レオナルド・ディカプリオ×渡辺謙「インセプション」が地上波初登場!「日曜洋画劇場」予告動画-テレ朝
6月10日、テレビ朝日系の「日曜洋画劇場」は2010年のアメリカSF映画「インセプション」を放送、ディカプリオ主演で準主役に渡辺謙が起用されて大きく話題になった作品が早くもお茶の間に現れる。渡辺にとっては「バッドマン ビギンズ」に続くクリストファー・ノーラン作品の出演で、ハリウッドでの知名度を更に上げた事で日本を大きく沸かせた注目映画だ。
主人公・コブ(レオナルド・ディカプリオ)は他人のアイディアを盗む企業スパイだった。その手法は、ターゲットの夢に入り込む事でその考えを盗み出すという手法で、コブの特殊能力とそれをサポートする相棒たちのチームで事に当たっていた。そこへ巨大企業の総帥であるサイトー(渡辺謙)と接触する。当初はサイトーの情報を盗み出すつもりだったコブたちだが、その企みはサイトーに見破られてしまう。ミッションに失敗したコブたちは追われる身となるが、そこに救いの手を差し伸べたのはなんとサイトーだった。サイトーはコブを助ける代わりに、ライバルに他の意識を植え付けるという仕事を依頼する。失敗すれば他人の潜在意識の中に取り込まれて戻ってくることが出来ない危険な内容から、コブは一時は断る。しかしある事情からコブはサイトーの依頼を受けることを決意、サイトーと連携プレーをする羽目になる。予想より困難なこのミッションは、コブやサイトーの身を危機に陥れる。
映画タイトルにも使われた「inception」という言葉は、本来「始まり、発端」という意味でネイティブスピーカーにとっては難易度の高い言葉。日本語で更に言い換えるなら「嚆矢(こうし)」といった表現になるだろう。何故この言葉がタイトルになったのか、それはこの作品を最後まで見ると納得の出来る深いストーリー展開となっており、豪華キャスティングと共に絶妙な大人向けの娯楽作に仕上がっている。吹替えながら、サイトーの声は渡辺謙自らが当てているのもみどころだ。他人の夢に潜入するというSFジャンルでありつつ、サスペンス要素を多く含む波乱の展開はまさに上質な大人向けの娯楽作品と言えるだろう。
映画「インセプション」は10日(日)よる9時から放送。予告動画は「日曜洋画劇場」公式サイトで視聴出来る。
日曜洋画劇場|テレビ朝日