阿須田家で徐々に温かい心が戻り三田は揺れ動く…ドラマ「家政婦のミタ」第10話予告動画と前回のあらすじ-日テレ

2011年12月14日08時28分ドラマ

12月14日、日本テレビ系のドラマ「家政婦のミタ」は第10話を放送、再び阿須田家で家政婦を務める事になった三田灯(松嶋菜々子)だが、その様子には明らかな変化が見られる。自らの過去を知った上で受け入れてくれた阿須田家で、三田は頻繁に亡くなった夫と息子の幻覚を見るようになる。阿須田家の子どもたちとの日々で、三田は自分の想いを口にしたいと感じるようになっていく。

第9話あらすじ
自分が夫と息子を亡くすまでに至った辛い生い立ちを語った後、三田は阿須田家を去った。恵一(長谷川博己)は三田がいつも来る朝7時に呼び鈴が鳴る事を待ったが、三田は宣言通りに来なかった。恵一は晴美家政婦紹介所へ行き、所長の晴海(白川由美)にもう一度三田を雇いたいので戻ってきてくれるように頼んで欲しいと頭を下げた。結(忽那汐里)ら阿須田家の子どもたちも、三田の思い出の遊園地を訪ねて三田を探すものの一向に見つからなかった。ある朝、7時に玄関のチャイムが鳴って喜んで子どもたちがドアを開けるが、そこに居たのは姓が三田というだけの別人だった。落胆してその家政婦を帰し、もう一度紹介所に連絡を取るが、三田は他の家の家政婦の仕事が決まってしまったと告げられる。
落胆した長男の翔(中川大志)らが学校へ行くために家を出ようとすると、隣の皆川家では真利子(佐藤仁美)が夫の功(池田政典)を送り出すところだった。携帯を忘れたらしい功のために真利子が家の中に声を掛けると、そこへ携帯を持った三田が現れた。三田の新しい勤め先とは皆川家だったのだ。久々の出会いに子どもたちは喜び、せめて電話には出て欲しいと頼むものの、三田は阿須田家の電話番号は全て消去してしまったと告げる。

その夜、結城うらら(相武紗季)が家政婦の居なくなった阿須田家のために料理を作りにやってくるが、相変わらず失敗ばかりしている。結は早速義之(平泉成)に連絡を取り、うららを連れ帰らせた。翌日、以前の会社の下請け会社の建設現場に仕事が決まった恵一にうららは弁当を届けに行くが、「こんなところで働くなんて」と心にもない批難をしてしまう。阿須田家では、長男以下の子どもたち3人が三田が皆川家を首になるように隣家のものを無くしてしまおうという計画を立てていた。希衣(本田望結)と同じクラスの翼を口実にして皆川家に入る子どもたちだったが、帰ってきた真利子に留守中に人を入れるなと命令された三田からたたき出されてしまう。皆川家では、真利子が帰りの遅い夫にいらつき、三田に夫を尾行するように命じた。言いつけどおり実行した三田は、夫が若い女性とゴルフをしてホテルへ向かうまでの一連の行動を写真に収めて探偵ばりの報告をした。激高した真利子は翌日の翼の誕生日に家族3人を家ごと燃やして欲しいと頼む。三田は淡々と承知しました、と答えた。
翼の誕生日のために家族揃った皆川家の前で、三田は突然灯油を撒き始めた。功が驚いて三田を問い質すと、真利子に命じられたことを告白する。真利子は三田が集めた写真の証拠を突きつける。三田がテーブルのローソクで灯油に火をつけようとするのを功は必死で止めるが、三田は一向に止めない。怖くなった真利子は三田が死ねばいいと言い放つと、三田は自らに灯油を掛けはじめた。危険を感じて皆川家がその場を逃げ出すのと入れ替わるように、阿須田家の子どもたち4人が飛び込んできた。三田との間に出来た絆を失いたくないと必死に説得する子どもたちと、死なせてくれと懇願する三田で言い合いになる。そこへ功が警察を連れて戻り、三田は連衡されてしまった。
事態を知った恵一が警察へ出向くと、丁度三田が釈放されるところだった。夫婦の痴話げんかがきっかけということで放免されたとのことだった。子どもたちが必死で庇ったのに、このまま無視するのかと恵一が三田をなじる。責任を取って再び阿須田家で働いて欲しい、家族といっしょに三田にも幸せになってほしいと恵一が呼びかけるが、三田は無言のまま立ち去る。

翌朝7時にチャイムが鳴らずに落胆した阿須田家だったが、やや遅れて呼び鈴を鳴らすものがいた。喜んで翔が玄関に出ると、そこに居たのは以前呼ばれた姓が同じだけの三田だった。落胆する恵一に、三田タミは忘れたハンカチを取りに来たことと、三田灯が外に来ていることを告げた。背後には三田が立っていた。外に出てきた恵一に家族と一緒に食事はしない、笑わないなどの確認事項を認めさせ、三田は再び阿須田家の家政婦となった。ある日三田はうららと路上で遭う。うららは三田に、自分がトラブルの種になってしまうことや、実は恵一のことが好きだという悩みを打ち明ける。しかし慌てて、今言った事は誰にも言わずに忘れてくれと頼んでうららは去ってしまう。阿須田家に戻った三田は台所に立つが、夫と息子の幻を見てしまう。激しく動揺した三田は、手にした皿を落として割ってしまう。

第10話みどころ
能面のようだった三田が、次第に心の動きが表情に表れるようになる絶妙の演技を松嶋が好演している。以前長女の結が言った「三田はうららのような人だったのでは」との推測が一つのヒントとなる。三田とうららの交流や子どもたちの働きかけなど、最終回へ向けて人物関係の妙が重要になってくるので見逃せないところだ。

ドラマ「家政婦のミタ」は14日(水)、通常と放送時間が変わってよる10時35分から15分拡大枠で放送。予告動画は番組公式サイトから第2日本テレビへのリンクで視聴出来る。

家政婦のミタ|日本テレビ


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