米大リーグでチャップマンが世界初の球速170kmを記録、MLBオフィシャルサイトで記録達成時の動画を公開
米大リーグ(MLB)で、シンシナティ・レッズのアロルディス・チャップマン投手が18日に行われたピッツバーグ・パイレーツ戦で、世界初の球速170kmをマークしたことが大きな話題となっている。
同投手が170km(106マイル)をマークしたのは、9回のマカチェンへの3球目。同投手は、それまでにも160km台後半を連発していたが、同選手への3球目で夢の170kmが実現した。
その瞬間、カメラが球場の球速表示を大写しにするとともに、観客席も大記録の達成に大騒ぎとなった。それまでの記録は、同投手がマークしている169km。
日本でも、北海道日本ハムファイターズのダルビッシュ有投手が「170kmは出せると思う」と発言しており、それがチャップマン投手の投球により実現した形となった。
MLBのオフィシャルサイトでは、同投手が170kmをマークした瞬間とインタビューを公開しており、同投手は「スピード表示は知らなかったけど、とてもいい感じで投げられていた」などと答えている。
MLB.com「Chapman on throwing 106 MPH」