<イ・サン>の父を韓国史劇の巨匠が描いた幻の名作「大王の道」29日、BS初放送!予告動画公開開始-BSジャパン

2013年08月24日18時30分ドラマ
(C)MBC 1998 All Rights Reserved

イ・サンの父であり、悲劇的な最期を遂げた思悼世子(サドセジャ)にスポットライトをあてた歴史大作「大王の道」が、ついに8月29日(木)より月~金の昼1時~2時2分まで全34話、日本語字幕版でBS初登場となる!BSジャパンの番組サイトでは予告動画を公開開始した。

「大王の道」は、朝鮮王朝22代王イ・サン(正祖)の父、思悼世子(荘献世子)を軸に3世代にわたる権力者の栄光と悲劇を描いた作品。韓国でMBCが1998年4月~8月にかけて全34話で放送した作品。しかし、これまで日本では地上波やBSでは放送されることなく、イ・ビョンフン監督の幻の名作と言われていた作品。日本でも大人気だったイ監督のドラマ「イ・サン」の冒頭話に続く物語で、朝鮮王朝のドラマを知る上でも是非押さえておきたい一作だ。

ドラマの背景は、18世紀の朝鮮王朝21代王の英祖の治世。当時は党派の争いが激しく二大党派の老論と少論が熾烈な権力争いに明け暮れていた。このころの様子は、【「イ・サン」を2倍楽しむ】で、朝鮮王朝や党派について詳しく紹介しているので参考にされたい。

主人公の思悼世子を演じたのは、「宮廷女官チャングムの誓い」で第11代王の中宗を演じたイム・ホ。思悼世子の正室・恵嬪ホン氏で、イ・サン(第22代王正祖)の実母をホン・リナが演じる。ホン・リナは「宮廷女官チャングムの誓い」でチャングムのライバルのクミョン役を演じた女優。恵嬪ホン氏の役はドラマ「イ・サン」では、キョン・ミリが演じた。
また、思悼世子を世子の地位から引きずり落とそうと画策する英祖の側室・淑媛ムン氏を、日本の芸能界でも活躍したユンソナが担当した。

イ監督の同じ朝鮮時代を描いたドラマ「チャングムの誓い」や「イ・サン」「トンイ」「馬医」等に比べると、美しい映像や洗練された音楽など派手さはないものの、これまで脇で語られてきた思悼世子に焦点を当てて、「イ・サン」の悲劇につながる“米櫃事件”などについても詳しく描かれるだけに、史劇ファン必見の一作だ。

■あらすじ
父・英祖(パク・グニョン)に愛されず苦悩する思悼世子(イム・ホ)。党派に分かれ権力争いをする貴族や、出世の野望を持つ英祖の側室(ユンソナ)は、己の利益のため親子の不仲に乗じ、思悼世子の廃世子を画策する。
そんな中、世子妃・恵嬪ホン氏(ホン・リナ)やホン氏一族は思悼世子を支え続けるが、思悼世子は次第に心の平衡を失っていく。嫡男・サン(後の正祖)が10歳になろうとする頃、英祖と思悼世子との確執はついに決定的な事態を迎え…。

■作品紹介
韓国放送:MBC、1998年4月~8月
全話数:全34話
企画:イ・ビョンフン
演出:ソ・ウォンヨン
脚本:イム・チュン
出演:イム・ホ、ホン・リナ、ユンソナ、パク・グニョン

BSジャパン「大王の道」番組公式サイト
 ※2013.08.29(木)~  月~金の昼1時~2時2分

kandoratop【詳しいドラマの紹介】【各話あらすじ】

★本サイトで掲載されている記事、写真については一切の転載・複製を禁止いたします。