交流重賞「第31回白山大賞典(JpnIII)」枠順決定、当日生中継!

2011年10月02日11時29分スポーツ

交流重賞「第31回白山大賞典(JpnIII)」(2100m、10月4日、金沢)の枠順が発表された。谷間の重賞となるが、ほぼクラシックディスタンスで、ここをステップにGI、JpnIに挑む馬も出てくる。
出走馬12頭の内訳は、金沢3頭、JRA5頭、他地区4頭。好調馬も多く、楽しみな一戦。
JRAのシビルウォーは、前走の「ブリーダーズゴールドカップ(JpnII)」(2000m、門別)を積極的なレース展開から1.3秒差で快勝、1年ぶりの勝利を挙げた。後方から差を詰めるだけのレースが続いていたが、ようやくトンネルを抜け出した格好。長い距離は向いているし、この距離にしてはペースが速くなりそうで、それに乗じて台頭できそう。
JRAのメイショウタメトモは、5か月半ぶりとなった「マーキュリーカップ(JpnIII)」(2000m、盛岡)を0.5秒差2着と逃げ粘り、続く前走のブリーダーズゴールドカップも1.3秒差2着と先行して流れ込んだ。これで、今年は4戦して2着3回と、安定した成績を残している。強い馬がいると勝ち切れないが、自分の走りはできる。ここも、上位争いは確実。
JRAのニホンピロアワーズは、デビュー以来、11戦6勝2着3回3着2回と着外知らずで、まだ底を見せていない。前走のオープン特別「祇園ステークス」(1800m、京都)も、2番手追走から強敵インバルコにアタマ差競り勝った。負担重量がインバルコよりも3kg軽かったこともあるが、オープンでも通用することを実証した。ここも好レースできる。
金沢のジャングルスマイルは、昨年の白山大賞典2着馬。JRAから金沢に転厩後は、28戦22勝2着5回着外1回と抜群の成績を誇る。7連勝後の前走「オータムスプリントカップ」(1400m、金沢)は1.6秒差2着に敗れたが、これはナムラダイキチのレコードを1.3秒も更新する大駆けにあったもの。この馬自身は順調で、ここも昨年並みに走れる。
JRAのパワーストラグルは、「大沼ステークス」(1700m、函館)で0.5秒差2着と復調気配になり、続くマーキュリーカップでも0.8秒差の3着と好走した。しかし、前走の「しらかばステークス」(1700m、札幌)は、この2戦同様に先行したものの1.8秒差11着と大敗。ディフェンディングチャンピオンながら、走ってみないと分からないというところはある。
兵庫のタガノマーシャルは、8歳馬ながら14戦と、順調に使えない弱みがある。JRAから転厩初戦となる前走の「『近江牛』特別」(1700m、園田)も0.6秒差で快勝したが、2年6か月ぶりのレースだった。「菊花賞(GI)」(芝3000m、京都)1.2秒差9着、転厩前5戦2勝2着2回3着1回など、潜在能力は高いだけに、反動がなければいいレースができそう。

「白山大賞典」枠順
レース当日の生中継

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