「新宿鮫」シリーズで人気の直木賞作家の大沢在昌の最新作「カルテット」の世界観をそのまま再現した連続ドラマが、18日深夜に25時5分（19日午前1時5分）から放送開始、番組サイトにはTV-SPOT動画が公開されている。

ドラマ「カルテット」は、原作の世界観を生かしたオリジナルストーリーで、あるきっかけで警察組織の活動を手伝うこととなった、過去も素性もバラバラの3人の若者を描く。ドラマは、そんな3人が犯罪集団へ潜入捜査し、摘発を行うなかで、次第に互いを信じ成長していくクライムアクションに仕上がっている。

3人の若者を演じるのは、シュン役の福田沙紀、タケル役の松下優也、カスミ役の夏菜。シュンとタケルに潜入捜査を依頼する公安関係者のクチナワに名優上川隆也が扮する。
番組サイトに、全員がカタカナの名前だけで紹介されているところにも、独特の世界観が感じられる。

松下優也は、2005年、EXILE・柴咲コウ・CHEMISTRYなどヒット曲を手掛けるJin Nakamuraに見出された、Ｒ＆Ｂの歌手でもある若手俳優。 ｢悲しいボーイフレンド｣（主演寺脇康文 ） ｢時をかける少女｣（主演仲里依紗）などに出演し、今作で連続ドラマ初主演で、ドラマ初主題歌となる。夏菜は、今春公開の映画｢GANTZ｣（主演二宮和也、松山ケンイチ）で岸本恵役を演じた2011年大注目女優。そして特に注目したいのが、映画 ｢YATTER MAN ~ヤッターマン~｣（主演櫻井翔）、ドラマ「メイド刑事」やバラエティ番組などでも人気の福田沙紀が、全身タトゥーとピアスをまとうシュンを演じるところだ。これまでにない奇抜な役柄で新境地に挑戦する。

今夜放送する第1話は、シュンとタケルのプロフィール紹介と、二人が出会うまでを描く。
シュン（福田沙紀）にとって、雑居ビルの地下にある賭博の行われる格闘場で活躍する弟のリン（児玉ユースケ）は、守るべき最愛の家族。しかし、大会を主催する塚本（永澤俊矢）は、メジャーへと転身を図ろうとするシュンたちの行動を快く思っていなかった。　
一方、スカウトマンのタケル（松下優也）は、街を歩いては、怪しげな映画に女優として出演させるために女たちに声をかける日々を送っていた。一見お調子者のように見える彼だが、夜はプッシャ－（麻薬密売人）を見つけては、潰すことを生甲斐としていた。
第1話では、そんなシュンとタケルが、タケルのいきつけのバー「グリーン」で初めて出会う。タケルに痛めつけられたことを恨んだプッシャ－たちが店に押しかけ、乱闘が始まると、その戦いにシュンも参戦するのだった･･･。

深夜帯には強烈過ぎる、超個性的な4人が大沢ワールドを最高に盛り上げ、今までにないリアルな青春劇を繰り広げる「カルテット」は、毎週火曜日の深夜24時55分から放送。初回の18日だけは25時5分から放送する。また、MBS放送では20日から毎週木曜日に放送する。

番組サイトの「最新映像」では、迫力のテレビスポット映像が視聴できる。

TBS「カルテット」番組サイト

ナビコンでは、1月に放送開始するドラマの見どころを【1月新番組】のコーナーでまとめて紹介している。各局ごとにまとめて見ると、刑事者の多いテレビ朝日、バラエティ色の強い日本テレビと各局の特色が見えてくる。予告動画が見られるので、まとめてチェックしてみよう。
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