可愛さ余って憎さ百倍…謀略の減刑!「王女の男」第11話見どころと前回あらすじ、予告動画

2012年09月16日00時20分ドラマ
(C)KBS

前回、スンユを処刑するなら、自分も生きてはいないと自ら喉元に刀をあててスンユの命乞いをしたセリョンだった…16日(日)放送の第11話では、ダーク・スンユとして様変わりしたパク・シフの鬼気迫る演技が一番の見どころ、迫力のアクションシーンも満載なのでお楽しみに!番組サイトには、前回ダイジェストと第11話予告動画が公開されている。見逃した回のある方は、【「王女の男」を2倍楽しむ】で、全話のあらすじと見どころを紹介しているので参考にされたい。今回は第11話のあらすじ紹介だが、視聴前にあらすじを知りたくない方は、「見どころ」だけを先に読んで、「あらすじ」は視聴後にどうぞ。

父の出迎えをするセリョンの目の前で、スンユが首陽に斬りかかろうとし、捕まってしまった。取り乱すセリョンに、母は「キム・スンユは敵。忘れなさい」と言い聞かせようとする。それでもセリョンは「スンユを殺さないで」と必死に父に頼むが、首陽は、セリョンのためにもスンユの処刑を急ごうとした。そこでセリョンが自分の喉元に刀を斬りつけ、スンユの命乞いをしたのだった。さすがの首陽も娘には敵わないと見え、スンユの処刑を中止させ、江華島への流刑に減刑したのだった。

■第11話 「危機一髪」
セリョンはその夜、獄中のスンユの元へ行く。セリョンが首陽の娘だと知ったスンユは、彼女を見るなりその首を絞める。兵士に制止され手を離すが、セリョンに向かい「この手でお前とお前の父親を殺してやる」と言い放つ。その言葉にセリョンは、「生き抜いて私を殺しに来るのを待っている」と答える。
その後スンユは、シン・ミョンに義姉と姪のアガンを捜して逃がしてほしいと頼むが…。

このままではすべてが首陽の意のまま…端宗(タンジョン)王は、勇気をだして「無実の犠牲をなくすべきです。アンピョン叔父上様が、罪を犯した証拠はありません。再捜査を」と首陽に命じる。王命とあらばと一旦は承知した振りをするが、結局アンピョン大君は自害させられる。果たして首陽はどんな卑劣な方法で、実の弟にあたるアンピョン大君を自害させたのか?

王女の男セリョンは流刑地に送られるスンユをそっと見送る。だが首陽(スヤン)はスンユをも生かしておく気はなかった。
果たして流刑地に送られる船の中で何が起きるのか?

■見どころ
今回は親友3人の演技に注目しよう。まずは、ダーク・スンユに変身したパク・シフ。目をいっぱいに見開いてセリョンの首を絞める鬼気迫る演技。心を動かした相手だっただけに、まさに“可愛さ余って憎さ百倍”なのだろう。血走ったスンユの目はぞっとするほどの迫力!
続いてはミョン。親友を裏切るしかなく、想う女に毛嫌いされ、しかもその女はスンユのために死ぬ覚悟までできている。お家のためとは言え、辛すぎる我が身を酒で紛らわせるしかないソン・ジョンホの切ない演技にも釘付けだ。
そして、辛すぎる2人の演技が続くドラマの中で、唯一癒しの存在になってくれるのが、もう一人の親友で王女の夫となったジョン(イ・ミヌ扮)。没落した家門と持病を持つ母のために子母銭家(高利貸し)にも行き来していたジョン。すっかりふさぎ込んでしまった妻の気持ちを紛らわせるために、優しい気遣いをしてみせる。今のところ少々頼りないようだが、今後王と王妃を守るためにたくましく変身していくのでお見逃しなく。

「王女の男」第11話は、NHKBSプレミアムにて16日(日)夜9時から放送。予告動画と前2回のダイジェストは番組サイトで視聴できる。
「癸酉靖難」をはじめ、ドラマ視聴に役立つ歴史については、【「王女の男」を2倍楽しむ】の「(2)時代背景:ドラマと一緒に朝鮮王朝を勉強」で紹介しているのでチェックをお忘れなく。

NHKBSプレミアム「王女の男」番組サイト

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