小栗旬×長澤まさみ「岳‐ガク‐」が地上波初登場「日曜洋画劇場」予告動画-テレ朝

2012年09月22日21時10分映画

9月23日、テレビ朝日の「日曜洋画劇場」は2011年公開の「岳‐ガク‐」を放送、山岳救助をテーマに大自然と人間の葛藤を描く。2008年のマンガ大賞受賞作品である「岳 みんなの山」を原案にした映画オリジナルのストーリーを、若手人気トップクラスを誇る小栗旬と長澤まさみのコンビが織り成す。

島崎三歩(小栗旬)は北アルプスの麓で山に親しんで育つ。そんな三歩はヒマラヤをはじめ世界中の名峰を登り、高度な山岳技術と知識を得て帰国する。三歩は民間の山岳救助ボランティアとして山に携わってきた。三歩は、自らの過失で遭難した登山者に対しても厳しく責めることはなく、遭難の結果遺体で対面した時にも「よく頑張った」と声をかけるほど温厚であった。山の魅力を一人でも多くの人に知ってもらいたいという三歩の願いは、山が生きることの素晴らしさを再認識させる場所であるということを胸に掲げていた。
民間ボランティアながら、三歩の働きは長野県警北部警察署で参楽遭難救助隊の隊長を務める野田(佐々木蔵之介)も一目置いていた。しかし、ある年の春に配属されてきた新人隊員の久美(長澤まさみ)は、胸に秘めた思いを語る事なく日々の訓練を行っていた。その過程である時は遭難者を救うことが出来ず、自然の中で無力な自分に焦りと苛立ちを覚える一方で、大らか過ぎるほどの三歩に対して反感を抱く。そして冬山シーズンを迎えたある日、猛吹雪による多重遭難が発生する。そこで久美はこれまでに経験したことのない雪山の猛威を知る。絶体絶命の状況で久美は、そして三歩はどう行動するのか。
雄大な北アルプスを背景にした命の物語は、山の厳しさと同時に自然の美しさや生命の感動を与えてくれる。共にトップスターである小栗と長澤の共演に加え、佐々木蔵之介に渡部篤郎、市毛良枝、石黒賢、中越典子といった安定感のあるキャストが胸を打つ人間模様を見せてくれる。シンプルであるが故にいつまでも記憶に残る印象的な作品と言えるだろう。

「岳‐ガク‐」は23日よる9時30分から放送。予告動画は「日曜洋画劇場」公式サイトで視聴出来る。

日曜洋画劇場|テレビ朝日

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