バンクーバー五輪の激戦から1ヶ月！浅田真央とキム・ヨナの今シーズン最後の因縁対決「 世界フィギュアスケート選手権」が、イタリアのトリノで開催されている。五輪で金メダルを勝ち取ったキム・ヨナが、今シーズン限りの引退も示唆しており、事実上、氷上の女王対決は、これが見納めとなる可能性が高い。そんな二人の貴重な公式練習風景を、韓国YTNが動画ニュースで紹介している。

ニュース映像は、公式練習を1回休んでリフレッシュしたキム・ヨナの練習風景から始まる。ショートプログラムの「007」メドレーに合わせて滑り出したキム・ヨナは、すっかりリラックスができたのか、前回の練習のときよりぐっと調子を上げたようだ。ステップもスピンも申し分なく安定している。インタビューでも、「オリンピック後落ち着かなかったが、ここに来てから、他の選手たちと一緒に滑ってから、やっと集中できるようになった」と答えている。
キム・ヨナの後は、ヨナ二世とも言われているクァク・ミンジョンの映像が流れる。

ニュースでは、韓国でも人気の浅田真央の練習風景も紹介している。
浅田は、3回点半ジャンプ、トリプルアクセルの練習に余念がない。ニュースでは、浅田が何度もジャンプを成功させていると紹介している。

五輪終了後1ヶ月足らずの今回の世界フィギュア選手権大会では、誰もがまだあの興奮を抱えたまま大会に挑んでいる。特に、浅田真央とキム・ヨナにとっては最後の戦いになるかもしれない大一番！実力伯仲の二人にとって、前回以上に精神力が今大会の結果を左右しそうだ。

YTN「キム・ヨナ、ジャンプ完璧消化“コンディション良い”」