「太王四神記」第1話~第5話までのあらすじ
(C)TSG Production Company LLC.■第1話「神の子 ファヌン」
コムル村の村長に呼び出されたヒョンゴは幼いスジニをつれて村に帰る。 臨終の村長は村に伝わる玄武の杖という神器に次の村長を示させ、玄武の杖は光を放って空中に浮き上がり、ヒョンゴの手元に渡る。村長はヒョンゴに遺言として、高句麗の貴族の息子ホゲを見守る事とスジニに黒朱雀の兆候が表れたら、自ら殺すよう伝える。
ホゲを見守るため、高句麗の国内(クンネ)城に旅立つヒョンゴとスジニ。杖のあちこちを触ってみていたスジニはヒョンゴに玄武の神器がコムル村にあった理由を聞こうとする。ヒョンゴは神話時代の話を始める。
神話の時代、地上を支配していた虎族のカジン達の横暴に心を痛めた神の子ファヌンは、チュシンという平和な国を創造する。しかし、国を奪われたと怒ったカジン率いる虎族は、チュシン国の民たちを殺害し始める。ファヌンはカジンの持つ火を操る力を封じ込め、チュシンの民と共に戦っていた熊族のセオに与える。カジンはファヌンに心を寄せていたが、ファヌンがセオと結ばれ、セオが子を宿した為、嫉妬に狂い、セオが身重で動けない隙を狙い、チュシンを襲撃する。戦いの最中、ファヌンの子を産んだセオだったが、カジンにより赤子を奪われ、崖から落とされてしまう。赤子はファヌンにより救われたが、赤子を殺された悲しみに狂ったセオはファヌンから授かった火の力を開放し、黒朱雀として地上を焼き払う。ファヌンは悲しみと共に黒朱雀と化したセオを神の矢で討ち、再び火の力を朱雀の神器として封印する。ファヌンはチュシンの国の礎となるよう、朱雀を含む青龍・白虎・玄武の四神の力を神器に封印し、チュシンの真の国王が天から遣わされる時に目覚めると告げ、チュシンの大地に配置する。
時は流れ、紀元374年。チュシンの星が輝いた。
■第2話「チュシンの星」
紀元374年。コムル村の人々はチュシンの星が輝くのを見て、チュシンの王の誕生と四つの神器が目覚めると確信し、生まれてくる子と神器を探し始める。同時期、高句麗の神殿「天地神堂」も神のお告げに基づき、チュシンの王の誕生を確信し、使者を出す。
しかし、それは古の虎族の末裔である火天(ファチョン)会の大長老の野望の始まりでもあった。火天(ファチョン)会の大長老は四方に部下を送り、チュシンの王として生まれた赤子と
4つの神器を探し始める。
チュシンの星が輝く夜、高句麗の貴族ヨン・ガリョの家では陣痛中のヨン夫人が赤子を生む。 一方、火天(ファチョン)会の集団は「朱雀」の神器のありかを探し、村を襲う。「朱雀」の神器を身に付けた幼いキハは、赤子のスジニと共に火の手に包まれるが、「朱雀」の神器が目覚め、幼い二人は火事から守られる。そして、火天(ファチョン)会はスジニを見逃し、キハと「朱雀」を手に入れる。
■第3話「毒薬の因果」
国内(クンネ)城で、ホゲを見守るヒョンゴは、スジニに火天(ファチョン)会のサリャンを尾行させる。 ヨン・ガリョの邸宅に侵入したスジニは、ヨン夫人とサリャンが毒について話し合うところを盗み聞きするが、誰を殺害しようとしているのか見当がつかない。その頃、戦争を勝利に導いた高句麗軍が凱旋し、将軍たちの中にいた幼いホゲはヨン夫人から手厚い祝福を受ける。戦勝祝いの夜、太子のタムドクは王の代わりにホゲに戦勝祝いを届ける。ホゲをチュシンの王にしたいヨン婦人は、気の弱そうなタムドクに悪態をつく。サリャンから毒を仕入れたヨン夫人は王に会い、ホゲがいずれ天意によって王位につくと告げる。王はそれを平然と聞き流すが、ヨン夫人が帰った後に倒れてしまう。そこにタムドクが飛び込み、王の脇を支える。
■第4話「王になる条件」
