世子の許嫁は北伐之計の守り主!ドンス、命の恩人との再会!「ペク・ドンス」第7~9話あらすじと予告動画
第7話からは、孝宗の遺した“北伐之計”の守り主であるユ・ジソンがクローズアップされる…世子の許嫁という運命を背負う聡明で美しくジソンに、ドンスとウンがひかれていく!今回は7話~9話までのあらすじを紹介する…番組サイトには、特報動画と次回予告動画を公開している。
■第7話あらすじ
清から戻ったグァンテクを黒い影が襲った。黒紗燭籠の刺客だ。手下どもがグァンテクにやられ、静かにイン(人)と対決、あっけなく今度は左手を切り落とされてしまうイン。インからグァンテクが戻ったことを聞かされたチ(地)は、愛するグァンテクが危険なこの地に戻ってきてしまったことに動揺する。清の使節団が滞在する慕華楼(モファル)では、デジュと清の使臣が慕華楼に偽の刺客を忍ばせて一騒動起こそうと企んでいた。(慕華楼は、使節団をもてなす場所で、ドラマ「トンイ」でも慕華館という名で登場⇒「トンイ」第14話)その夜、偽の刺客よりも先にジンジュが忍び込み、勅書などを盗み出す。ところが見つかり警護の兵士たちに囲まれてしまう。父ジンジュの見事な武芸に驚くものの、多勢に無勢、あわや…と言うところをチに助けられ逃げ出すことに成功。ジンジュは途中、ドンスと遭遇する。何も知らないドンスは、ジンジュを追ってきた役人たちに誤って捕らえられてしまう。容疑が晴れたドンスはフクサモに叱られ、とばっちりを受けたウンたちからこっぴどくやられる。
■第8話あらすじ
グァンテクは訪ねて来たチョン(天)と酒を飲む。そしてそのままチョンを見送るグァンテクにフクサモは文句を言う。ウンはそのまま帰って行くチョンの後を追い、父親を殺した「空よりも高いところにいる者」とは世子ではないかと尋ねる。チョンはその通りだと答え、さらに手を下したのは剣仙かと問われても否定しない。そんな2人の様子をジンジュが見ていた。ウンは、グァンテクが父の仇と信じ込み、グァンテクを斬るために訪ねるが、そのさっきに手出しができないまますごすごと引き下がる。
ジソンの元を男が訪ねるのを見て青厳寺から帰ってきたドンスは、剣仙キム・グァンテクが訪ねて来たことを聞かされる。そしてその剣仙が以前会った薬売りだと知り驚くドンス。
グァンテクがドンスの元はやってきて、立派に成長したドンスをみて涙ぐむ。
その頃ジソンの部屋では、世子とジソンが向き合っていた。そして「ジソンと北伐之計のどちらを選ぶのか?」というジソンの答えに世子が答える。その答えを聞いたジソンは、静かにコルム(胸の紐)を解く。そしてその背中には…。
■第9話あらすじ
訓錬都監(フンリョントガム)に入ったドンスたち3人は、さっそく訓練生たちと乱闘騒ぎを起こす。3人だけがなぜ訓練を受けずに済むのかと、ホン・デジュの息子のサヘと甥のミョンジュが難癖をつけたのだ。スウンは事を丸く収めるため、本来成績が最下級の者が配属される烽火台での任務を3人に命じる。同時に、まだ教えていない号牌術を使いこなすドンスを訝しがり、剣仙グァンテクの技を数度見ただけで技を体得したドンスに驚く。
一方、ジソンを一人で青厳寺(チョンアムサ)に置いておくのは危険だと考えた世子は、ジソンをフクサモに預ける。ジソンがユ・サンドの子孫だと聞き、驚くグァンテクとフクサモ。
■見どころ
子役たちから、チ・チャンウクとユ・スンホに代わって、ドラマが本格的に動き出した。ドンスとウンのアクションも見どころだが、グァンテクとチョンの再会で、名優チョン・グァンリョルとチェ・ミンスクのカリスマ演技がまた見られるのが嬉しい。
また、「王と私」では内侍を演じたオ・マンソクが、今作では、王世子という破格の身分上昇となったが、老論の勢力に立ち向かい北伐の野望を果たそうとする悲憤の思悼世子を、凛々しくも優しくそして聡明な人物の雰囲気をうまく醸し出している。
「ペク・ドンス」は、平日の毎朝月~金8時30分から9時21分までテレビ東京にて、地上波初放送。番組サイトでは予告動画が公開されている。
「ペク・ドンス」を2倍楽しむ
テレビ東京「ペク・ドンス」番組サイト
「ペク・ドンス」日本公式サイト
■作品紹介
・制作:SBS、2011年
・話数:全29話
・出演: チ ・ チャンウク、ユ・スンホ、チョン ・ グァンリョル、チェ ・ ミンス
・演出: イ・ヒョンジク 「スタイル」「ロビイスト」、キム・ホンソン 「夜叉- ヤチャ -」
・脚本:クォン・スンギュ
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