声援と拍手)
司会:昨日の空港にも行かれた方は?(たくさんの手が上がる)

司会:本作で、二役を演じた感想は?
イ:ちょうどこの作品の撮影の前が、アメリカで撮った「G.Iジョー」だったんですが、この「王になった男」は、私にとって初めての時代劇で初めての一人二役と言う役どころでした。ですからプレッシャーも大きかったんですが、映画のシナリオを見た時の感動や、愉快な気持ち、楽しめる気持ちなどが最後まで私を引っ張って行ってくれた気持ちがします。ですから、撮影中も本当に楽しく笑顔で撮影することが出来ました。

司会:監督からは、ビョンホンさんしかいないと思ったものの、コミカルな場面が多いのでビョンホンさんに頼んでいいだろうかという思いもされたそうですが、ご自身のイメージをつくがえす役を引き受けた理由は?
王になった男「チョナ~(殿下)」の掛け声に優しく手を振るイ:イメージがどうだからと言うことで、出演を決めたりしません。あくまでも作品の物語が重要になっています。すでに皆さんお気づきでしょうが、映画のハソンという役は私の性格にとっても似ているんです。むしろ王の光海の方より似ています。ですから周りにいる親しい人やスタッフは、別に特に驚いたことはあまりありませんでした。(ファンも、ビョンホンさんの愉快な性格は承知。ファンミも冗談がいっぱいで楽しい♪)
司会:ハソンのコミカルな踊りのシーンは、なかなか大変だったのでは?
イ:とても大変でした。だから足は実は、代役でした。何カ月も挑んだんです。最初は簡単だと思ったんですが、動きも激しくなくてすぐにできるだろうと思っていたんです。しかし、韓国舞踊は基礎からしっかり学ばないとああいった繊細な動きは出来ないことを知りました。実は、あのシーンは一番最初の撮影だったんですが、あまりにも大変で少し後にしてほしいと監督にお願いして、少しずつあとにしてとうとう4カ月の撮影の一番最後の日に撮影することになりました。それでもどうしても大変なところは、舞踊の先生にお願いしました。(さすが、ビョンホンさん。4カ月もがんばった後の代役だったんですね)

司会:ハリウッドでも活躍しているイ・ビョンホンさんですが、日本でも「外交官黒田康作」、「HERO」などに出演されていますが、これから共演したい日本の俳優はいますか?
イ:私は、日本の映画が大好きでよく探して観ていました。最近は海外の仕事が多いのでなかなか観る機会がなかったんですが、本当に好きな俳優や監督が多くて、一人選ぶことが出来ないですね。日本には本当に立派な監督や俳優が揃っており、こうした質問もよくいただくんですが、いつでも機会があれば、素敵なシナリオ、監督、俳優がいればやってみたいなと思っております。そうなればうれしいです。
司会:日本ロケもあればいいですね。(客席からの期待の拍手)そろそろお時間になりましたので、ここでフォトセッションに移らせていただきます。(舞台挨拶終了に、会場からブーイングと「早いね~」の溜息)

この後、マスコミの為にもキラースマイルを披露し、カメラマンからの要望にあわせてポーズ。ここでちょっとした笑いが起きる。トークの時に横にあったパネルを移動するとき、イ・ビョンホンも一緒についていきそうに…。お茶目な一面を見せながら、今度は場所を10階のスターステージに移動し、女優の岩下志麻と一緒に、大ヒット祈願の調印式。

王になった男おとめになった大女優・岩下志麻残念ながら、ここからはあまりの混雑に、うまく取材が出なかったので(ほとんど姿が見えず声だけ)簡単にコメントだけでご案内。
大ヒット祈願調印式
岩下志麻は「オールイン 運命の愛」からのイ・ビョンホンファンで、「思った通りの方。笑顔がステキで役作りへの努力もすごい」と大絶賛。(この時、照れるイ・ビョンホンが小さくVサイン)岩下は、自身が出演していない作品で応援に駆けつけるのは「20代のころ、アラン・ドロンのファンで、彼の作品の舞台に花束を持って行って以来」とのこと。とても72歳とは見えない艶やかな着物姿でまるで乙女のように声が弾んでいた。
もし、共演するならとの質問に、岩下は「例えばビョンホンさんが、屈折した性格の韓国の御曹司で、わたしが韓国で事業をしている女社長。あるパーティーでミステリアスな事件に巻き込まれるようなのかしら」と答え、イ・ビョンホンは「2人とも武芸の達人というのもいいかもしれません。岩下さんは日本の武術、私はテコンドーの達人でアクションを見せては?」と語り会場を沸かせた。

王になった男大ヒットしますように♪この後、大ヒットを祈願して二人で調印式をしてイベントが終了となった。最後の調印式だが、劇中でもたびたび王印を押すシーンがあるが、これは「玉璽(ぎょくじ)」と言って、王を象徴する神物。即位式ではこの印を受け継ぐ。ドラマなどでは、これがないために即位式が出来ないなどのシーンもあるのでご注意を。詳しくはこちら「朝鮮王朝豆知識」◆玉璽で紹介。

昨日の羽田のお迎えから、なんと二日がかりの長きにわたる取材!どんな場面でも優しい笑顔を湛える俳優イ・ビョンホンさんに、記者も思わず「チョナ―(殿下)」と声を掛けたくなった。


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■作品紹介
2012年/韓国/131分/カラー/5.1chサラウンド/日本語字幕:根本理恵 原題: 、 監督:チュ・チャンミン (『マバド』『拝啓、愛しています』)  脚本: ファン・ジョユン(『オールド・ボーイ』)
キャスト:イ・ビョンホン/リュ・スンリョン/ハン・ヒョジュ/キム・イングォン/シム・ウンギョン
配給:CJ Entertainment Japan  製作:リアルライズピクチャーズ ©2012 CJ E&M Corporation, All Rights Reserved

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