ダルヒャン、初恋の人と再会…「三銃士」第2話あらすじと見どころ:仁祖が悪夢にうなされる理由は?予告動画

2016年09月10日22時30分ドラマ

ダルヒャンが落とした手紙は世子妃が娘時代にダルヒャン宛に送った熱烈なラブレターだった!ご丁寧に素性が分かる内容となっていたために、ソヒョン世子はそれが自分の妻ユンソだとすぐに気づいてしまった…ジョン・ヨンファ主演「三銃士」は、口笛をBGMに馬でさっそうと三銃士が現れたり、まるで西部劇のよう!第2話では三銃士の正体が明らかになり、ドラマのメインキャストたちが勢ぞろいする!第2話あらすじと見どころ、豆知識を紹介、Youtubeにてに予告動画が公開されている。

【「三銃士」を2倍楽しむ】では、時代背景や放送にあわせて各話のあらすじと見どころ、豆知識をまとめている。
「あらすじ」を読んでから視聴されても楽しめるように配慮しておりますが、詳しいあらすじを知りたくない方は、「見どころ」と「豆知識」だけご覧になって、「あらすじ」は視聴後の確認用にどうぞ。

■キャスト
パク・ダルヒャン役:ジョン・ヨンファ(CNBLUE)
ソヒョン世子役:イ・ジヌク
ホ・スンポ役:ヤン・ドングン
アン・ミンソ役:チョン・ヘイン
ユンソ 役:ソ・ヒョンジン
ミリョン役:ユ・イニョン
パンチョ役:イキョン
仁祖(インジョ)役:キム・ミョンス他

■第2話「友情の始まり」
武官の試験会場で騒動を起こしてしまったダルヒャン。国王の仁祖も重臣たちもダルヒャンを不合格にすべきだと口をそろえるが、ソヒョン世子が、成績優秀な人物を一度の失敗で不合格にするのは公正でないと訴える。結局ダルヒャンは28名中の最下位合格に。その夜、ダルヒャンの元に三銃士から手紙が届き、彼らの正体がソヒョン世子と護衛武士のホ・スンポとアン・ミンソだと分かる。

故郷に武官合格の手紙を書いているダルヒャンの前に世子妃ユンソが現れる。驚くダルヒャンに、約束を守らずに世子妃となったのはどうしようもない理由があったと話し、二度と自分のことを考えるな、手紙も焼き捨てたと告げて立ち去る。

翌日、ヨンゴルテ将軍率いる後金(後の清)の使節団が都へ。その途中、三道統一御使キム・ジャジョムの使者が、秘密裏に会いたいと交渉するが、ヨンゴルテは無視。そんなヨンゴルテの前にただの伝令だと名乗る美しい女人が現れる。

三銃士三銃士に会いに約束の酒場にやって来たダルヒャンは、ミンソから自分を騙した首謀者がスンホだと聞き、スンホと自身の身の上、護衛武士になったいきさつを話す。スンホは、ダルヒャンをからかうつもりではなく、世子と世子妃の仲を取り持つためといい、口を滑らして世子の結婚にまつわる噂話をしてしまう。

その頃、世子妃はソヒョン世子に、なぜ手紙の一件で妻の自分を責めよともせず、ダルヒャンを助けたのか?自分に関心がないからではないのかと問い詰めるが、世子に冗談であしらわれてしまう。

その頃、ダルヒャンたちのいる酒場にキム・ジャジョム一行が現れ個室へ。スンホが隣室でこれを監視し、ダルヒャンに見張りを頼んだミンソは世子に知らせに行く。その後、ジャジョムの部屋に男女の2人組が現れる。ところが、連れの男がスンホに気づきジャジョム一行は逃げていく。
駆けつけた世子は、ジャジョムと同行した面々の顔を確認して女を捕まえるが、その女の顔を確認した世子は茫然自失となり、ケガを負う。

その頃、宮殿では悪夢にうなされて目覚めた仁祖が世子を呼ぶが、姿を見せない世子に怒り、世子の住まいである東宮殿へと向かうが…。

■第2話見どころ
ダルヒャンの初恋の人で世子妃のユンソ。コミカルな展開が続くドラマだが、序盤のダルヒャンと世子妃との再会の場面は、一気に悲恋ムードに…。心優しいダルヒャンがユンソの裏切りを故郷の両親に手紙でどう伝えるのか?
また、ダルヒャンは酒場で護衛武士のスンホとミンソの出自と護衛武士になったいきさつを聞く。特に、世子とタメ口で話すスンホとの関係を回想シーンを交えて紹介するシーンが笑える。お見逃しなく。それにしてもスンホが口を滑らした噂話とは?

一方、ダルヒャンとのツーショットでは悲恋ムードだったユンソだったが、世子の前で文句をいう姿は何ともコミカルかつキュート。演じたソ・ヒョンジンは「帝王の娘スベクヒャン」「火の女神ジョンイ」等時代劇でもおなじみの女優。塩顔美人だが、彼女の魅力はクルクル変わる表情。現代ドラマ「ゴハン行こうよシーズン2」でも、泣いたり笑ったりと表情豊か。そして、そんな彼女を軽くあしらう世子役のイ・ジヌクの口を一の字にしたスマイル。これにイラつくユンソだが、女性視聴者のハートを射抜くはず。泣きじゃくりながら不本意な結婚の顛末を聞いた世子が「誤解」だと言う言葉をお聴き逃しなく。

第2回は、ダルヒャン役のジョン・ヨンファの酔っ払い演技や、派手な剣アクションもたっぷり見られる。また、馬で疾走する素敵な姿などが見られるのでお楽しみに。乗馬については、ドラマ撮影のために特訓し、記者会見では「今は車よりも馬で移動したい気分」というほど乗りこなした。

■豆知識:仁祖が悪夢にうなされる理由
そもそも仁祖はクーデターを起こして玉座に就いた。先代王・光海君が執っていた明と清(後金)の二極外交から親明政策にしてしまったことで、後金からよく思われていなかった。そして、即位して5年後に後金からの侵攻を受け、屈辱の条約を結ばされた。その後も、臣下の謀反があったことで政情は不安定。ちなみに、酒場でミンソがダルヒャンに話した、世子の護衛兵になるきっかけ“丁卯胡乱”とは、この後金による1度目の侵攻のこと。
そして、ドラマの舞台となる1636年に2度目の“丙子胡乱”が起きることになる。つまり、第2話は、まさに丙子胡乱が起きる数か月のこと。

このあたりを詳しく知りたい方は、同じ時代を舞台にしたドラマ「華政」
の特集【「華政」を2倍楽しむ】にある「華政」のトラブルメーカー?屈辱の王・仁祖と朝鮮王朝中期を考える! で詳しく解説している。「(2)時代背景・実在の人物紹介」には、他にも「三銃士」の歴史背景を知る詳しい読み物がたくさんあるので参考にされたい。

Youtube【公式】「三銃士」予告編

kandoratop【作品詳細】【「三銃士」を2倍楽しむ】

※2016年9月4日(日)~11月12日(日)までNHKBSプレミアムにて放送時の紹介記事です。
※2018年9月現在、Huluで配信中⇒Huluで今すぐ視聴!今なら2週間無料視聴実施中!