トンマンはことの真相を探るため、「ソヨプ刀を返したい」という上書文で王を呼び出そうとするが、これが王より先にウルチェ大臣の知るところとなり、アルチョンたちがソヨプ刀の持ち主を捕まえるべく見張りにつくことになってしまった。他の回のあらすじや見どころは【「善徳女王」を2倍楽しむ】で、人物相関図は番組サイトで確認できる。

ウルチェは犯人を捕らえられない場合、始末するよう花郎(ファラン)に命じる。アルチョンの部下になりすまし現場に潜入していたトンマンだが、見破られてしまう。アルチョンは戦場での借りを返すため、トンマンを見逃してやるのだが、このアルチョン、出番はさほど多くないものの、その言動の全てが無駄なく、実にカッコいい！

一方、新羅の記録「鶏林(ケイリン)録」を調べたチョンミョン王女は、トンマンが自分の双子の兄弟ではないかと考える。そこでトンマンになにか隠し事はないかと聞くが、トンマンは何もないとシラを切る。

ところで、上書文を忍ばせたのはトンマンに頼まれたチュクパンだったが、そのとき、彼は大化殿(テファデン)から玉の硯の水差しをくすねて市中で売りさばいた。結局、これから足が付き、大化殿への侵入者が郎徒(ナンド)の中にいるとされた。ウルチェは郎徒を武芸道場に集め、全員の服を脱がせて身体検査を行う。テントの中で次々と身体検査が行われる。身体検査をすれば、トンマンが女だとばれてしまい、万事休す。次がトンマンの番という時、危機一髪のところで事情を知ったチンピョン王がウルチェを呼び出し、身体検査が中止となる。自ら大化殿に赴いたチンピョン王は、正気を失ったソファと再会し、衝撃を受ける。

チンピョン王のおかげで、なんとかばれずに済んだトンマンだったが、郎徒の宿舎を調べた兵がトンマンの生理用品を発見する。さすが医療ドラマを手がけた監督らしい味付けがしてある。それを見たチュクパンはトンマンが女だと気づく。チュクパンはトンマンに、ユシンもトンマンの性別を知っているはずだと話す。

一方、チョンミョンは全ての条件から、トンマンが自分の双子の姉妹だと考えるが、男のトンマンではそれはありえないと悩む。しかし、チョンミョンはユシンからトンマンが女だということを聞かされる。やはりユシンは知っていたのだ。これについては、少々色っぽいきっかけでトンマンが女だとユシンは知る。第18話から19話で明かされるのでお楽しみに。そういえば、「トキメキ☆成均館スキャンダル」の第8話でも同じような状況で、ヒロインが女性だとばれている。ユシンが、トンマンを女だと知っていたとすれば、ユシンのこれまでのトンマンに向けた熱い視線は、恋？

次回はいよいよトンマン本人にも、自分の出自がはっきり明かされ、ドラマが大きく転換する。「善徳女王」第18話は明日12日（月）夕方6時~BSフジで放送される。

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