ヨン夫人の自害について、ヨン・ガリョとホゲにその真相を伝えたタムドク。タムドクの大胆不敵な行動にヨン・ガリョは、王と太子タムドクに対する認識の甘さを痛感し、負けを認める。そして、ホゲにヨン夫人の望みだったチュシンの王になるならば、民衆や父に認められるようになれと告げる。一方、タムドクから事の成り行きを聞いた王は怒りを爆発させる。そして、タムドクに自身の出生について話を聞かせる。そして、数年の歳月が流れる。 撃毬(キョック)大会開幕の二日目。宮殿を抜け出し、市場に出かけたタムドクは、市場ですりをし、すった金で賭けをして生活するスジニに興味を持つ。
■第5話「決勝戦の行方」
撃毬(キョック)場。黄軍に打ちのめされた青軍の選手が次々馬から落ち、観客席で競技を見ていたタムドクは、スジニに撃毬(キョック)棒は元々竹で作るべきではないかと言う。不審に思うスジニ。鍛冶屋のパソンも竹の棒の中に鉄が入っていると確信する。その歓声の中、火天(ファチョン)会の大長老は、黄軍の大将であるホゲとキハを撃毬(キョック)場内で接近させる。「朱雀」の神器が光を帯びた瞬間、偶然にも目の前をタムドクとスジニが横切る。
黄軍のバラックに入り込んだスジニは、黄軍の選手たちから撃毬(キョック)棒のインチキの口止め料をせしめようとして、危うく叩きのめされそうになる。そこに現れたタムドクは、ホゲに割れた撃毬棒の中にある鉄を見せ、スジニには金をいくらか握らせて、このいかさまをなかった事にしようと提案する。スジニはタムドクが太子である事に驚きつつも軽口を叩き、キハはスジニとともに笑っているタムドクを遠くから見つめていたが…。
特集-NHKを唸らせた「太王四神記」
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■作品紹介
・制作:MBC、2007年
・話数:全25話
・監督:キム・ジョンハク
・脚本:ソン・ジナ
・キャスト
ペ・ヨンジュン:タムドク役/ムン・ソリ:ソ・ギハ役/イ・ジア:スジニ役
オ・グァンロク:ヒョンゴ役/パク・サンウォン:ヨン・ガリョ役
チェ・ミンス:火天会大長老役/ユン・テヨン:ヨン・ホゲ役
パク・ソンウン:チュムチ役/イ・フィリップ:チョロ役
トッコ・ヨンジェ:オジジ(ヤン王)役 他
コムル村の村長に呼び出されたヒョンゴは幼いスジニをつれて村に帰る。 臨終の村長は村に伝わる玄武の杖という神器に次の村長を示させ、玄武の杖は光を放って空中に浮き上がり、ヒョンゴの手元に渡る。村長はヒョンゴに遺言として、高句麗の貴族の息子ホゲを見守る事とスジニに黒朱雀の兆候が表れたら、自ら殺すよう伝える。
ホゲを見守るため、高句麗の国内(クンネ)城に旅立つヒョンゴとスジニ。杖のあちこちを触ってみていたスジニはヒョンゴに玄武の神器がコムル村にあった理由を聞こうとする。ヒョンゴは神話時代の話を始める。
神話の時代、地上を支配していた虎族のカジン達の横暴に心を痛めた神の子ファヌンは、チュシンという平和な国を創造する。しかし、国を奪われたと怒ったカジン率いる虎族は、チュシン国の民たちを殺害し始める。ファヌンはカジンの持つ火を操る力を封じ込め、チュシンの民と共に戦っていた熊族のセオに与える。カジンはファヌンに心を寄せていたが、ファヌンがセオと結ばれ、セオが子を宿した為、嫉妬に狂い、セオが身重で動けない隙を狙い、チュシンを襲撃する。戦いの最中、ファヌンの子を産んだセオだったが、カジンにより赤子を奪われ、崖から落とされてしまう。赤子はファヌンにより救われたが、赤子を殺された悲しみに狂ったセオはファヌンから授かった火の力を開放し、黒朱雀として地上を焼き払う。ファヌンは悲しみと共に黒朱雀と化したセオを神の矢で討ち、再び火の力を朱雀の神器として封印する。ファヌンはチュシンの国の礎となるよう、朱雀を含む青龍・白虎・玄武の四神の力を神器に封印し、チュシンの真の国王が天から遣わされる時に目覚めると告げ、チュシンの大地に配置する。
時は流れ、紀元374年。チュシンの星が輝いた。
■第2話「チュシンの星」
