グリコ、「ジャイアントコーン」綾瀬はるか出演TVCMをWEB先行公開

2011年03月07日19時30分商品・CM

江崎グリコは、グリコアイス「ジャイアントコーン」のイメージキャラクターに綾瀬はるかを起用し、新TVCM「自信サク」篇を公開した。
同商品は、1963年の発売以来、愛され続けているコーンアイスの定番。「チョコナッツ」、「クッキーチョコ」に加え、ビスキーチョコを入れた「ダブルチョコ」を新発売した。
TVCMは、商品パッケージをクラッカーに見立てて、その中から綾瀬はるかが紙吹雪やカラーリボンなどとともに勢いよく飛び出してくる華やかでインパクトあふれるハイスピード映像を通じて、同商品のハッピーで楽しい食感を表現した。
また、同商品史上最大の自信作とサクッとした食感を連想させる「自信サクッ!」というセリフを綾瀬はるかが連呼することにより、同商品の最大のセールスポイントであるサックサクの食感を訴求する。
パッケージを突き破る瞬間のインパクトあふれるカット、同商品を食べる直前の期待に満ちたまなざしと食べた直後の幸せいっぱいの笑顔、恍惚の表情でゆっくりと宙を舞う姿など、チャーミングな彼女の魅力がたくさん詰まったCMに仕上がっている。
撮影は、1秒間に最大1000コマまで撮影可能なハイスピードカメラで行った。これにより、綾瀬はるかが同商品のパッケージを突き破って出てくるシーンをよりダイナミックに仕立てると同時に、見ている人たちが彼女の恍惚の表情に象徴される幸せな瞬間を少しでも長く味わえる効果を演出した。
今回の撮影では、彼女はパッケージを突き破る豪快なワイヤーアクションに挑戦。これまで何度も経験しているとはいえ、紙吹雪が弾け飛ぶ「ドン!」という大音量とともに5~6mの高さまで一気に吊り上げられる場面は、男性でも最初のうちは顔が引きつってしまうほど。
ところが、彼女は、上空でも平然としていただけでなく、ときには笑みさえ浮かべ、楽しそうに眼下の光景を眺める。しかも、1回目のカットから「なんで私、こんなに満面の笑みなんだろう?」とモニター確認した本人も驚くほどのベストショットを披露。何事にも動じない天性の度胸の良さを発揮していた。
本番前、彼女は監督に「ハイスピードってことは、セリフも普通に言うと『サ~ク~ッ~』て聞こえちゃうってことですよね?」と質問。監督が「セリフは念のため別撮りしますが、そのとおりです」と答えると、「だったら、すごく早く『サクッ、サクッ』て感じて言わないとダメですね。よしっ!」と気合を入れて撮影に臨む。
普段はおっとりした印象の強い彼女だが、自らの演技をモニターでチェックする表情は真剣そのもの。「瞬きが少し多いのかなぁ」と修正点を口にし、宙に浮かんでいるときの体勢や足の動きに関して監督にアドバイスを仰ぐなど、お芝居に取り組む真摯な姿勢がとても印象的だった。
彼女は、食べカットのモニター確認中、スロー再生される画面を見ながら、「この(食べる)瞬間がいいんですよね。おっ、かぶりついた~!」と自らの演技を解説し始める。「あっ、これはおいしそうですねぇ~」と愛嬌たっぷりにコメントすると、スタジオ中が大爆笑に包まれた。
また、撮影準備が整い、スタッフから「綾瀬さん、お願いします」と呼ばれると、毎回、「は~い!」と元気よく返事をして駆け足で現場へ向かう姿にスタッフ一同も癒されていた。
撮影に使用したジャイアントコーンは、直径1.2m、高さ3mにも及ぶ巨大な美術セット。フタに当たる先端部分は人力で開閉可能にし、「0、1、2、3・・・」の「1」のタイミングでフタが開き、「3」でワイヤーに吊られた彼女が飛び出すという段取りを何度も繰り返し練習し、本番に向けて万全の態勢を整えた。
彼女が飛び出すシーンでは、セット内部から同時に打ち出すものとして、光沢のあるリボンや紙吹雪のほか、カラーボール、ミニ風船、同商品のミニチュアなど、カラフルでポップな小道具が用意された。
それら人工物の動きは、本番中もほとんど予測できないため、彼女の演技が完璧でもリボンの動きひとつでNGになることもしばしば。OKテイクは、2時間以上費やして撮影した奇跡のワンカットだった。

江崎グリコ「ジャイアントコーン」TVCM


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