交流重賞「第23回東京スプリント(JpnIII)」枠順決定、当日生中継!

2012年04月16日11時52分スポーツ

交流重賞「第23回東京スプリント(JpnIII)」(1200m、4月18日、大井)の枠順が発表された。今年の短距離重賞戦線の2戦目となる。
出走馬16頭の内訳は、南関東10頭、JRA5頭、他地区1頭。短距離戦線もリセットされた感があり混戦。
JRAのセイクリムズンは、昨年の今ごろは短距離王の座に就いていたが、昨秋に復帰してからは、差のない競馬こそしていたものの6連敗とらしさが感じられなかった。それでも、2走前の「フェブラリーステークス(GI)」(1600m、東京)での超ハイペースの逃げが馬を目覚めさせたのか、前走の「黒船賞(JpnIII)」(1400m、高知)でクビ差逃げ切りと7レースぶりの勝利を飾った。ここも逃げて強いレースを見せてくれそう。
JRAのスーニは、「サマーチャンピオン(JpnIII)」(1400m、佐賀)0.7秒差1着、「東京盃(JpnII)」(1200m、大井)0.2秒差1着、「JBCスプリント(JpnI)」(1200m、大井)0.2秒差1着、「兵庫ゴールドトロフィー(JpnIII)」(1400m、園田)0.3秒差1着、と4連勝して休養に入った。3か月ぶりとなった前走の黒船賞は、いつもの鋭い差し脚が見られず、0.8秒差の4着と意外な結果に終わったが、ひと叩きされて上昇しており、今回は豪脚が見られるだろう。
船橋のナイキマドリードは、短距離の交流重賞は5戦1勝(JpnII)2着1回(JpnI)。前走のフェブラリーステークスは距離も長く2.9秒差の16着といいところがなかったが、その前の南関東での2レースは「ゴールドカップ」(1500m、浦和)1.5秒差1着、「船橋記念」(1000m、船橋)0.4秒差1着と、実績と実力を誇示している。このメンバーなら、上位争いに食い込めるはずだ。
JRAのサマーウインドは、かつては短距離王の座を、JRAならセイクリムズン、交流重賞ならサマーウインド、と分け合っていた。しかし、昨年は、5か月ぶりの芝の「高松宮記念(GI)」(芝1200m、阪神)で1.3秒差14着、7か月ぶりのJBCスプリントで1.0秒差6着、といいところがなかった。今回も、5か月半ぶりのレースと、なかなか順調に使えない。それでも、ここなら見せ場は作れるだろう。
船橋のスターボードは、JRAで11戦4勝2着3回の好成績を引っさげて南関東に転入。9か月半ぶりの「'12ウインタースプリント」(1200m、大井)で0.5秒差の2着に入ると、続く前走の「ブラッドストーン賞」(1200m、大井)で0.2秒差で快勝した。JRAではオープンまで駒を進めた馬だし、前2走が大井の1200mというのはこの馬だけ。叩き3走目で期待が持てる。

「東京スプリント」枠順
レース当日の生中継

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