アニメ版「冬のソナタ」でも吹き替えで登場する俳優ペ･ヨンジュンが、日本人ファンを襲った事故を心配して心を痛めているという。事故は、昨日12日午後3時頃、江原道江陵市正東津の某リゾート彫刻公園内で起きた。日本アニメーション「冬のソナタ」の撮影地で、日本人観光客29人を含む32人が、突風にあおられ飛んで来た施設物にぶつかってけがを負った。日本人観光客 1人は重傷を負ったが、残りは軽い擦過傷を負って命に別状はないと、韓国YTNが動画ュースが伝えている。
ニュースには事故の起きた現場と、けがを負った日本人観光客が入院・治療を受けている病院の映像が収録されている。

事故がおきたのは、アニメ版「冬のソナタ」エンディングシーンの実写撮影を記念して企画された撮影現場を訪れるツアーでのこと。ペ・ヨンジュンとチェ・ジウと一緒に写真撮影をするために、順番を待つ中、強風に吹きられたひな壇と案内表示の杭が、訪れた日本人観光客に当たるという事故がおきた。ニュースでは、現在警察が当時の様子を詳しく調査中と報告している。

この企画は、アニメ「冬のソナタ」の最終話エンディングシーンにペ・ヨンジュンとチェ・ジウが実写で共演、放送されることを受けて企画されたもの。主催したDA TOURのサイトには、事故のあらましと謝罪文が掲載されている。

今回の事故は韓国でも大きく取り扱われており、事故に胸を痛めた俳優ペ･ヨンジュンが、病院で入院・治療を受けた日本人観光客たちを見舞い、キーイーストでは、韓国のペ･ヨンジュン公式サイトに以下のような謝罪文を掲載している。

■以下、ペ･ヨンジュン韓国公式サイトより（掲載は、3月12日事故当日）

家族の皆様へ

今日の午後アニメーション「冬のソナタ」実写撮影に係わった記事をご覧になって驚かれたことと存じます。まず家族のみなさんを驚かせたことを心より申し訳なく思っております。
（事故を）心配して多くの家族の皆さんからお問い合わせが多く、現場状況に対してここに説明申し上げます。

すでにご存知のように、今日、アニメーション「冬のソナタ」エンディング場面の実写撮影が江陵正東津のリゾートで進行されました。予定されていた撮影は一緒に参加された俳優たちと順調に進行中でした。

実写撮影をしばらく止めて、現場に見学にいらした方々とペ・ヨンジュンさんの記念撮影を進行中、突然強風が吹きあれました。そこで家族の皆さまたちとの記念撮影をいったん中断し、リゾート内部に移動する途中、記念撮影のために準備したひな壇と撮影案内杭が突風で飛ばされ、残念なことに家族の皆さまが負傷される事故が発生しました。

すぐ現場に待機中だった救急車などで負傷された方たちを江陵市内病院たちに迅速に移送し、幸いにも早くに治療を受けることができました。

以後、ペ・ヨンジュンさんは撮影現場を訪問中だった家族たちと負傷者たちが入院している江陵市内のすべての病院を訪ねて、頭を下げて早い快癒と真心のこもった謝罪の言葉を直接伝えました。

これからキーイーストは、本件に関わった全てに誠心誠意を持って対応する予定で、負傷された方々が全快することができるよう最後まで最善をつくします。
家族の皆さまが心配される事のないように、事故後の措置に万全をつくすことをお約束致します。

今日強風で私どもだけではなく江原道内では多くの被害があったことがわかりました。どうか、大きな被害でないことを心より願ってやみません。

これからはもっと良いお知らせをお伝えできるように努力します。改めて家族の皆様にご心配をおかけした点を心より謝罪申し上げます。

YTN「冬のソナタ、撮影場強風…日本人ら32名負傷」
ペ･ヨンジュン韓国公式サイト
DA　TOUR公式サイト