三菱自動車、新世代電気自動車『i-MiEV』がドイツADACの衝突試験で高評価、動画を公開

2011年01月21日12時47分商品・CM
新世代電気自動車「i-MiEV(アイ・ミーブ)」

三菱自動車は、新世代電気自動車「i-MiEV(アイ・ミーブ)」がドイツADACが実施した衝突試験で高評価を得たことを発表した。ADACは、ドイツのドライバーサポートを目的とした欧州最大の自動車連盟。
ADACが実施した同車の衝突試験結果によると、客室は十分な乗員保護スペースが確保され、床下のバッテリーパックにダメージもなく、高電圧システムの遮断装置も問題なく機能していることが確認された。
また、試験結果についてADACは、「ドイツで購入できる最初の量産電気自動車『i-MiEV』に対して今回実施した衝突試験内容は、オフセット前面衝突(64km/h、40%オフセット前面衝突)、オフセット後面衝突(1400kgの車両相当の可動バリアによる80km/h、70%オフセットで衝突)といった、過酷な試験条件で行った。その結果、『i-MiEV』は、軽量でコンパクトな車体、そして、高電圧のEVシステムを搭載しているが、従来のエンジン搭載車と同等の十分な衝突安全性能を有している」とコメントしている。
ADACでは、YouTubeで同車の衝突試験の動画を公開しており、試験の過酷さと同車の衝突安全性能の高さをうかがい知ることができる。

YouTube「Crashtest E-Mobil: ADAC fährt Mitsubishi iMiEV an die Wand」