韓国の男性5人組ダンス・ボーカル・グループSHINee(シャイニー)が12月26日、東京・代々木第一体育館で初ワンマンライブ「SHINee THE 1ST CONCERT“SHINee WORLD” In JAPAN」を開催し、日本デビューを発表！併せて日本オフィシャルサイトをオープンし、なんと7曲のMVを動画公開した。

今年は、少女時代やKARAといったK-POPのガールズグループが、日本の音楽シーンを席巻し、東方神起の後に続くボーイズグループとしては、今ひとつズ抜けたグループがいまだ登場していないが、ここに来て、SHINeeというグループがクローズアップされてきた。

SHINeeは、オニュ、ジョンヒョン、KEY、ミノ、テミンの5人で構成された韓国の男性ダンスヴォーカルグループ。2008年5月に韓国でデビューして以来、コンテンポラリーバンドと自分たちを表してきた。
コンテンポラリーバンドとは音楽、ダンス、ファッションなど全ての分野において現時代にあったトレンドを提示し、リードしていくチームという意味が込められており、メンバーが楽器を演奏する一般的なバンドではなく、メンバー全員がボーカルパフォーマンスを披露できるという意味でバンドという表し方をしている。

韓国ではデビューした2008年に新人賞を総ナメにし、その実力を知らしめた。韓国での爆発的な人気もあり日本でも以前から注目を集めていた。そんな彼らの日本初ワンマンライブ「SHINee THE 1ST CONCERT“SHINee WORLD” In JAPAN」のチケットは告知開始から1カ月で10万人を超える応募が殺到。2回公演で2万4000人を動員し、計5時間で60曲を披露した。さすがにこの人気ぶりには驚かされた。

アイドル的な人気を集めている彼らだけに、もちろん抜群のルックスなのだが、それだけが彼らの武器ではない。音楽、ダンスもかなりレベルが高く、音楽ファンをも唸らせている。R&B、HIP HOPを基調にしている彼らだが、時にファンキーであり時に土臭く、また時にUrbanであり、かなり多様な音楽性と言えるだろう。その多様な音楽性をしっかりまとめ上げる彼らの歌唱力には、まさに脱帽である。

また、楽曲にもかなり秀逸なアレンジがなされており、その高い音楽性はまさに時代をリードしている。彼らは今回のワンマンライブで来年3月にEMIミュージック・ジャパンから日本メジャーデビューすることを発表している。それにあわせて日本版公式サイトがオープンし、なんと７曲ものmusic videoを公開したのだ。

来年1月には、ユンホとチャンミの2人体制での東方神起が復活する。3月にSHINeeが日本でビューを果たせば、またもやK-POPボーイズグループが騒がしくなりそうだ。
SHINee オフィシャルウェブサイトでは、フラッシュ映像でメンバー5人の姿が見られる。「MOVIE」からは彼らのMusic Video7曲が視聴できる。（アクセスが殺到してMVが見られないこともあります）

SHINee OFFICIAL WEBSITE