チェ･ジウ、アン･ジェウクといえば日本でも人気の韓流スターだが、中国、香港、台湾圏でアン･ジェウクの人気は日本以上！そんな二人が主演のドラマ「ファースト・キス」が、GyaO!で好評配信中だ。

日本では「冬のソナタ」「天国の階段」で“涙の女王”と呼ばれるチェ･ジウだが、彼女には韓ドラでよくあるラブコメ作品が意外と多い。ただし、彼女が演じるラブコメには、必ずといっていいほど“ロマンチック”という冠がつく。チェ･ジウが演じると、どんなコメディーもどこかおしゃれなロマンスの香りがする。映画「ファースト･キス」も、男性には奥手だが気が強い女性記者と、プレイボーイのカメラマンというドラマチックな設定で贈るロマンティック・ラブ・コメディに仕上がっている。

アン･ジェウクは、1997年MBCの「星に願いを」で主人公のカン･ミンを演じ、韓国はもちろん、アジア中で人気を博した。ドラマ音楽（OST）でも歌手として参加した彼は、俳優兼歌手としてブレイクしている。韓流ブームの立役者といえば「冬ソナ」のペ･ヨンジュンの名前が挙がることが多いが、アン･ジェウクのことを元祖・韓流スターと呼ぶ声も高い。2006年には日本でもコンサートを開き、俳優兼歌手として不動の人気を誇っている。

ヒロインのヨナは、芸能誌の女性記者。27歳になってもまだキスを一度もしたことがない奥手な女性だ。今度こそはと万全の心構えで恋人とのキスを実現しようとするヨナだが、なんと彼氏からフラれてしまう。こんな最悪の展開に傷ついたヨナは、職場でプレイボーイのカメラマン、ギョンヒョンと仕事をすることになる。失恋の傷も癒えず、ギョンヒョンの軽率な態度にも耐えられず、ヨナは辞表を提出するが…。

ありがちなラブコメをアン・ジェウクとチェ･ジウが、なんともほほえましくて幸せな気持ちにしてくれる。劇中、チャン・ドンゴンやイ・ヨンエ（「チャングムの誓い」）がミュージカルシーンに 出演しているのも見逃せない。映画「ファースト･キス」は、2010年3月14日（日）～4月13日（火）まで、GyaO!で配信。

GyaO!「ファースト･キス」