「アンメット ある脳外科医の日記」井浦新は悪い奴なのか?杉咲花の記憶が戻るとどんな問題が?第4話ネタバレと第5話あらすじ

05月07日08時46分ドラマ
©カンテレ・フジテレビ

ミヤビ(杉咲花)は大迫(井浦新)によって記憶障害にさせられているのか?西島秀雄(酒向芳)に不利な記憶を持っている!5月13日(月)「アンメット ある脳外科医の日記」(22時、フジ)第5話を放送!予告動画は番組公式サイトに公開されている。



「アンメット ある脳外科医の日記」はさまざまな患者と共生する脳外科医の世界で、川内ミヤビ(杉咲花)自身も記憶障害という苦悩と葛藤の中から、再び“医師”という仕事と向き合い、自分自身も再生していく新たな医療ヒューマンドラマだ。

その第4話が5月6日に放送された。第4話ではこれまでにもまして、ミヤビの過去に焦点が当たる。第3話までは「優しくミヤビを見守る」主治医だと思われていた大迫(井浦新)だったのだが、どうやら事故の件に関しても関連している。さらに、ミヤビの記憶が戻らないようになにかやっているとさえ思えるのだ。関東医大の会長である西島秀雄(酒向芳)は「万が一、記憶が戻ってもらったら困るよ」とミヤビの記憶が戻ることを阻止しようとし、大迫もミヤビを治したい三瓶(若葉竜也)をなんとか遠ざけようとしている。いったいミヤビは事故に合う前にどんなことを目撃したのか?

そして、完全に愛のない政略結婚だと思われていた秀雄の孫の麻衣(生田絵梨花)と綾野(岡山天音)だが、麻衣はどうやらそうでもないらしい。綾野とミヤビが仲良く話していると嫉妬している。さらにミヤビを三瓶から遠ざけるために「信頼しないほうがいい」とも話す。ミヤビの事故とはいったいなんなのか?

5月13日に放送される第5話では、ミヤビが難易度の高い手術を行う。そして、ミヤビを優しく見守ってくれていた緊急医の星前(千葉雄大)と三瓶が専門医をめぐって意見を対立させる。相容れない二人の間に険悪な空気が流れるが、星前にも高い志を持つ理由があった。

主題歌を担当しているあいみょんはドラマをリアルタイムで見ているという。主題歌を作ったことについて「記憶をテーマに作った楽曲です。ドラマの中でどんな風に溶け込めるかどうか、想像を巡らせながら制作しました。“強い感情は忘れません”とドラマの中の台詞でもありましたが、何だか腑に落ちた気がして。私はそんな強い感情をいくつも持ち続けて、日々歌詞を書き起こしているのかもしれません」と語っている。なお、主題歌「会いに行くのに」は、5月1日(水)より先行配信中で、あいみょん16枚目のニューシングル「会いに行くのに」が5月22日発売予定となっている。

■前回:第4話ネタバレあらすじ
ミヤビ(杉咲花)の母は昔、大迫(井浦新)に手術をしてもらい、後遺症を残すことなく現在も元気に過ごしていた。そんな大迫にミヤビは絶対の信頼をおいている。

三瓶(若葉竜也)が検査した結果、ミヤビの脳には、これほど重度の記憶障害が残るような大きな損傷は見付からなかった。困惑した三瓶とミヤビ。ミヤビは大迫に相談するが、三瓶の見立てが間違っていると指摘される。自分はずっとミヤビの診断をしてきたと。さらに三瓶が研修医のころから知っているという。そして三瓶が患者に軽々しく希望を与えるタイプの医者だと話す。

検査結果に納得できない三瓶は大迫の元を訪ねるが、秘書の麻衣(生田絵梨花)から大迫は終日不在だと断られる。あきらめて帰ろうとしたその矢先、院内で入院患者らしき7歳の少年に出くわす。瀬戸村翔太は脳腫瘍で入院していたのだ。その両親に脳腫瘍は取りきれるといってしまう。

