女の敵は女…。今年5月から始まった大長編の女の復讐ドラマ「チャンファ、ホンリョン」が、ついに、13日最終回を迎え、長く続いた女の戦いに終止符を打つ。番組サイトには見どころ動画と最終回あらすじが公開されている。

先週までのドラマは、ホンリョンにとって辛いことの連続だったが、そんな中でも決してあきらめず、彼女は前に向かって歩き続けた。最終回は、これまでの全てのことに決着がつき、やっとホンリョンにも幸せがやってくる。

奇跡的に容態が回復した我が子を前に、改めてこれまでの自分の行いを反省したチャンファは、亡くなった義母への謝罪の気持ちで墓参りに通っている。愛人ヒョクからの「やり直そう！」の言葉にも、ひとりで生きていくことを誓う。

テユンは悪夢のようなこれまでの日々を忘れ、初心に戻るため、代表理事を辞めて研究開発に専念する。
また、ホンリョンの人生に付きまとったソクトゥは、娘ギルナンの優しさに父性愛が芽生えたようで姿を消し、スチャンもホンリョンをあきらめた。

これまでのドロドロ愛憎劇の最後にしては、少々あっさりまとまりすぎた感のある結末だったが、これまでホンリョンが舐めた辛苦を考えれば、むしろ遅すぎた幸せかもしれない。

全74（韓国版では149話）までは、悪の限りを尽くしたチャンファが、互いに忘れられない間と知りながら、一歩先に踏み出せないテユンとホンリョンのために、最終回で一役買う。ホンリョンの元を訪ねて、テユンが好きなのはホンリョンだと伝えるのだ。
ホンリョンにしては、わかっていることながら、チャンファからこう伝えられたことで、彼女のテユンへの執着が終わったと実感できたのだろう。
テユンはかつての約束どおり、ギルナンの父親となり、ホンリョンのお腹の中にも新しい命が宿る。

ヒロインをいつも助けた親友のゴンミと元夫のウンナムは元の鞘に納まるのか？何かとことをややこしくしてきたもう一人の親友ジョンへ夫妻に養子縁組は実現するのか？主人公以外のカップルの今後も気になるところだ。
韓国ドラマらしく、主人公以外の周りの人間関係も丁寧に描いたドラマ「チャンファ、ホンリョン」は、明日13日月曜日あさ9時から感動の最終回を放送する。

BS朝日「チャンファ、ホンリョン」