チョソンが「ユンシク（ユニ）の好きな人」と言って頬にキスしたのはソンジュンの頬だった！凍りつくその場の雰囲気…しかしチョソンの一言でソンジュン達は、ユニがヒョウンを好きだと勘違いしてしまう。今回はそんな悲しい勘違いのために、ソンジュンとユニの関係が取り返しがつかないまでに悪化してしまう。また、ムン・ジェシンは、ユニが心に想う人物がソンジュンだと気づく。BSジャパンの番組サイトには4人からのコメント動画が、作品公式サイトには見どころたっぷりの動画がたくさん公開されている。

Licensed by KBS Media Ltd. （C）RaemongRaeinすっかりユニのことを誤解したソンジュンはユニを突き放す。さらに、泥酔してジェシンに介抱されているユニを見たソンジュンは完全にユニを無視した。これまでどおりに接してくれないかと頼むユニに、もう戻れないというソンジュン。そんな中いよいよ“棒戯大会”が開かれる。大会では、生徒会長のハ・インス達が恐ろしい計画を企てていた。
棒戯大会とはホッケーのような競技で、例年は東西に分かれて競った。しかし、インスはある計画を持って、花の4人衆が敵同士になるように仕掛ける。ユニとジェシン、ソンジュンとク･ヨンハが同じチームになった。もっともヨンハはこうした危ない競技には参加しない。何故なら「ク･ヨンハだから…」

インスたちが目論んだのは、花の4人衆を敵対させ、憎っきユニをどさくさにまぎれて、棒でたたきのめすこと。インスの企み通り、ソンジュンはユニたちを敵視し、ユニを体当たりで倒してしまう。怒ったジェシン。胸倉をつかん出二人は一触即発！最初にこぶしを振り上げたのは何とソンジュンだった。ソンジュンのあり得ない行動は、そのままユニへの想いの強さ。いがみ合う二人を置いて競技は続行。今がチャンスとばかりにユニを狙うインスの取り巻きのビョンチュン。ところがなかなかうまくいかない。インスはある人物の視線の先にユニがいることを確認すると、自らがユニに向けて棒を振り下ろした。果たしてインスが見た人物とは？ついにインス自ら手を下した！とその時、ソンジュンがユニを守った。
そのままソンジュンは意識を失ってしまう。薄れた意識の中でソンジュンが探したのはユニの笑顔だった。しかし、素直になれないソンジュンは、ついにユニの前でヒョウンにプロポーズをしてしまう。切ない表情でプロポーズをするソンジュン。それを眼に一杯涙をためて聞くユニ。そんなユニを見守るジェシン。みんなが切ない恋をしている。

さて、そのころ街中では紅壁書（ホンビョックソ）が暴れ回っていた。金品を強奪したり人を殺めたり…。もちろんニセ者だ。我らがコロがそんなことをするわけがない。何とニセ者は驚くべき人物だった。ニセ者を仕立てたのは兵曹判書のハ・ウギュだった。さらに彼は罠を仕掛けて本物の紅壁書を捕えようとした。罠だと知りながら出向いたジェシンは…。

ここからは、ドラマをもっと深く楽しみたい方のためのコーナー！

紅壁書が街を荒らしていることは成均館でも話題になった。そんな時、ユニが面白いことを言っている。紅壁書の文才をほめながら彼は“バカ”だと。その訳をジェシンが聞くと、「せっかくの名文を漢文で書いては、街の人々や女子供には伝わらない。ハングルで書かない彼はバカだ」と。これにはジェシンも納得して大爆笑している。

さて、ドラマの舞台は18世紀。ハングルはそれより3世紀も前、1446年に“訓民正音”の名で公布された。しかし、ハングルは女・子供や僧が使う文字として両班たち支配層からは冷遇された。ハングルが実際に公文書に使用されることになったのは、1894年の甲午改革から。実に450年も後のことだった。だから異端児といえども両班のお坊っちゃまで、最高学府で教育を受けているジェシンが漢文で詩を書いてばらまいたのも無理はない。庶民として、女として生きてきたユニだからこそ考えついた意見だった。

ところで、ハングルを制定したのは、第4代王の世宗大王。彼の生涯を描いたドラマに「大王世宗」がある。2倍シリーズで連載を始めたので興味のある方はチェックしよう。

「トキメキ☆成均館スキャンダル」は、毎週月、火曜日の夕方6時50分から、BSジャパンで放送。

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