日本でも人気の韓国の歌手兼俳優のカンタの除隊に、韓国国内、日本、タイ、香港などアジア中から300名を超えるファンが京畿道・陸軍8師団の前に集結した。感激したカンタは、除隊後初の美声を詰め掛けたファンに聴かせるという一幕も。この様子を韓国inews24が動画ニュースで紹介している。

カンタ（Kangta）は、韓国の男性5人組ダンス・アイドルグループ「H.O.T.（エイチオーティー）」の元メンバー。H.O.T.は、1996年のデビューから2001年の解散まで韓国で圧倒的な人気を誇り、韓国ポップス界の歴史を変えたとまでいわれるも言われ、カンタはメインボーカルを担当した。解散後は、ソロ活動を行っており、2005年にはドラマ「ラブホリック」で、キム・ミンソンとの生徒と女性教師との禁じられた愛で苦しむ青年を演じ、俳優としても活動の幅を広げた。

そんなカンタが軍に入隊したのは、2008年4月1日。芸能界で大活躍した彼は、陸軍でも特級戦士に選抜され、建国60周年記念ミュージカルに出演するなど誠実な軍服務で模範になっている。

19日の除隊日には、雪の降る寒い中、300名を超えるアジア諸国のファンたちが彼を出迎えた。入隊前より随分たくましくなったカンタは、敬礼の後、記者からの入隊前に立てた目標は叶えられたのか？という質問に「（語学の習得など）立てた目標はまだ途中段階ということもあるが、あまり期待していなかった健康面などでは大いに成果があった」と答えている。

動画ニュースでは、軍にいる後輩や先輩芸能人の近況や、ファンへの感謝に気持ちを歌に込めて披露し、「皆さんもお変わりないようで気分がいい。雪まで降る寒い天気の中、多くのファンに来ていただいて本当に感謝している」と感謝の言葉を述べた。

今後のカンタの芸能活動は、20日のソウルを皮切りに、中国北京、日本東京などでファンミーティgンウを開催するため、アジア 3ヶ国を巡回する予定。

カンタの日本のファンサイトでは、3月19日（金）からの、ファンミーティングの告知もされている。

inews24「カンタ除隊、“忠誠”、ファンたちに転役申告します
カンタ日本ファンサイト