紀元374年。コムル村の人々はチュシンの星が輝くのを見て、チュシンの王の誕生と四つの神器が目覚めると確信し、生まれてくる子と神器を探し始める。同時期、高句麗の神殿「天地神堂」も神のお告げに基づき、チュシンの王の誕生を確信し、使者を出す。
しかし、それは古の虎族の末裔である火天(ファチョン)会の大長老の野望の始まりでもあった。火天(ファチョン)会の大長老は四方に部下を送り、チュシンの王として生まれた赤子と
4つの神器を探し始める。
チュシンの星が輝く夜、高句麗の貴族ヨン・ガリョの家では陣痛中のヨン夫人が赤子を生む。 一方、火天(ファチョン)会の集団は「朱雀」の神器のありかを探し、村を襲う。「朱雀」の神器を身に付けた幼いキハは、赤子のスジニと共に火の手に包まれるが、「朱雀」の神器が目覚め、幼い二人は火事から守られる。そして、火天(ファチョン)会はスジニを見逃し、キハと「朱雀」を手に入れる。
■第3話「毒薬の因果」
国内(クンネ)城で、ホゲを見守るヒョンゴは、スジニに火天(ファチョン)会のサリャンを尾行させる。 ヨン・ガリョの邸宅に侵入したスジニは、ヨン夫人とサリャンが毒について話し合うところを盗み聞きするが、誰を殺害しようとしているのか見当がつかない。その頃、戦争を勝利に導いた高句麗軍が凱旋し、将軍たちの中にいた幼いホゲはヨン夫人から手厚い祝福を受ける。戦勝祝いの夜、太子のタムドクは王の代わりにホゲに戦勝祝いを届ける。ホゲをチュシンの王にしたいヨン婦人は、気の弱そうなタムドクに悪態をつく。サリャンから毒を仕入れたヨン夫人は王に会い、ホゲがいずれ天意によって王位につくと告げる。王はそれを平然と聞き流すが、ヨン夫人が帰った後に倒れてしまう。そこにタムドクが飛び込み、王の脇を支える。
■第4話「王になる条件」
ヨン夫人の自害について、ヨン・ガリョとホゲにその真相を伝えたタムドク。タムドクの大胆不敵な行動にヨン・ガリョは、王と太子タムドクに対する認識の甘さを痛感し、負けを認める。そして、ホゲにヨン夫人の望みだったチュシンの王になるならば、民衆や父に認められるようになれと告げる。一方、タムドクから事の成り行きを聞いた王は怒りを爆発させる。そして、タムドクに自身の出生について話を聞かせる。そして、数年の歳月が流れる。 撃毬(キョック)大会開幕の二日目。宮殿を抜け出し、市場に出かけたタムドクは、市場ですりをし、すった金で賭けをして生活するスジニに興味を持つ。
■第5話「決勝戦の行方」
撃毬(キョック)場。黄軍に打ちのめされた青軍の選手が次々馬から落ち、観客席で競技を見ていたタムドクは、スジニに撃毬(キョック)棒は元々竹で作るべきではないかと言う。不審に思うスジニ。鍛冶屋のパソンも竹の棒の中に鉄が入っていると確信する。その歓声の中、火天(ファチョン)会の大長老は、黄軍の大将であるホゲとキハを撃毬(キョック)場内で接近させる。「朱雀」の神器が光を帯びた瞬間、偶然にも目の前をタムドクとスジニが横切る。
黄軍のバラックに入り込んだスジニは、黄軍の選手たちから撃毬(キョック)棒のインチキの口止め料をせしめようとして、危うく叩きのめされそうになる。そこに現れたタムドクは、ホゲに割れた撃毬棒の中にある鉄を見せ、スジニには金をいくらか握らせて、このいかさまをなかった事にしようと提案する。スジニはタムドクが太子である事に驚きつつも軽口を叩き、キハはスジニとともに笑っているタムドクを遠くから見つめていたが…。
特集-NHKを唸らせた「太王四神記」
【「太王四神記」を2倍楽しむ】
DVD公式サイト「太王四神記」
■作品紹介
・制作:MBC、2007年
・話数:全25話
・監督:キム・ジョンハク
・脚本:ソン・ジナ
・キャスト
ペ・ヨンジュン:タムドク役/ムン・ソリ:ソ・ギハ役/イ・ジア:スジニ役
オ・グァンロク:ヒョンゴ役/パク・サンウォン:ヨン・ガリョ役
チェ・ミンス:火天会大長老役/ユン・テヨン:ヨン・ホゲ役
パク・ソンウン:チュムチ役/イ・フィリップ:チョロ役
トッコ・ヨンジェ:オジジ(ヤン王)役 他