本日28日（月）、GyaO!が“妖怪・九尾狐（クミホ）に娘がいた”という斬新な設定を基に、母娘のはかない運命を描いたサスペンス時代劇「九尾狐（クミホ）伝～愛と哀しみの母～」の配信を開始した。配信は、本日より9月16（日）に毎月曜1話更新。

韓国で何度でもドラマで取り扱われている妖怪“九尾狐”。悪しき妖怪として名高い九尾狐の“母性愛”に焦点を当て、九尾狐伝説に新たな息吹をもたらした本作。九尾狐親子に次々と襲いかかる魔の手、人間から九尾狐への変身シーンや、随所に盛り込まれたオカルト的要素などが反響を呼んだ異色作。

クサンテクは、人間になることを夢見る美しき九尾狐。彼女が完全な人間になれる唯一の方法…それは人間の男におのれの正体を見せたうえでその男と結婚し、自分の正体を10年間黙っているように約束させること。しかしクサンテクの願いが成就する前日、夫が口を滑らせて秘密を漏らしてしまう。愛娘のヨニを連れて家を飛び出したクサンテクは、ひょんなことから貴族ユン・ドゥスの家で暮らすことに。しかし、ユン・ドゥスにはある目的があったのだった…。

主人公の九尾狐役を演じたのは、「シンデレラマン」のハン・ウンジョン。母性愛にあふれながらも、どこかミステリアスな九尾狐を魅力たっぷりに演じている。九尾狐の娘ヨニ役には、天才子役として有名なキム・ユジョン。ドラマ「トンイ」でヒロインの少女時代を演じた子役だ。半人半獣の宿命を背負った少女の悲しみを、情感豊かに表現している。
九尾狐母娘の運命を左右するユン・ドゥス役には、「ニューハート」などの演技派チャン・ヒョンソン。その娘チョオクを「ありがとうございます」でおなじみの子役ソ・シネが演じているのも注目だ。

＜あらすじ＞
クサンテクと名乗る妖怪・九尾狐（クミホ）は、おのれの正体を10年間、口外しないと約束した男のもとにひそかに嫁ぎ、愛娘ヨニを育てながら10年目の“その日”を待ちわびていた。
無事にその日が訪れれば完全な人間になれるはずだったが、前日に夫が秘密をもらしてしまい、願いは絶たれてしまう。一方、貴族のユン・ドゥスは、重病の娘チョオクを救うため奔走していた。
占い師から“全く同じ日、同じ時間に生まれた子の肝臓を10歳になる前に食べれば命が助かる。
その子はチョオク本人が見つけるはずだ”と告げられ、希望を見いだしたユン・ドゥス。
そしてチョオクが見つけたのは、九尾狐の娘ヨニだった。何も知らないまま九尾狐親子は、ユン・ドゥスの家で暮らすことになり……。

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