一方、ミヤビは動脈瘤が脳に見つかった、ロボット工学研究者の加瀬誠(前原瑞樹)を担当することになった。脳動脈瘤が破裂するリスクは年間1%程度だが、破裂すれば重度の障害が残るか、最悪は死に至る。しかし手術をすれば4~10%の確率で後遺症が残る。確率論での過酷な選択を突きつけられ、妻と幼い子を養う加瀬は葛藤する。

ミヤビはそんな加瀬に根気よく寄り添い、最善の治療を行うためにカテーテル専門医である綾野(岡山天音)にも相談。綾野はカテーテルを極めるために医者になったのだ。二人が熱心に話している様子を麻衣は見ていた。麻衣の祖父・西島秀雄(酒向芳)は病院の会長だ。家族に自分の意見を押しつける。綾野の手術は問題ないが、あとは論文だけだと麻衣に話す。

三瓶がまた大迫に画像をみせてもらおうと病院を訪ねると、翔太の手術中だった。しかし、大迫は取り切れないといって途中で中断しようとしていた。手術の様子をみた三瓶は「助手が不慣れだ」という。その意見は正しかったようで、大迫は助手の交代を命じる。そこにやってきた助手があっという間に腫瘍を取りきった。実は三瓶だった。遅れて本当の助手がやってくると、大迫は激怒する。許されないことをしたと。しかし、三瓶はアメリカで多くの経験を積んできたと反論する。大迫はミヤビにもそうやって希望をもたせているという。

そんな中、加瀬が倒れた。動脈瘤のことが心配でそのストレスで倒れたのだが、ミヤビはカテーテルを勧める。そして綾野が手術を行った。手術は成功した。ミヤビは綾野にカフェオレとブラックコーヒーを差し出し「どちらがいいですか?」と聞いた。それは昔、聞いたことのある言葉だった。綾野は加瀬の手術を論文にする。患者を紹介してくれた大迫にお礼を言う。

麻衣がミヤビに「三瓶先生は信じない方がいい」と告げる。大迫は西島秀雄から「川内先生だっけ、万が一、記憶が戻ってもらったら困るよ」と言われ、「あの男には手を出させません」と答えた。



■第5話あらすじ
意識を失った寺の住職・成海(三宅弘城)が運び込まれてきた。検査の結果“もやもや病”が見つかり、治療後も脳梗塞や脳出血を引き起こす可能性をはらんでいることから、主治医のミヤビ(杉咲花)は、今後、お勤めは一切やめるよう宣告する。成海はその言葉を静かに受け止めるが、弟子の碧聴(大友律)は不安を隠せないでいた。

早速、成海の手術が行われることになり、三瓶(若葉竜也)はミヤビを術者に指名する。手術の難易度も高いためミヤビは拒否する。ミヤビは、麻衣(生田絵梨花)から「三瓶先生のことは、あんまり信用しないほうがいい」と言われたことが胸の奥に引っ掛かっていた。

一方、全科で専門医レベルを目指す星前(千葉雄大)は、自分にも脳外科の手術をさせてほしいと三瓶に頼むが、あっさり断られる。三瓶と星前は専門医に対しての考えが違い、珍しく声を荒げ、相容れない2人の間には嫌な空気が漂う。しかし実は、星前の高い志の裏にはある理由が隠されていた。

カンテレ・フジテレビ系 月10ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」は2024年4月15日スタート。原作:子鹿ゆずる 漫画:大槻閑人『アンメット-ある脳外科医の日記-』講談社「モーニング」連載中 出演:杉咲花、若葉竜也、井浦新、吉瀬美智子、千葉雄大、岡山天音、生田絵梨花、安井順平、野呂佳代、小市慢太郎、酒向芳、山谷花純、尾崎匠海(INI)、中村里帆 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@unmet_ktv 」。PR動画は番組公式X(Twitter)にて公開中。

「アンメット ある脳外科医の日記」番組公式サイト

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