篤姫・宮崎あおいからバトンは兼続・妻夫木聡へ!新年スタートのNHK大河ドラマ『天地人』
師走の賑わいも深まる12月、もっとも人目を引く歴史的2ショットの姿があった…そう、それは篤姫から直江兼続へのバトンタッチの瞬間だ。そのセレモニーの模様はNHKが運営する番組制作情報『コレ見て!ムービー』が配信中である。
新年1月4日から放送が開始される新・大河ドラマ『天地人』は直江兼続を唯一の主人公とし、彼の人生を通して波乱の戦国の世を描き切る。会見セレモニーでは篤姫を演じた宮崎あおい、そして新作で直江を演じる妻夫木聡が顔を並べ、コシヒカリと薩摩揚げのプレゼント交換を行った。コシヒカリは直江兼続公の生誕地・魚沼の名産。そして薩摩揚げはご存知篤姫ゆかりの地、薩摩の郷土料理である。宮崎は篤姫の撮影に費やした一年あまりは幸せだったと語り、直江演じる妻夫木へ「幸せになってほしい」と笑顔でエールを送った。対する妻夫木も「NHKのスタッフはみな温かく、演技についてお酒飲みながら話し合っている。ぼくも幸せになれるように頑張りたい」と意気込みを述べた。
リレー走者が最も緊張する瞬間は”バトンタッチ”だというが、今度の主演・妻夫木聡の心中はいかがであったのだろうか。でも、案ずることはなさそうだ。彼の佇まいには、すでにあの美貌の武将の姿がどこか重なって見えるように思う。上杉謙信に見出されたとされる智謀と美貌の英雄、直江兼続の気配がどこかに感じられたのだった。
無常の世に、義と愛を重んじた英雄・直江兼続の姿…それは、妻夫木聡の肉体を纏って我々の前に姿を現すこととなるのだ。
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