ランドローバー、新型「レンジローバー」を発表、動画で65年の歴史とともに紹介

ランドローバーは、SUVの新型「レンジローバー(日本名: レンジローバー・ヴォーグ)の発売を発表した。
象徴的なレンジローバーの第4世代に当たる新型モデルは、40年以上に及び独創的なデザインを用いるという革新的な精神にのっとり、究極のラグジュアリーSUVを提供すべくゼロから開発された。
クリーンでエレガントなフォルムは、一目でレンジローバーだと分かる一方、アイコン的なデザイン言語を大胆に進化させた。全長5mを切ってより滑らかな流線型のデザインとなり、空気抵抗係数が0.34とこれまでで最も優れた空力特性を持ち、アクセス・モードでのルーフラインが20mm低くなった。
インテリアは、現代的ですっきりしながらも、特徴的な力強い構造形態を維持。最高級のレザーとベニアを用いて完璧に仕上げられた、極めてシンプルかつ洗練された表面がそれを際立たせる。
また、レッグルームが118mm以上拡大したことにより、後部座席のスペースが大幅に広く、より快適になっている。後部座席乗員のための究極のラグジュアリー・オプションとして、新しい2座タイプの「エグゼクティブクラス」シート・パッケージも用意される。
エンジンは、2種類のガソリンエンジン(375PSを発生する5.0L LR-V8と、510PSを発生するスーパーチャージドLR-V8)と、2種類のディーゼル・エンジン(258PSを発生する3.0 L TDV6と、339PSを発生する4.4L SDV8)を用意。これらのエンジンは、スムーズでレスポンスに優れた8速オートマチックトランスミッションと組み合わされる。
また、現行モデルのスチールボディよりも39%軽い、革命的なオールアルミニウム製モノコックボディ構造を採用しているのも特徴。シャシーとドライブライン全体における軽量化と相まって、現行モデル比で最大350kgも軽量化されている。
この軽量化により、510PSを発生するスーパーチャージドLR-V8エンジンを搭載するモデルの0-60mph加速は、現行モデルよりも0.8秒速い5.1秒。燃料消費量も、9%低減されている。
ブランドサイトでは、動画「The Journey」が公開されており、これまでの65年に及ぶブランドの進化をたどることができる。
ランドローバージャパン「レンジローバー」ブランドサイト