日曜劇場では、2月に「トランスポーター」、3月に「トランスポーター3」と放送し、いよいよ今夜15日夜9時から、「トランスポーター2」を放送、番組サイトでは今作からメインカーになった「アウディ A8 6.0クワトロ」がビルから跳び出すシーンも登場する予告動画が公開されている。

「トランスポーター」シリーズは、元軍人で天才的な運転技術と優れた格闘術で、どんな依頼品でも確実に届ける最強の運び屋（トランスポーター）のフランク・マーティンが主人公のカーアクション映画。シリーズで主演しているのはジェイソン・ステイサム。元水泳の飛込競技の選手のイギリス人俳優だ。身長175㎝ほどと、それほど背の高い俳優ではないものの、水泳で鍛えあげた筋肉が繰り出す切れのあるアクションはさすが。「トランスポーター」シリーズや「アドレナリン」などでアクション俳優として活躍している。「トランスポーター2」は2005年の作品で、日本では2006年に公開された。

シリーズ第2弾の本作では、これまでプロの運び屋として自らに厳しいルールを課してきたフランクが、運び屋から足を洗う決意でコート・ダジュールからマイアミへやってくる。そんな彼の元にある日、フランクの噂を聞きつけた連邦麻薬対策委員長ジェファーソン・ビリングスから、休暇に入った運転手が復帰するまでの間だけ、6歳の息子・ジャックの通学の際の送迎を頼まれる。フランクにとっては至極簡単な任務と引き受けるが、ジャックを定期健診に連れて行った病院で、突然、医師と受付の女が銃を乱射してきたのだ。なんと逃げ延びたかが、2挺拳銃の女に狙われ、ジャックを人質にとられてしまう。結局、ジャックはFBIと母親のオードリーによって救われる。これにて一件落着かと思われた事件だったが、ジャックが原因不明の高熱をだし、オードリーとジェファーソンも咳が止まらず、体調不良になる。この異変に、フランクは、事件が単なる誘拐ではないと睨み、捜査を始め、驚愕の事実を知ることになる。

いつも美女とスカッとするアクションが見どころの同シリーズだが、今回は、6歳の少年との交流があるのも見どころの一つ。もちろん美女も登場。今回の美女はビキニに2挺拳銃。アクションも前作以上の迫力。何しろ、墜落中の機内で格闘アクションをやってのけるのだから驚く。もちろんアウディ、ハマー、ポルシェを使ったカーアクションも満載で、今回もクルマ好きにはたまらない一作となっている。メインカーもBMW735i(E38)から、アウディ A8 6.0クワトロに乗り換えている。この車は、映画オープニングの駐車場のシーンから登場し、エンジン全開でぶんぶん走る回る姿は、クルマ好きにはたまらないはず。
本作のアクション監督は、「ロミオ・マスト・ダイ」や「キス・オブ・ザ・ドラゴン」といった作品で知られるコーリー・ユン。脚本と制作はシリーズ通してリュック・ベッソン、監督は日本の漫画「聖闘士星矢」が大ファンのルイ・レテリエ。第1弾ではコーリー・ユンと共同で監督デビューをしたが、今作では単独で監督した。

ジェイソン・ステイサムが、最強の運び屋（トランスポーター）フランク・マーティンに扮して、ノンストップアクションを見せてくれる「トランスポーター2」は、15日日曜日夜9時からのテレビ朝日系「日曜洋画劇場で放送、予告動画は番組サイトでは視聴できる。

テレビ朝日系「日曜洋画劇場｜トランスポーター2」

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