ドラマ「蒼穹の昴」最終回のあらすじ。全25話の予告動画公開中-NHK

2011年04月05日11時47分ドラマ

3月27日に放送を終えたドラマ「蒼穹の昴」の最終話あらすじを紹介、NHK番組サイトにはドラマ全話の予告動画が今も視聴できる。予告動画と「蒼穹の昴」を2倍楽しむで、もういちどドラマを振り返ってみよう。

第25話「永遠の昴」あらすじ
夢にうなされた梁文秀は皇帝や清朝の行く末に心を悩ませるが、妹の玲玲に問いかけることで国民たちには皇帝がいなくても国が続いていく事に気づかされる。そして清朝を興すことでなく、新しい時代で民を助けていくという新しい志に気づく。日本人記者・岡圭之助によって、行き続けて新しい時代を作り出すことこそが使命だと励ましの言葉を受け、日本への亡命を決意する。
一方西太后は、袁世凱に日本公使館の周囲の包囲網を一部解くように命令する。。警備の薄くなった公使館の中で文秀は辮髪を切って、初めての洋装に袖を通す。そして切った髪を春児に渡すように岡に託す。一方でミセス・チャンは、戴沢親王を頼って日本公使館への馬車を走らせていた。その際、戴沢には自分が西太后の養女である事を明かしたが、その事を文秀には告げないように口止めする。
日本公使館では、文秀の影武者を使った偽の記者会見が開かれていた。その隙に裏門に寄せられた馬車で文秀と玲玲は脱出する。港まで馬車を走らせる間、突然馬車が止められる。追っ手かと身構えたものの、それは文秀を見送りに来たアメリカ人記者のトムであった。トムは「最強の武器」として、文秀へペンを贈り門出を祝う。一行は無事に天津の港にたどり着き、日本行きの船に文秀と玲玲は乗り込むことが出来た。乗船の間際、文秀はミセス・チャンと最後の別れをする。最後までミセス・チャンは自分の身を明かす事無く、船上で読むようにと手紙を渡す。そこにはこれまで春児が尽力したことが書かれ、春児に感謝するようにと綴られていた。
都に戻ったミセス・チャンは、西太后のもとへ出向き、文秀を逃がしてくれた事に感謝する。西太后は戦うために敢えて逃がしたとうそぶく。ミセス・チャンはそこで外国へ行くとして西太后へ最後の別れを告げた。

ある日西太后は夢を見た。光緒帝が幽閉先で自決すると騒いでいると聞きつけ出向くと、これまでの弱弱しさとはうってかわった光緒帝が西太后へ尊大な言葉を投げつけるのだった。夢の中の光緒帝は西太后の無能さを批判し、愛新覚羅家に劣るものとしてあざ笑うのだった。自分は西太后に操られた凧と自嘲する光緒帝は、まさに首をつろうとしていた。そこで目覚めた西太后は、ただうなされるしかないのだった。
一方、下級宦官として不遇の日々を送る春児は、自室にあてがわれていたみすぼらしい倉庫の中で龍玉と思しき石を発見し、それを持って久々に西太后に会う。西太后はその玉から何も感じる事はないといい、龍玉は見方によってただの石とも宝ともなると悟るのだった。役目を終えたと安堵する春児に西太后は褒美を与えようとするが何も春児は望まない。そこで春児を追い出すように声を荒げた西太后は、その後小声で春児に感謝の言葉を述べ、自由にするために宮廷から出て生きるよう告げるのだった。
一人、紫禁城で夜空を眺める西太后。愛する者全てを失った西太后は、自分のこれまでを冷ややかに振り返るしかなかった。その後、光緒帝は砒素中毒で死亡、後を追うように西太后も息を引き取る。故郷に戻った春児も、日本へ渡った文秀や玲玲も、同じ月を見ながらそれぞれに思いを馳せていた。春児の運命を司る昴の星が、夜空には輝いていた…

ドラマ「蒼穹の昴」の全25話の予告動画は公式サイト「あらすじ」で視聴出来ます。

NHKドラマ 蒼穹の昴

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